『ソードアート・オンライン』デッキ構築型カードゲームのルール紹介＆プレイレポをお届け！ 仲間と協力してアインクラッド最上層を目指せ!!

文：さくたろう

■他のプレイヤーと呼吸（？）を合わせながら進むのが重要

　ゲームの流れは先に説明したとおりですが、本作には1つ決まりごとがあります。それは、手札の情報はあくまでも自分だけの情報であるということ。他のプレイヤーとパーティを組んでいるとはいえ、手の内のすべてを明かすことはできないのです。ただし、直接の答えとならないようなヒントなら言うことは可能です。

　例えば「Aは今●●のカード持ってる？　持ってるならあのモンスター倒せるんだけど……」な聞き方は直接的すぎてNGですが、「Aは今イケそうな感じ？」とちょっとふんわりした質問だったり、「かなり調子いいからガンガン攻めよう！」とか、「ちょっと調子悪そうなんでパスしたいかも……」みたいに雰囲気で答えるのはOK、ということです。

■“スイッチ”をつなげて戦う、原作さながらの連携攻撃が戦闘のポイント！

　ここでは戦闘フェイズについて説明していきましょう。探索フェイズで探索したフィールドでモンスターと遭遇した場合、戦闘フェイズへと移行します。この戦闘に参加するプレイヤーは、同一のフィールドを探索しているプレイヤーのみですので、他のフィールドを探索していたり、探索自体を行わなかったりしたプレイヤーは、この戦闘には参加できません。

　戦闘は親（戦闘に親が参加していない場合は、親に近いプレイヤー）から行動していきます。ただし、モンスターはプレイヤーが行動するたびに、行動したプレイヤーへ反撃を行うので要注意。こっちが殴れば相手も殴り返してくる、戦闘の基本はそんなイメージですね。手番となったプレイヤーは手札から“リーバー”などのカードを出すことで、アバターの攻撃力（武器を装備していた場合は武器の攻撃力も加算）分のダメージを与えることができます。また、手札にあるキャラクターカードを出すことで、そのキャラクターに攻撃してもらうということも可能です。

▲プレイヤーが攻撃するための基本となるカード。アニメではクラインが最初に覚えた《ソードスキル》ですね。		▲キャラクターカードは強力なカードが多く、かなり頼りになります。

　行動するたびに敵から攻撃を受けてしまうため、戦闘では“スイッチ”という要素が重要になってきます。“スイッチ”とは、“自分の攻撃に対して他のプレイヤーが続けざまに攻撃を行い、敵に攻撃させない連携技（正確には若干違いますが……）”のこと。原作でもキリトとアスナがやっていたのが印象的な攻撃方法ですね。

　ゲームでは、プレイヤーAの攻撃後、次の行動順であるプレイヤーBが手札から“スイッチ”のカードを出すことで、モンスターのプレイヤーAの攻撃をキャンセルして、プレイヤーBがモンスターへ攻撃することが可能です。もちろん次の順番であるプレイヤーCも“スイッチ”を使えば、さらにダメージを受けずに攻撃できます。ただし、プレイヤーBの“スイッチ”に対してプレイヤーCが“スイッチ”を出せなかった場合はそこで連携が終了し、モンスターはプレイヤーBへ攻撃を行うことに。

▲“スイッチ”単体のカードの他、“スイッチ”の能力を持つキャラクターカードもあります。

▲敵となるモンスターの種類はさまざま。フィールドによって登場するモンスターは異なりますが、中にはかなりレアなモンスターが出現することも……。

　こうして攻撃を繰り返し、敵のHPを0にすれば勝利となりますが、先にプレイヤーのHPが0になった場合は、そのプレイヤーは死亡となりゲームから除外されてしまいます。危ないと思った時は、アイテムを使って回復したり、戦闘から逃げるといった手段も重要になります。ちなみに逃走すると無条件で敵から攻撃を受けることになりますが、ここにも“スイッチ”を挟むことが可能だったりします。

　いかにして“スイッチ”を利用してダメージを受けずに攻撃していくのか。これが本作のポイントになるのは間違いありませんね。

▲ボスモンスターは特定のフィールドで出現。かなり手強いので、万全の準備を整えてから挑みたい！

　どのフィールドが登場するかは基本的にランダム（最後の階層だけはゲームの後半に出現）なので、上層から下層へ移動することもありますが、キャラクターデッキが尽きる前に最後の階層を突破するとゲームクリアです。最後の敵というと、もちろんあのキャラクターなわけですが……。

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(C)川原礫／アスキー・メディアワークス／SAO Project
※写真内の商品は開発中のもの。

データ

関連サイト

• 『カードコンプリートセット ソードアート・オンライン アインクラッド攻略編』公式サイト
• 電撃カードゲーム