2013年3月9日（土）

【電撃乙女部】ネオロマンスゲーム最新作『下天の華』完成発表会に2人の信長が登場!?

　コーエーテクモゲームスは、本日3月9日にパシフィコ横浜・会議センターにおいて、PSP用ソフト『下天の華』の完成発表会を開催した。

　『下天の華』は、『アンジェリーク』、『遙かなる時空の中で』、『金色のコルダ』など数々の女性向けゲームを世に送り出している開発チーム“ルビーパーティ”が手掛ける、完全新作の恋愛AVG。戦国時代を舞台に、くのいちとなって織田信長や明智光秀、羽柴秀吉などの有名武将たちと、スリリングな恋と疑惑のドラマが楽しめる。

　最初に、コーテーテクモゲームスの襟川恵子取締役名誉会長からの挨拶と、本作のメインプランナー・須田真尉子さんによるゲームの紹介が行われた。襟川会長は『下天の華』を、同社の人気シリーズ『信長の野望』の30周年を記念し、女性向けゲームとして武将たちとデンジャラスなラブが楽しめる作品にしたと説明。ビジュアルやサウンドにもかなりこだわった様子で、特にオープニング曲は国際色豊かだった信長をイメージし、ジャズやボサノバの要素を取り入れたと語っていた。


▲イベントで出張している時に考えたという本作のロゴの思い出なども披露した襟川会長。		▲須田さんのゲーム紹介では、初公開となる森蘭丸のイベントシーンも見ることができた。他にも、本作の特徴となる主人公の“変化”の能力や、バトルの要素も紹介された。

　続いて壇上に、ネオロマンス応援隊としても活動しているユニット“アンフィニ”のメンバーが登場。アンフィニは、本作のエンディングテーマとイメージソングも担当しており、メンバーのSoriさんは「応援隊としていつかはネオロマの曲をやりたいなと思っていて、担当することができてとても幸せです」とコメントしていた。


▲左からG.Meeさん、Soriさん、Kanさん、ユーキさん。4人は本作で声優にも挑戦している。キャラクターのデザインは、アンフィニのメンバーそれぞれをイメージしてデザインしたとのこと。

　次にスペシャルゲストとして、本作で織田信長役を演じる松風雅也さんと森蘭丸役の島崎信長さんが登壇。松風さんは「どっちの信長から挨拶しますか？」と、島崎さんの名前をネタにした挨拶で会場を盛り上げた。

　同日にパシフィコ横浜・国立大ホールで開催されていた“ネオロマンス・アラモード5 with 下天の華”にも出演していた松風さんと島崎さん。過去にネオロマンスシリーズの『ラブφサミット』に出演していた松風さんは、久しぶりのネオロマイベントだったにもかかわらず、ファンから「おかえりー！」と声援を受けて、ネオロマファンの温かさがうれしかったとコメント。

　島崎さんは、初めてのネオロマンスのイベントで、しかも『下天の華』のキャラクターソングまで歌ったのでとても緊張していたようだった。しかし「たくさんの大先輩の役者さんとファンの皆さんに囲まれて、ネオロマの空気は居心地がいいと感じた」と語っていた。

　続いて、2人がファンから寄せられた質問に答えるコーナーが設けられた。「自分のキャラクター以外で演じてみたい武将は？」という質問に、歴史上とイメージが異なり内面が気になったキャラクターとして徳川家康を挙げた島崎さん。しかし、名前から「信長はやってみたくない？」と質問され、「同じ名前という理由だけでなく、織田信長を演じられる役者になりたい」と答えていた。

　一方、その信長を演じる松風さんは、やはり史実でも有名な人物なだけに、どんな信長がベストなのかイメージをするのにものすごく時間がかかったとのこと。何度もスタッフとイメージを相談しながら演じたそうだ。


▲「もし主人公の“変化”の術が使えたらどうする？」という質問では、松風さんに変化して信長を演じたいと答えた島崎さん。それに対して松風さんは「信長（島崎さん）に変身して信長役の信長になります！」と答えていた。

　最後に2人から、本作の発売を楽しみにしているファンに向けて「笑いや涙があり、ハッとしたりニヤニヤできたりする『下天の華』の世界にどっぷりとつかってください。蘭丸と愛し合ってもらえればうれしいです！（島崎さん）」「期待を裏切らないのですべてのキャラクターを遊び尽くしてもらいたい（松風さん）」とメッセージが贈られ、イベントは終了となった。


▲本日の登壇者。左からG.Meeさん、Soriさん、島崎さん、襟川会長、須田さん、松風さん、Kanさん、ユーキさん。


▲会場へ招かれたユーザーへのサプライズとして、松風さんと島崎さんの握手会も行われた。2人ともファンとの交流を楽しんでいた様子だった。

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