セガは、PS Vita用オンラインゲーム『サムライ＆ドラゴンズ』のオフラインイベント“ファンミーティング2013夏”を、6月2日に東京・秋葉原UDXシアターにおいて開催した。

　6月7日より始まる4thシーズン開幕を記念して行われた本イベントでは、新シーズンで行われるコラボや、新たに実装される新機能についての発表などが行われた。前回に引き続き今回のイベントも、ニコニコ動画での生配信に加えて一般ユーザーがイベント会場に招待され、イベントを楽しんでいた。

　MCを担当したのは、小説家・クリエイターとして活動中の渡辺浩弐さんと、コスプレタロット占い師の渚さん。渚さんは、イベントのロゴに描かれているドーラちゃんのコスプレで登場した。続いて、山田理一郎プロデューサー、福原智学アートディレクター、宣伝担当のサムドラ森田さんが姿を見せた。

▲イベント参加者には、お土産として“忍者乙扇子”と“魔法使い 復活お願い！華麗にスルーTシャツ”がプレゼントされた。

　まず最初に、3rdシーズンを振り返ることに。このシーズンからアジアでのサービスがスタート。わかりづらいという意見や日本との違いなどを学び、勉強になったと山田さんはコメントした。「アジアの人とも戦いたい」というユーザーの声も出ているようで、今後応えられるように検討していくと付けくわえた。反省点として、当初導入を予定していたサービスがスケジュール通りの進まなかったところを挙げた。

　サービス1周年を記念して、これまでの経緯が表示された。山田さんが記憶に残っているニュースは、『フェイト/ステイナイト』とのコラボ。「急すぎたため、ユーザーからお叱りの言葉をいただきました」と恐縮しきりだった。続いて森田さんは、『TOKYO JUNGLE』とのコラボでポメラニアンが出たことをチョイスした。

　2013年に入っても、さまざまなコラボや試みをしてきた『サムライ＆ドラゴンズ』。福原さんが楽しかったのは、龍槍操術士のデザイン。アジアっぽい表現に加えて、アクション面でも格闘的なギミックを仕込めたため、印象的だったようだ。

　渡辺さんからあがった「今後も新ジョブは追加されますか？」という質問に対して、山田さんは「もちろん、今後もやっていきたい」と答える。ただ、そのうえで“タイタン討伐ランキング”イベントのようなものをやっていきたいと考えているようだ。またアクションパートでは、より気持ちよく遊んでもらえるように手を入れたいと抱負を語った。

　本日から、PCやスマートフォンから見られる勢力図（ベータ版）が追加された。すでに3rdシーズンの後半で、明日で終了というタイミングでの実装だが、自分の周りの勢力や塔を確認できるので、4thシーズンから活用してみては？

▲こちらが、今後のスケジュール予定。シーズン報酬カードのメガドラタワーは、メガCDとメガドライブ、スーパー32Xが縦に連結されている状態をイラスト化したもの。仲よく横に並んでいるものが来たが、あえて縦に直してもらったという。

▲4thシーズンの公式サポーターとして、レッドブルが決定。これを飲んで、激しい戦いを乗り越えてよう！

■4thシーズンでの大型アップデートが決定

　ここからは、4thシーズンでのアップデート内容が明らかに。来シーズンからは、“インターフェイスの改良”や“ゴーストアバター”、アクションの新システムなど、さまざまな要素が変更、追加される。以下で紹介していく。

●インターフェイスの改良

●ゴーストアバター（仮）

　おともとしてダンジョンに一緒に連れていけるお助けキャラ。ドリームキャストちゃんオパオパが、個性的な攻撃やアシストを行うという。オパオパはビームを出すなど、凝った動きになっているようだ。

●新ジョブ“バトルソングマスター”

　肉体を使った攻撃に加えて、歌うこともできるという戦闘系僧侶。歌は往年のセガファンが楽しめるものになるようなので、楽しみにしておこう。

●アクション

　タッチターゲットによるロックが実装される他、空中コンボダメージボーナスやダウン攻撃などが追加。これにより、ゲームにキモであるバトルで、より爽快感を感じられるようになるという。

●その他

▲新たなナビゲートキャラクターとして、アンジーが登場する。イラスト上のドーラちゃん同様に、渚さんも動揺を隠せずにいた。		▲戦闘ログにアニメーションモードが追加。戦いをビジュアル化することで、より把握しやすくなる。

▲闘技場に“大会”の機能が追加され、トーナメント戦が可能に。こちらは、3rdシーズン中に実装予定だったが、間に合わなかったとのこと。

▲“遺跡”という魔獣に探検させて、お宝を探し出す要素や“出兵予約機能”なども追加されるようだ。他にも多数の要素があることが確認できる。

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