2013年5月1日(水)
どうも、電撃オンラインのそみんです。昨年11月から今年の2月にかけて行った、ファン投票で2012年のベストゲームを選ぶ電撃オンラインアワード2012。そのコンシューマゲーム部門でトップに輝いた『ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー』のお祝いに、スクウェア・エニックスへ行ってきました。先日、きっしーさんが記事でお届けしたように、お土産は特製のイラストケーキでした。
はたして、本作の開発スタッフであるプロデューサーの浅野智也さん(スクウェア・エニックス)、アシスタントプロデューサーの高橋真志さん(スクウェア・エニックス)、ディレクターの中原顕介さん(シリコンスタジオ)に喜んでいただけるのでしょうか?
▲2012年10月11日に発売された『ブレイブリーデフォルト』は、“光と影の大地”ことルクセンダルクと呼ばれる異世界を舞台にする3DSRPG。シナリオは5pb.の林直孝さん、音楽はLinked HorizonのRevoさん、キャラクターデザインは吉田明彦さんと、豪華スタッフが集結している。 |
ケーキを渡す場面をお伝えする前に、まずは前振りと言いますか、電撃オンラインアワード2012の3部門でベスト10に輝いたタイトルを紹介します。
●モバイルゲーム部門 |
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▲※投票期間:2012年11月1日~2013年2月28日 |
●PCゲーム部門 |
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▲※投票期間:2012年11月1日~2013年2月28日 |
●コンシューマゲーム部門 |
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▲※投票期間:2012年11月1日~2013年2月28日 |
てなわけで、記念ケーキを持ってスクウェア・エニックスさんにお邪魔しました私(そみん)と、『ブレイブリーデフォルト』にマジボレしたごえモン(3DS版のファンで、 PC『ブレイブリーデフォルト プレイングブレージュ』もプレイした猛者) 。
ちなみにケーキのことは、開発スタッフには伏せていました。単に「電撃アワード2012のコンシューマゲーム部門の1位を受賞した記念として取材にうかがう」とだけお話していた形です。こういうプレゼントって、やっぱりサプライズが大事じゃないですか!
少し春めいてきた時期でもあって、移動中にケーキが溶けないかとか、どこかにぶつけて台なしになってしまわないかとか、ドキドキしながらも、無事スクウェア・エニックスさんの会社に到着したのですが……なかなか開発スタッフのお三方(特に浅野プロデューサー)がそろわない!? 保冷剤的なものがあるとはいえ、あまり遅いとケーキが溶けちゃうー。
まあ、遅刻しないようにと約束の時間よりも早めに到着してしまったせいなんですが、おそらく浅野さん的には普通の取材だと思っていたから、そこまで急いでいなかったんだと思います。まさか、ケーキのタイムリミットがあるとは予想していなかったことでしょう(笑)。
そうこうしているうちに、浅野さんが到着。電撃オンラインアワードの説明や受賞に関するお祝いの言葉を述べてから、ケーキが入った箱をお渡しすることに。焦りすぎて、包装ビニールを解かずに渡しそうになって、スクウェア・エニックスの宣伝部の佐々木隆太郎さんに「落ち着いて!」と諭されたのが、恥ずかしかったです。
▲左から浅野プロデューサー、中原ディレクター、そみん。余談ですが、取材を行った会議室は『スペースインベーダー』のデザインがされた部屋でした。 |
そみん:受賞おめでとうございます! こちら、えーと、受賞の記念にお持ちしました。
浅野:ありがとうございます! 箱入りって、なんでしょうね。
中原:なんだか、ちょっとひんやりしますね。写真に写るように、もっとかたむけましょうか?
そみん:(中のケーキがかたむいちゃうう!)え、えと、あの、かたむけない形でお願いします。ウィス。
高橋:あれ、箱にお店の名前が? もしかして、この中身って食べ物……。
そみん:(やばいやばいバレル!)あ、ごえモンさん、急いで写真撮影を!
ごえモン:はーい。じゃあ、いきます……そみんさんの表情が硬いんで、もう1枚いきまーす。
そみん:(それどころじゃないんだよ! 早く箱を開けないと、溶けちゃうしバレるし、ヤバイ!)に、にこにこにー。
佐々木:こういう記念品贈呈って、むさくるしいそみんさんじゃなくて、もっとキレイどころの女性のほうが見栄えがしたと思うんだよね。
そみん:あすっ、ほっす(あっ、すいません。本当にすいません)。
※ここまで、9割以上がノンフィクション。
大したハプニングではなかったものの、ちょっとでも想定外のことが起こるとパニックになるのが私の性格。とはいえ、なんとか撮影を終えて、箱を開けてケーキとご対面!
▲中原さんと手が触れあいながら、共同作業で箱をオープン。そして、イラストケーキの登場です! |
浅野:うわっ! すごい! これ、わざわざ作っていただいたんですか?
ごえモン:はい。受賞記念ということで、より思い出に残るものがいいかと思いまして、ケーキの形でお持ちしました。
高橋:ティズやアニエスがキレイに印刷されてますね。
中原:驚きました。これって、もちろん食べられるんですよね?
ごえモン:もちろん、食べられますよ。イラストの部分はホワイトチョコレートがベースになっています。
高橋:デザインとか、大変だったんじゃないですか?
そみん:あ、はい。いろいろ考えて、チョコが白いのでそれを生かそうとか、あまり細かくデザインして吉田明彦さんのイラストがつぶれるのはさけたいなとか、いろいろ考えました。
ごえモン:ちゃんとそみんさんがデザイナーと打ち合わせまでして、デザインを考えていました。
浅野:本当にありがとうございます! これ、携帯で写真を撮ってもいいですよね?
中原:じゃあ、僕も撮らせてもらいますね。
高橋:あとで、開発スタッフのみんなでおいしくいただきたいと思います。
▲途中、ヒヤヒヤした瞬間もありましたが、開発スタッフの皆さんに喜んでいただけて、本当によかったです! |
この後、ケーキは冷蔵庫にしまっていただき、『ブレイブリーデフォルト』についてロングインタビューを行いました。発売から半年以上が経った今だからこそ語れる開発裏話を中心に、いろいろなお話をたっぷりと聞いてきましたので、記事になるまで、もう少々お待ちください。脇道や雑談を含めて6時間近くもお話をうかがったので、ちょっと長くなってしまうかもしれませんが……。
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MAIN CHARACTER DESIGN:Akihiko Yoshida.
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