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2013年2月21日(木)

“東京ゲームショウ2013”は会場スペースの拡大に伴い乙女ゲームコーナーやライブイベント会場などを新設――開催発表会にて明らかに

文:電撃オンライン

 本日2月21日、社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、同協会が主催する“東京ゲームショウ(TGS)2013”の開催概要を発表した。

『TGS2013』

 TGSは毎年秋に千葉・幕張メッセで開催されている世界最大規模のゲームイベント。今年の開催期間は、9月19日・20日が関係者向けのビジネスデイで、21日・22日が一般公開日となる。入場料は一般(中学生以上)当日が1,200円(税込)、一般前売は1,000円(税込)で、小学生以下は無料。

 本日開催された関係者向けの発表会では、CESA会長の鵜之澤伸氏が登壇。「ソーシャルゲームのようなカジュアルなものからPS4のようなハイエンドなものまで、ジャンル、カテゴリ、ビジネスにおいて今、ゲームは拡大している。“東京ゲームショウ2013”を皮切りに、ゲーム産業が世界に出ていけることをアピールしたい」と述べた。

『TGS2013』 『TGS2013』
▲TGSは、2010年からアジアNo.1のエンターテイメント・ショーを目指してきたと話す鵜之澤氏。今年はビジネスマッチングのさまざまなセッティングも考えているという。▲共催社である日経BP社の代表取締役社長・長田公平氏。日本のゲーム産業の発展に貢献するべく、特にアジア圏との連係を強めてサポートしていきたいとコメントした。

 今年の開催テーマは“GAMEは進化し続ける。”というもの。新たに進化したGAMEの姿をTGSを通じて世界に発信していく、期待と決意を表したものだという。開催規模目標は、来場者数20万人、出展社数200社となっており、前年度よりも拡大されていた。

『TGS2013』 『TGS2013』

 また、企業向けのBtoBの面では“世界最大級のゲームビジネスイベント”、一般来場者向けのBtoCの面では“遊びに来てよかったと満足されるイベント”といった、中期ビジョンの実現に向けた方針を掲げた。“世界最大級のゲームビジネスイベント”の具体案としては、商談数の機会増加や日本のゲーム文化圏の拡大など、アジア各国との連携を強めてビジネス機能の充実化をはかるという。

『TGS2013』 『TGS2013』
『TGS2013』 『TGS2013』

 “遊びに来てよかったと満足されるイベント”の実現においては、混雑の緩和とエンターテイメント性の高い企画を目指して、会場スペースを大幅に拡大。新たに9ホールとイベントホールを追加し、これまでの1~8ホールも出展形態が見直される。

『TGS2013』 『TGS2013』
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▲混雑が予想されるファミリーコーナーやコスプレエリアなどは9ホールに移設。ここではコスプレ関連商品を展示・販売するコスプレコーナーも新設される。▲イベントホールでは、人気ゲームや関連アニメをフィーチャーしたTGSならではの音楽ライブイベントが開催される。こちらは一般公開日のみの開催となり、別途でチケット料金が発生する。
『TGS2013』 『TGS2013』
▲1~8ホールには、サイバーゲームスアジアコーナーや乙女ゲームコーナーなどが新設される。

■東京ゲームショウ2013 開催概要
【開催期間】
・ビジネスデイ……2013年9月19日~20日 各日10:00~17:00
・一般公開日……2013年9月21日~22日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料

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