ガチンコ系バッティングゲーム『グレイトスラッガー』で伝説の投手を打ち崩せ！ 開発者インタビュー＆サインボールの読プレをお届け!!

文：まり蔵

▲スポーツは観戦専門の尾高もえみちゃんが、直球インタビュー！		▲迎え打つ打者は、『グレイトスラッガー』プロデューサー・野澤正之氏。

もえみ：『グレイトスラッガー』はどのようなゲームですか？

野澤氏：簡単に言いますと、ピッチャーと駆け引きがあるホームラン競争の野球ゲームです。バッティングゲームというと投手が投げた球をタイミングよく打ち返すものが多いですが、そこを違ったものにしたいと思って本作を開発しました。

　こだわった点は、一般的な野球ゲームはキャッチャー視点でプレイしますが、本作ではTV中継のようにピッチャーの後ろにカメラを置いているところです。それによってストライクゾーンや変化球が見えやすくなっています。また、キャラクターのモーションにもこだわっていまして、投球フォームを18種類、打撃フォームを18種類用意しました。これらはアイテムになっていて、“世界のホームラン王”のフォームなどいろいろと用意されています。

もえみ：プレイヤーが操作するのはバッターですか？

野澤氏：そうです。ただ、どうしても打つだけになると上手い下手の差が出てきてしまうので、そこをアイテムでフォローできるようにしています。例えばガチャで“よく飛ぶバット”を入手して装備すると、試合でよく打てるようになるという具合です。

　実は、逆にピッチャー側を操作するゲームも開発中です。ゆくゆくは1つにつなげちゃおうなんて案も出ていますが、それはまたいずれご紹介します（笑）。

もえみ：ターゲット層はやっぱり野球が好きな方ですか？

野澤氏：まず第1が、野球好きの方です。先ほども言ったように、懐かしい選手のフォームが用意されているので年齢層は高めにしています。私がプロデュースするゲームは、ターゲット層を“自分”としているんですよ。歳をとってくるとゲームをプレイする機会が減ってきますので、こういうわかりやすいゲームで年配の方にも遊んでいただきたいですね。

もえみ：具体的にどのような遊び方ができるのでしょうか。

野澤氏：ゲーム中では投球数が10球と決まっているんですが、その限られた中で“ヒットやホームランを指定数打つ”、“ホームランを連続で○本打つ”といったお題が用意されています。投球数はホームランを打てば減りませんが、空振りやファールではもちろん、ヒットでも減ってしまいます。

　社内ではすでに「こんなのできないよ！」という声が上がっているお題もありますが、そこはアイテムを駆使していただければと。あとはプレイを続けるとキャラクターのレベルが上がって打てる範囲が徐々に広がっていきますので、無課金の人でも頑張ればだんだんと打ちやすくなりますよ。

もえみ：飛距離を競う要素もあるのでしょうか？

野澤氏：あります。本作のもう1つの売りとしてゲーム内にランキングが設けられていて、飛距離だけでなく、ホームランを打った時に得られるポイントや本塁打数を競い合うことができます。また、累計プレイ回数のランキングも用意されていますので、プレイがあまり得意でない人も上位を狙えるようになっています。ランキング上位者には景品アイテムがもらえるので、それを装備してさらに上の記録を目指していただければと思います。

▲『グレイトスラッガー』をプレイするもえみちゃん。慣れるまではちょっと苦戦した模様。

もえみ：装備は外見も変わるのでしょうか？

野澤氏：変わります。装備品はバットの他にユニフォーム、リストバンド、グローブなどがあって、それらを装備するとステータスが上がります。打撃フォームも種類によって打ちやすくなったり、逆に打ちにくくなったりもします（笑）。ちなみにフォームの名称は、“振り子打法”や“一本足打法”といった感じになっています。

もえみ：野球ファンにはたまらないですね～！

野澤氏：野球ファンの人がくすっと笑えるものも用意してありますよ。

もえみ：オシャレなデザインのユニフォームも出てきたりしますか？

野澤氏：そういうものも用意しています。ユニフォームは20種類ほど用意していて、ランキング報酬でしかもらえないユニフォームもあります。

もえみ：私の中でリイカさんのゲーム＝シュールなイメージがあるのですが、本作でバットはちゃんとバットの形をしているのでしょうか？

野澤氏：あはははは（笑）。画面サイズの関係でプレイ中に見た目の変化はないのですが、アイテム選択画面で見るとそれぞれのバッドがちゃんと違った形状になっていますよ。

　内容については、社内の一部から「ちょっと真面目すぎでは？」なんて言われています（笑）。他社のタイトルではガタイのいいキャラクターがガツンとホームランを打つ爽快感のあるものが多いですが、この作品はリアル志向で作って野球ファンの人に提供したいという思いが強いですね。

もえみ：なるほど。ゲーム中のスタジアムにある看板には、現実と同様にいろいろな広告が出たりするのでしょうか？

野澤氏：今は自社の広告が出ていますが、いつでも差し替えがきくようになっています。今後、いろいろなメーカーさんの広告を表示させたいですね。そこからそのメーカーの公式サイトへ飛んだりはできませんが、ホームランを打った時は看板のところにスクロールするようになっています。

→次のページでは、電撃オンライン読者にプレゼントが！（3ページ目へ）

(C)liica

データ

関連サイト

• リイカ
• 電撃オンライン内リイカ特集ページ