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2013年3月21日(木)

『プリキュアオールスターズ ぜんいんしゅうごう☆レッツダンス!』をレビュー! かわいいプリキュアたちとともに思う存分ダンスを楽しもう!!

文:カネキング

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■豪華なスペシャルステージに感動!

 収録曲はこれですべてになりますが、ゲームを進めていくとスペシャルステージを8ステージプレイできます。このステージは、歴代のプリキュアたちが作品の枠を超えて集まりダンスをする、まさにスペシャルなステージになっております! 『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来に届け!世界をつなぐ☆虹色の花』にあった、ごちゃ混ぜバトルパートのようなものと言えば伝わるでしょうか!

『プリキュアオールスターズ ぜんいんしゅうごう☆レッツダンス!』
▲プリキュアたちが作品の枠を超えたごちゃ混ぜチームでダンスをするボーナスステージ。新鮮な気持ちでプレイできます。

 振り付けはノーマルステージのものと同じですが、踊るプリキュアが変わると結構印象が変わります。個人的には、『イェイ!イェイ!イェイ!』を踊るキュアミューズが、涙が出るほどかわいかったですね。これは何度もリピートしてしまう! また、このプリキュアチームは一体“何つながり”なのかとあれこれ考えるのも楽しみの1つでしょう!

『プリキュアオールスターズ ぜんいんしゅうごう☆レッツダンス!』 『プリキュアオールスターズ ぜんいんしゅうごう☆レッツダンス!』
▲最後には、プリキュア全員でダンスをするものすごいステージが待っています。感動ものです……。

■もし次回作があるなら、鑑賞モードが欲しい!

 ダンスゲームということで、Wiiリモコンの反応が気になるところだと思いますが、判定はかなりゆるく調整されていると思います。が、それでも、体感ゲームの宿命なところで、「ちゃんと踊れているのに失敗になるなんて!」という部分はどうしてもあります。ですが、このゲームは別にそこまでガチガチの操作性じゃなくてもいいと思うんです。カラオケの採点だって、狙って100点をバシバシ取れるわけではありません。楽しく踊った後、オマケのような感じで、結果を見て一喜一憂する。そういうゲームだと思います。自分が踊れたと思ったら、それでいいと思うんです。

『プリキュアオールスターズ ぜんいんしゅうごう☆レッツダンス!』
▲ちなみに、TVとのラグ対策に、タイミングを調整できるオプションもあります。ボタンを押して計測すると、自動で最適なタイミングに設定してくれるという親切設計です。

 難易度は2つあり、“ふつう”ですとダンスのガイドが出るのでそれにあわせて踊ればいいのですが、“むずかしい”はなんとガイドがなくなります。これは本当に難しい。ダンスをしっかり覚えておかないと、まったくいい点数が出ません。“踊れていればいい”なんて言いましたが、この“むずかしい”はかなりやりごたえがありますので、プリキュアダンスをマスターしたという人にこそ、ぜひ挑戦していただきたいです。

 個人的には大変楽しめたのですが、もし次回作があるとするなら、いくつか要望があります。1つは、“鑑賞モードの追加”です。これは決して、僕がプリキュアたちのダンスを朝から晩まで眺め続けたいから……というわけではありません。キッズたちがダンスの練習をするのに、じっくり映像を見て覚えるモードが必要じゃないかなと思うんですよね。いや、そりゃまぁ鏡映しではないダンス映像も、ちょっとだけ見てみたいなーという気持ちはありますけどね。

 2つ目は、“プリキュアたちを自由に選択できるようにしてほしい”ということです。やっぱり、自分で選んだ好きなプリキュアで、好きな曲を踊りたいじゃないですか! 正直なところ、本作はプリキュアたちをただ眺めるだけですと、ボリューム不足な感じは否めません。しかし、仮に自由にプリキュアを組み合わせられて、そのうえ鑑賞モードまでついていたら、これだけで朝から晩までプリキュアを眺め続けることができる究極のソフトになるんですよバンダイナムコゲームスさん! 具体的に言うと、キュアミューズにすべての曲を踊ってほしいんですよ! なのでぜひともお願いします!!

 つい本音が出てしまいましたが、シンプルに考えて、『プリキュア』の曲で遊ぶリズムアクションゲームがおもしろくないはずがありません。『プリキュア』好きには強くオススメできるタイトルですので、みんなでプリキュアダンスを楽しみましょうー!

(C)ABC・東映アニメーション (C)2013 NBGI

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