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2013年4月10日(水)

ナスネのシステムソフトウェアが近日バージョン1.71へ――PS Vitaのデータバックアップが可能に

文:電撃オンライン

 SCEは、ネットワークレコーダー“nasne(ナスネ)”のシステムソフトウェア・バージョン1.71を、近日中に提供開始すると発表した。

※以下、メーカー様からの情報をもとに記事を掲載しております。

 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)は、日本国内に向けて近日中に、「nasne(ナスネ)」システムソフトウェア バージョン1.71を提供する予定です。※1

 本アップデートによりユーザーの皆様は、PlayStationRVita(PS Vita)の「コンテンツ管理」機能を利用して、PS Vitaに保存された各種データをワイヤレスLAN経由で“ナスネ”のハードディスク(HDD)へコピー、バックアップまたはリストア(復元)することが可能になります。その他、“ナスネ”と家庭内ネットワーク上にある各種DLNA対応機器との互換性向上を図るとともに、システムソフトウェアの安定性向上など機能改善も行います。※2 ※3

“nasne(ナスネ)”
“nasne(ナスネ)”

 なお、オンラインアップデートの実施日については確定次第、“ナスネ”オフィシャルサイトにてご案内いたします。SCEJAは、“ナスネ”とPlayStationプラットフォームをはじめとした様々な機器やサービスとの連携を通じて、新たなエンタテインメントの世界の拡大を強力に推進してまいります。

※1 “ナスネ”のアップデートを行うためには、ブロードバンドインターネット環境が必要です。
※2 PS Vitaと“ナスネ”が同一ホームネットワークに接続している必要があります。(PS VitaはWi-Fi接続、“ナスネ”は有線接続)
※3 PS Vitaのシステムソフトウェア バージョン2.10以降が必要です。

■“ナスネ”システムソフトウェアアップデート バージョン1.71で追加される主な機能

・コンテンツのコピー機能
 PS Vita専用のメモリーカード内に保存されたアプリケーション、ゲームのセーブデータ、画像、音楽、ビデオの各種データを“ナスネ”のHDDにコピーすることができます。コピーされた画像、音楽、ビデオの各種コンテンツは、“ナスネ”の共有フォルダー「share1」の中にある「PHOTO」「MUSIC」「VIDEO」の各フォルダーへそれぞれ保存され、ユーザーの皆様はPS Vitaに加えてパソコンなどのDLNA対応機器から“ナスネ”にアクセスし、これらのフォルダーに保存されているコンテンツをお楽しみいただくことが可能になります。

●対象データ:アプリケーション/ゲームのセーブデータ/画像/音楽/ビデオ
※転送対象のファイルは、個別選択も、複数一括選択も可能です。
※著作権保護されたコンテンツは、コピーできません。
※アプリケーションや、セーブデータに関しては、PS Vitaの「コンテンツ管理」か「nasne HOME」からアクセスできます。

・バックアップ機能
 PS Vita本体および専用のメモリーカードに保存されたデータを“ナスネ”のHDDに一括してバックアップすることができます。ユーザーの皆様はブラウザーのブックマーク、システム言語の設定などPS Vita本体に保存されたシステムデータ、およびPS Vita専用のメモリーカード内に保存された各種データを誤って消去した場合でも、“ナスネ”のHDDにバックアップされたファイルをPS Vitaに転送し、リストア(復元)することができます。

●対象データ:PS Vitaに保存されているデータ(システムデータ/アプリケーション/セーブデータ/画像/音楽/ビデオ)
※バックアップファイルはオンラインIDごとに保存されます。1台の“ナスネ”に複数のPS Vitaのバックアップファイルを保存することも可能です。
※バックアップファイルは、オンラインIDごとに、最大10個まで保存可能です。
※トロフィーや著作権保護されたコンテンツは、バックアップできません。
※“ナスネ”に保存したPS Vitaのバックアップファイルは、PS Vitaの「コンテンツ管理」か「nasne HOME」から削除することもできます。

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