2013年4月15日(月)
松下:新しいビールも到着しましたし、そろそろゲームのことについていろいろ聞いちゃいますよ。そもそも『DOD1』って、ヨコオさんがスクウェア・エニックスさんに持ち込まれた企画だったんですか?
ヨコオ:いや、違いますね。詳しくはコレに書いてあるんで、目をとおしてもらえれば……(と言って、プリントアウトしてきた紙を全員に手渡す)。
一同:???
ヨコオ:僕のカンペです。
松下:で、出た……。事前にお送りしておいた質問案に、全部答えが書き込まれているヨコオさん必殺のカンペや……。
ヨコオ:コレさえ渡しておけば、あとはみんなで楽しく飲み食いしても平気なわけでしょ? 答えはそこに書いておきましたから。
松下:それじゃあ今回の企画自体が終わっちゃう(笑)。
ヨコオ:だって、僕の中で今日は、『DOD』のことより何より、野村さんと佐々木さんの……つまりは電撃とスクエニの癒着について、完全暴露大会な飲み会なので。はたしてどんなバックマージンがあるのか! ってのがテーマですから。
野村:いやいや、バックマージンはないですね~(苦笑)。
佐々木:言ってる意味がわからない。長い付き合いなので、よく飲みにはいきますけど。あんまり否定すると逆に怪しく思われそうで嫌だな(笑)。
ヨコオ:いやいや、絶対にオトナなバックマージンがあるはず。
野村:オトナって……。そりゃまあ、たまには●ー●●バーに行きますかぐらいのことはありますが、仕事とは一切関係のない、あくまでも個人的な付き合いの話ですね。
ヨコオ:やっぱり!! 今のところは絶対カットするのやめましょう。絶対載せてくださいよ。じゃないと僕、もう何も話しません。
野村:「やっぱり」じゃないし(苦笑)。
松下:ヨコオさん、子どもですか(笑)。ちなみに、そういったオトナなお店にヨコオさんは行かないんですか?
ヨコオ:行かないですねぇ。そういえば昔、“パン●ッシ●”っていうパンツが見られるお店に、とある人に連れられて飲みに行ったんですけど、僕、知らない女の人と話すのがすごく苦手で。女の子から「あれやらない?」「これいらない?」って言われたら断るに断れなくて、言われるがままにやってたら、スゴい金額になってたっていう呪われた過去が……。
松下:気をつかっちゃうんですかねぇ。
ヨコオ:緊張するし、お金はかかるしで、みんな大変になるだけですよ。だから今回みたいな飲み会のほうが、僕はお酒が楽しくてすごくうれしいです。
野村:よい話!
ヨコオ:少し話を戻して、スクエニさんといえば、僕はいろいろな方とお仕事をさせていただいているんですが、最近こばしゅうさん(※)にすごい清々しい笑顔で絡まれたんですよね。「最近どうよ~」って感じで、いかにも業界人っぽいノリといいますか。
※こばしゅうさん:スクウェア・エニックスの宣伝部所属の小林秀一氏。かつて『DOD1』、『ニーア』の宣伝を担当していた。
野村:なんか……すごく想像できる(笑)。
ヨコオ:『ニーア』の時は、苦虫を噛み潰したような顔をずっとしてたのに。今回はすごく爽やかな笑顔で僕に接してくるんですよ。
佐々木:そりゃあまあ、今回は自分のプロジェクトじゃないからある意味当然ですよね。
松下:どうなんですか、開発的にはだいぶ進んでいるんですか?
ヨコオ:某誌さんに“開発状況:60%”とか書いてあったと思うんですよ。この数字、嘘偽りなくほんとに60%ぐらいしかなくて。
松下:それなら別にいいんじゃないですか?
ヨコオ:いや、ああいうのって、普通はちょっと数字を盛るじゃないですか。実はもう80%できているけど、ここは60%と言っておこう……みたいな。『DOD3』はまったく盛ってないですね。
松下:それは佐々木さんにとって胃が痛い話ですね。
佐々木:いや大丈夫です。全然心配してないですから。もうぜんっぜん、ね?
ヨコオ:僕は心配しています。
![]() |
---|
▲ちなみにこちらがウワサのカンペである。黒文字の質問に対し、『DOD』シリーズを象徴する“紅”の文字でヨコオ氏が回答してくれている。 |
→すべての答えはカンペにあり!?
『DOD』がファンを惹きつけるその理由(4ページ目へ)
(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
Character Design : Kimihiko Fujisaka.
(C)2003 cavia/SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
(C)2005 cavia/SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
(C)2010 SQUARE ENIX Co.,Ltd. All Rights Reserved. Developed by cavia Inc.
データ