2013年2月15日（金）

筐体デザインも一新！新たな操作体系を採用した『ロードオブヴァーミリオンIII』の全貌が明らかに

　スクウェア・エニックスが開発を進めている新作アーケードタイトル『ロードオブヴァーミリオンIII』の最新情報が、本日（2月15日）から開催中の“ジャパンアミューズメントエキスポ 2013（JAEPO）”のスペシャルステージにて発表された。

　『ロードオブヴァーミリオンIII』は、現在好評稼動中の『ロードオブヴァーミリオン Re：2』の後継タイトルとなるシリーズ最新作。今夏より稼動を開始する予定で、JAEPOの会場でもスクウェア･エニックスブースにてプレイアブル出展が行われている。

　スペシャルステージでは、柴貴正プロデューサーが登壇。これまでのシリーズの歴史を振り返りながら、これまでのカードのバリエーションが約1,000種類、累計のカード出荷枚数が約1億枚にも上ることなどを紹介した。また『ロードオブヴァーミリオン』シリーズではユーザーやオペレーターなどと積極的に交流することを目的に、さまざまなイベントに力を入れてきたという（これまでに、全国大会では約6,000人、地方イベントでは約4,000人が参加）。この方針は今後も続いていくことになるだろう。


▲『ロードオブヴァーミリオン』シリーズを統括する柴貴正プロデューサー。

　スクリーンでは、『ロードオブヴァーミリオンIII』の気になる情報を盛り込んだ最新のプロモーション映像が上映された。その内容については、浅尾祥正ディレクターと横山賢介ゲームデザイナー（『ロードオブヴァーミリオン Re：2』のゲームデザイナーでもある）から説明が行われた。


▲浅尾祥正ディレクター		▲横山賢介ゲームデザイナー

　まずゲーム筐体のデザインそのものが大幅に変更される。プレイヤーの正面には27インチの大型タッチモニターが、手元にはカードを置いて使用するプレイスクリーンが用意される。タッチモニターでは基本的な操作を、プレイスクリーンでは勝敗を大きく左右する使い魔カードに関する特殊な操作を行うことになる。

　また最大8人のプレイヤーによる熱いバトルが実現することも、新たな要素の1つだ。4人vs4人の2チームに分かれた各プレイヤーは、自チームの勝利のために戦いながらも、最終的には自分自身がナンバー1になることを目指していく。ゲーム中のさまざまな行動が撃破/死滅/破壊/制圧/妨害/防衛/勝利といったポイントに換算され、最終的な順位が決定するとのことだ。

　各ユニットが、人獣/神族/魔種/海種/不死という5つの種族に分類されるのは、これまでと同様だ。しかし『ロードオブヴァーミリオンIII』ではユニットごとに“ジョブ”という概念が新たに導入され、戦いをさらに奥深くする。3つのジョブのうち、アタッカーは移動速度が速く攻撃力が高い、マジシャンは高い威力の遠隔攻撃が可能、ディフェンダーは防御力が高いという特長をそれぞれ持っている。加えて、プレイスクリーンを使って繰り出す特殊技、スマッシュアクションで、固有の特殊効果を発揮することが可能だ。


▲3つのジョブはじゃんけんのような三すくみの関係になっている（アタッカーはマジシャンに強く、マジシャンはディフェンダーに強く、ディフェンダーはアタッカーに強い）。

　アタッカーのスマッシュアクションは、カードを前後に動かして発動するダッシュアタック。より素早く移動して敵との距離を一挙に詰めることができる。ディフェンダーは、は、カードを左右に傾けるスマッシュアクションで敵の移動速度を低下させることが可能だ。またマジシャンのスマッシュアクションは、カードを円状に動かして行う範囲攻撃となっている。移動を行うことなく範囲攻撃を続けると、有効範囲が徐々に広がっていくので、うまく活用すれば絶大な効果を発揮することができるだろう。


▲アタッカーのスマッシュアクション。


▲ディフェンダーのスマッシュアクション。


▲マジシャンのスマッシュアクション。

　またカードを置く場所によって、使い魔の特性を変化させることも可能だ。プレイスクリーンのオフェンシブゾーンにカードを置けばより攻撃的な、ディフェンシブゾーンに置けばより防御的な特性を得ることができるという。

→使い魔カードはどのように変化する!?（2ページ目へ）

データ

▼『ロードオブヴァーミリオンIII』: ■メーカー：スクウェア・エニックス; ■対応機種：AC; ■ジャンル：ETC; ■稼働日：2013年夏予定

筐体デザインも一新！ 新たな操作体系を採用した『ロード オブ ヴァーミリオンIII』の全貌が明らかに

筐体デザインも一新！新たな操作体系を採用した『ロードオブヴァーミリオンIII』の全貌が明らかに