2013年2月5日(火)
いよいよ始まった初戦。マップパターンは絶壁内部を通れるもの。ここでホンドゥさんから「4→Yに突撃するとおもしろいですよ」と大胆な発言が。さすが電撃隊の中で一番プレイしている御方。すでにテキサスコロニーでの戦い方を把握しているといった様子です。
その提案をメンバー全員が受け入れ、突撃開始! まだこのルートへの警戒が軽視されていた時期だったためか、本拠点Yの目の前まで敵と遭遇せず進軍に成功しました。防衛も薄く、真っ先に到着したホンドゥさんが本拠点への攻撃を開始します。そこにあとへ続いたメンバーと他のプレイヤーさんも加わり、一斉射撃! いきなりの強襲にジオン軍側も対応が遅れ、最終的に敵戦力ゲージのほぼ1本分を削ることに成功します。その後は防衛気味の展開になりましたが、最初のリードを保ちきり、見事地球連邦軍側が勝利しました。
▲とにかくしつこく本拠点への特攻を繰り返す電撃隊。中盤に差し掛かり、敵が油断した頃合いを見計らってさらに特攻を仕掛けます。この大胆な攻め方に、ジオン軍側も肝を冷やしたに違いないはず! |
こういった突撃作戦は別段珍しいことでもなく、普段のプレイでも指揮官の方がよく提案するものでした。ですが、なかなか足並みをそろえて進軍できず、対応に来た敵機によって撃破されて戦力ゲージが減少。その間に拠点を制圧をされてしまい、ジリ貧のまま敗北……といったパターンに終わることが多かったです。
もちろん、今回の強襲に成功したのは新マップだったこともあり、その戦場でのセオリーが確立されていなかったのも大きいと思います。ですが「グループ全員でこの行動を遂行しよう」ということを明確にするだけで、一気に戦況を有利にできる可能性を秘めた要素、それが小隊なんだと実感。普段小隊を組んでプレイされている方にとっては当たり前のことだと思われるでしょうが、ソロメインの僕としては非常に実りある一戦となりました。
1戦目を終えたところでももみさんが退室。代わりにホンドゥさんの知り合いであるKさんが助っ人として参戦してくれました。Kさんを招いての2戦目、3戦目はどちらも地上のみのマップパターン。前述の通り、この場合は本当に砲撃タイプが強力なので、ある程度のラインまで進軍した後は拠点の防衛に注力し、敵機撃破によって戦力ゲージを削っていく流れになりやすいです。
▲左の画像が2戦目、右の画像が3戦目のマップです。狭い場所での戦いになりがちなので、どちらもアグレッシブに動くにはリスクが高め。 |
今回の戦いでも指揮官は防衛寄りの指令を出したので、電撃隊もそれに従うことに……とはならず、ホンドゥさんとKさんがまたもや敵本拠点への突撃を決行しました。その結果、ホンドゥさんは途中で迎撃されるもKさんが本拠点内に侵入成功! 再び不意打ちをくらってしまったジオン軍の敵戦力ゲージはガリガリ削られ、一気に優勢に。
▲ミニマップ中、1人だけ敵軍側に映っているKさん。今でもどうやってあそこまで敵機に見つかることなく行けたのかは謎です。ちなみにこの時、小隊メンバーのうち4人がスコア6位以内に入るという奇跡的な一瞬を同時に撮影できました(笑)。 |
マップの構造上、1戦目のように継続的に本拠点へ攻撃を仕掛けることはできなかったので、すぐさま防衛態勢に。この時の戦いでは、両軍近くの拠点をめがけて砲撃を放ち、頃合いを見計らって攻めに転じて拠点制圧を図る。分が悪ければすぐ後退し防衛、といった状態が続きました。
残念ながら僕は砲撃タイプをデッキに入れていなかったので、爆撃に怯えながらの戦いになりがち。何度もアーマー値が尽きかけましたが、左上に表示されている小隊リストで状態を確認したメンバーが修理してくれ、なんとか激しい攻撃に耐えきることができました。ソロの場合はプリセットボイスで申告しないと気づいてもらえない場合も多いですが、今回のケースのように味方のピンチを察知し、優先して助けてもらえるのも小隊を組んだ時のメリットですね。あんまりアテにしすぎて無茶ばかりしていると怒られそうですけど(汗)。
▲あと1回でも被弾したら撃破される状態に陥った時、ごえ・モンさんが颯爽と駆けつけ修理してくれました。再出撃時間の長い陸戦型ガンダムに搭乗していたので、心の底から感謝。 | ▲ネームプレート上に数字が表示されることもあり、大人数が入り乱れる場所でも小隊メンバーを見つけやすいのも利点です。また、この日は活用しませんでしたが、Pキーを押せば他のメンバーが受けているタスク指示に変更できるのも便利! |
激しい攻防の末、なんとかこの回でも地球連邦軍側が勝利! 続く3戦目は、2戦目とほぼ同じ流れになり、結果はこの戦いも勝利です。今回は全3戦で終了となりましたが、参加した戦場すべてで勝つことができ、大満足の結果に。スコア順位もメンバーのうち数名が上位に食い込んだりと、電撃隊の底力が発揮されたようです。
▲今回の戦いにおいて、僕の一番よかった成績がこちら。この日は調子がよかったのか、思うように操作ができて気持ちよかったです。小隊を組んだおかげでもあるのかな?(笑) |
僕は今まで、このゲームを限りなくオフラインゲームに近い感覚で遊んでいました。というのも、1人で気楽に参戦し、最低限のコミュニケーションを取りつつサクッと数戦してその日のプレイを終えられるのが好きだったからです。でも、各自の役割分担をしっかり決め、目標とする行動を明確にし、一緒に戦場を駆けるのはオンラインゲームだらこそできる楽しみ方だなぁ、と今回の企画で実感しました。この記事を読んでくださった読者の中にも、以前の僕のように小隊を組むことをためらっていた方が少なからずいると思います。ですが、これだけは言わせてください。小隊を組んでプレイすれば、今よりもっと『機動戦士ガンダムオンライン』にハマれる、と!
(C)創通・サンライズ
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