『BEYOND：Two Souls』が目指す新たな感情体験――“トライベッカ映画祭2013”でのダイジェスト動画が公開

文：キャナ☆メン

▲デヴィッド・ケージ氏（左）とエレン・ペイジさん（右）。

　SCEは、10月発売予定のPS3用ソフト『BEYOND：Two Souls』について、新たな動画を公開した。

　本作は、不思議な能力を持つ女性“ジョディ・ホームズ”と、彼女だけがコンタクトできる霊体“エイデン”との数奇な運命をたどるサイコスリラーADV。登場人物は、エレン・ペイジやウィレム・デフォーといったハリウッド俳優たちが演じている。独特のストーリーや世界観だけでなく、彼らの細かな演技が再現されたグラフィックにも注目だ。

　公開された動画は、アメリカのニューヨークで開催された“トライベッカ映画祭2013”の模様を収めたダイジェストトレーラーとなる。映像からは、会場の雰囲気や、モーションキャプチャーの収録風景を交えたトークセッションの様子、ゲーム画面などを見ることが可能だ。

　また、本作のディレクターであるデヴィッド・ケージ氏は、映像中で「長年、映画とゲームの橋渡しとなるように頑張ってきた」と述べている。『BEYOND：Two Souls』は、ゲームのインタラクティブ性と映画のような表現手法を融合させた、新たな感情体験を目指した作品になるという。

■『BEYOND：Two Souls』“トライベッカ映画祭2013”ダイジェストトレーラー

▲“トライベッカ映画祭2013”でのトークセッションの様子。ケージ氏の他、主演を務めるアカデミー賞ノミネート女優のエレン・ペイジさんも駆けつけた。

▲トークセッションでは、モーションキャプチャー時の苦労話なども飛び出す。プレイヤーの選択によって多様な展開を見せる本作は、収録する場面も膨大な量となったという。

(C)Sony Computer Entertainment Europe. Developed by Quantic Dream.

データ

関連サイト

• 『BEYOND：Two Souls』公式サイト