2013年3月27日(水)
2試合やってみてまず思ったのは、今作が非常に“格闘ゲームっぽいTCG”だなということです。キャラクターを扱ったTCGはありますが、その多くはいろいろなキャラクターたちが入り乱れてバトルする形式です。しかしこの『閃乱カグラTCG』は、特定のキャラクターが1対1で戦うようなシステムになっていて、ちゃんと技を出し合って戦っている感じがすごくいいなと思いました。
また、バトルのシステムにも格闘ゲームっぽさが出ています。連続で攻撃する“連閃”もそうですし、今回の対戦では出せませんでしたが、バトルカードにバトルカードを重ねて、威力をアップする“重撃”や、相手を浮かせてから無防備な相手に連続で攻撃する空中連続技“飛翔”などもあります。
▲カード下にある“A”のアイコンが光っているカードでバトルに勝利すると、“飛”属性の技で追撃できます。条件がちょっと厳しいですが、破壊力は満点です! |
そして、キャラクターによって特徴がはっきり出ているのもポイントでしょう。たとえば葛城は、相手の手札や忍ゲージを捨て札にする破壊タイプだったり、雲雀は防御力が高く、試合が長引くほど攻撃力が上がるカウンタータイプだったり、柳生はデッキをドローしつつ手数で勝負するタイプだったり。中でも大道寺先輩は、レベル1でしか戦えない代わりに、素の能力が高いという、ピーキーな性能になっているので、ぜひデッキを回してみたいところです。
▲キャラクターごとに戦略があります。相手の山札を0にしても勝利できるので、いわゆるライブラリーアウト系のデッキも作れるかもしれませんね。 |
1試合が大体10~15分程度で終わるので、すぐ次の試合を楽しめるのも魅力的ですね。テンポが非常にいいので、サクサク遊べます。
というわけで、おっぱいを堪能しようと思って遊びに行ったら、予想以上におもしろいTCGで、メチャクチャ楽しんできましたよという結果になりました!
そして最後にもう1つ驚いたのが、“スターター”という初心者向けの構築済みデッキに、“薄い本”が付いてくるというもの。この“薄い本”には、本作のルールの他に、カードのイラストが収録されているのです! 作りもしっかりしていまして、ビジュアルブックとして1冊手元に置いておきたくなること請け合いです。
▲冊子のデキはかなりしっかりしています。ルールと一緒にイラストがかなり大きく掲載されているので、ファンなら持っていて損はないかと。収録枚数も多めですよ。 |
描き下ろしのイラストも収録されているので、TCGファンも『閃乱カグラ』ファンも、ぜひスターターをお1つ買っておくことをオススメします! あとはブースターパックにも、半蔵学院メンバーの声を担当した声優さん5名と、キャラクターデザインを手掛ける八重樫先生の箔押しサイン入りカードがランダム封入されているそうなので、こちらも要チェックです。
それでは最後に、開発スタッフによる対戦動画を今回も収録してきましたので、ぜひご覧ください。また、スターターになぜ薄い本が? といった疑問などをぶつけたインタビューも掲載中。こちらには読者プレゼントもご用意していますので、ぜひぜひお楽しみに!
▲対戦は、平川Pと、広報キャラクターであるアンリミテッド西窪さんに行ってもらいました。 | ▲サングラスに自分の手札が映り、相手に手の内が丸見えという豪快な男・アンリミテッド西窪。次のインタビュー記事にも登場しますので、お楽しみに。 |
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