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2013年4月18日(木)

美少女ゲーム好きこそ遊ぶべき! 『バイオショック インフィニット』のヒロイン・エリザベスがかわいすぎるのでレビューしてみた

文:ophion

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 塔の内部はロックのかかった扉が多く、いかに厳重にエリザベスを監禁しているかがうかがえます。僕の中の“カムストック許せんパワー”も自然と上がっていきます。そんな中、1つのスイッチを押すと、透明な壁の向こうに美少女の姿が! 彼女こそエリザベスに違いない!! しかし、彼女はこちらに気づくことなく1人で歌ったり踊ったりを繰り返しています。はぁ、かわいい……

『バイオショック インフィニット』
▲実は、エリザベスを観察しているといろいろな発見があります。よくありがちな“自分の後ろを付いてくるだけのAI”とは違うので、プレイする際はそんなところにも注目してほしいです。

 どうやらこの壁はマジックミラーか監視カメラのようになっている様子。試しにピストルで壁を撃ったりもしましたが、彼女がこちらに気付く様子はありません。このマジックミラー(?)は他にも何カ所かありましたが、いずれも同じようにエリザベスはこちらに気付きません。

 そんなエリザベスですが、とにかく仕草が魅力的。ただ歌って踊っているだけなのですが、年ごろの女の子らしい愛らしさと時折見せる大人びた表情がいいギャップになって心惹かれました。誰も見ていないと思って自由に踊る彼女をニヤニヤしながら眺めるのはちょっとイケナイことをしている気分。のぞきにも通じるものがあってちょっとドキドキでした。……ちょっとだけ“カムストック許せんパワー”が下がったことを実感しましたが、ゲームを進めていきましょう。

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▲無邪気に歌って踊る様子は、年ごろの女の子らしい魅力にあふれていました。

 無邪気に動く彼女をいつまでも見ていたいのはやまやまでしたが、それでは話が進みません。後ろ髪を引かれながらも彼女がいるはずの部屋を目指して探索再開。しかし、いくらも進まないうちに床が崩落してしまいました。これで探索のし直しかと思いましたが、落ちた先はさっきまで壁越しに見ていたエリザベスの部屋。しかも目の前にはエリザベス本人もいるじゃありませんか。これが運命ってやつですね!

 さっそく手を差し伸べて救出か……と思った矢先、エリザベスから本でなぐられるブッカー。ごほうびですね! もとい、彼女から見たら不審者以外の何者でもないので仕方ないかも知れません。

■塔からの脱出! そしてプチデート!?■

 説得の末、誤解を解くことはできましたが、直後崩れ始める塔。急いでエリザベスを連れて脱出しなければ……って先に1人で逃げ始めてる!? ま、待って~(泣)。でも、さっきのあわてようから一気に冷静になる、その切り替えの速さも魅力的だったり……。

 彼女に追いついたものの、崩れかけた塔には地上へ通じる道はすでに残されていません。最終手段として空中に張り巡らされているスカイラインと呼ばれるレールにスカイフックを引っかけて脱出することに。

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▲転落したエリザベスを空中でキャッチ! 僕がエリザベスだったらホレますね! そのままスカイラインへ直行です。

 アクション映画さながらの、息をのむようなシーンを経て、なんとか塔を出ることはできました。しかし、2人そろって海にダ~イブ! ブッカーはそのまま気絶してしまいます。

気が付くとそこはお祭り中のビーチ。かたわらには心配そうにエリザベスがブッカーの手を握っています。これは早くもほれられたかな? それとも、スカイラインでの脱出にともなう吊り橋効果? などと期待しましたが、そうでもない様子。……僕とエリザベスの冒険は始まったばかりですからね。まぁいいでしょう。

 当のエリザベスはと言うとビーチで踊ったり、ブッカーにブローチをねだったりと、"塔の外の世界”を満喫している様子。そんなちょっとしたデートを通じて、エリザベスとの心の距離が縮まったような気がしました。

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▲自分以外の人と触れ合うエリザベスの表情は、初めて見る心の底からの笑顔かもしれません。
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▲こちらはブッカーにブローチをねだるシーン。本当に表情がころころ変わる女の子です。

 しかし楽しい時は長くは続かないもので、再び逃亡と戦いの日々が戻ってきてしまいます……。そんな逃走劇の中で気になったのが、危険を感じたブッカーがエリザベスに向かって「くっついていろ」と言ったシーン。このセリフにエリザベスは「わかったわ、Mr.デュイット」と返すのですが、堅苦しさを感じたのか主人公は「ブッカーでいい」と名前で呼ぶよう求めます。直後「なら……そうするわ……ブッカー」と1度はブッカーと呼んでくれるのですが、その呼び方に含まれた恥じらいがヤバい!! 沢城みゆきさんバンザイ!! しかも、その後のシーンでの呼び方は「Mr.デュイット」のまま。まだ名前で呼ぶのには照れがあるようですね。いつかは「ブッカー」「エリザベス」と名前で呼び合う仲になるのでしょうか!? いや、この「Mr.デュイット」という呼び方も、エリザベスの恥じらいゆえのものだと思うと、もんのすごくかわいいんですけどね。

■エリザベスの魅力はイベントだけじゃない!■

 さて、ここまではシナリオ上でのエリザベスの魅力を紹介してきましたが、彼女は探索面でもブッカーの手助けをしてくれる、とてもいい女の子です。特に、コロンビアに誘拐されてからは本ばかりを読んでいたということもあって、その知識はかなりのもの。本だけで知識を知っていた女の子が苦労しながら現実を知っていくというのも、とてもいいシチュエーションですしね!

 コロンビアの歴史や地理をブッカーに教えてくれるだけでなく、ロックピックさえあればピッキングによるカギ開けまでこなしてくれます。「そ、それは犯罪だよう……」と突っ込みたくもなりますが、巨大な錠前をいとも簡単に開錠するエリザベスもまた魅力的なのでよしとしましょう。これがギャップ萌えというやつに違いありません。たぶん。

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▲ブッカーでは手の出せない錠前も、エリザベスの手にかかれば瞬殺! これも彼女が監禁されていた理由!?

 さらに戦闘中もエリザベスは弾薬やライフ回復アイテムを投げ渡す形でこちらをサポートしてくれます。どんな激しい戦闘の最中でもブッカーのことを考えて行動してくれる姿はまるで世話女房のよう……。世間知らずなお嬢様だけど知識は豊富、銃弾をものともしない強いハート。どんどん彼女の魅力が明らかになっていきます。

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▲エリザベスは自分の身を守りながらこちらをサポートしてくれるので、彼女を守りながら戦うため不利になるといったことはありません。むしろ1人で戦うよりもサポートがある分有利です。

 とにかく気が利くエリザベスの援護を受けながら逃避行を続けていた最中、2人はある建物にたどり着きます。そこはいかにしてコロンビアが今のような状態になったのかをつづったパビリオンなのですが、そこでエリザベスの生い立ちに関する驚愕の真実が……!

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 ……というところで、今回のプレイレビューはおしまいです。本作はエリザベスの魅力もさることながら、探索もできるFPSとしての完成度もバツグン。少しでもひかれる部分があれば、ぜひプレイしてみてください。そして願わくば、1人でも多くの人がエリザベス萌えに目覚めますように。

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