キリトの二刀流を完全再現！ 『ソードアート・オンライン』タイアップに自信をのぞかせた『テイルズウィーバー』大型アップデートのポイントとは？

文：葛城亮

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■ お手軽レベルアップと青春時代を追体験できる新マップが登場 ■

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――もう1つの新マップ・ネニャフル魔法学院はどういった場所になるのでしょうか。

シム：ネニャフル魔法学院は原作小説『ルーンの子供たち デモニック』に登場した、ウィザードを養成するための教育機関です。ゲーム内での役割としては、エピソード3の実装以降にプレイを始めるユーザー向けの初心者訓練マップとなります。プレイヤーを魔法学院の新入生に見立てて、講義やクエストを受けることでスムーズにレベルアップさせていくことができます。

▲ティチエルをデートに誘うも、すげなく断られるマキシミンの図。こんなイベントも起きてしまうということ!?

――学院内でのレベルアップはどの程度までサポートされる予定なのでしょうか？

シム：学院で受けられる講義とクエストをすべて達成することで、レベル200まで育成できるようになっています。

　学院にはプレイヤーが選ばなかった主人公たちが学友として入学していて、講義を通じて彼らとの新密度が上昇することがあります。新密度が一定値に達すると、ここでしか見られないビジュアルイベントが発生します。キャラクターごとの特色が強く推し出されているのはもちろんですが、学生時代の主人公たちというシチュエーションも加わった、一味違う内容になっているのが特徴です。

▲レベルアップに必要な経験値は講義を受けることで入手できる。講義を達成することでアイテムなどの報酬ももらえるようだ。		▲学友との親密度や講義スケジュールは学生手帳で確認できる。しっかり予定を組んで、お目当てのキャラクターと仲よくなろう。

――どのようなビジュアルイベントが用意されているのでしょうか？

シム：“学院番長決定戦”、“ネニャフルクイーンコンテスト”、“シベリンのバラ色の青春”、“少年探偵ルシアン”などがあります。どれも大人になってからは体験できない、学生時代特有の空気を感じられるのが特徴だと思います（笑）。

――キャラクターの立ち絵が学生服に変化していますが、これは学院内の衣装ということでしょうか。

シム：男子生徒・女子生徒ともに、ブレザーの色やマントの長さが異なる制服が4種類あります。現時点では場面に応じて立ち絵が変化するだけですが、今後は2Dドットのキャラクターも場面に応じて制服が変わるように調整する予定です。

▲制服のデザインは左から一般用、魔法授業用、お出かけ用（2種類）の合計4種類。男子はかっこよさ、女子はかわいらしさを重視したデザインになっている。

――制服へのこだわりを感じますね。ちなみに「エピソード3は新生エピソード1と言い換えられる」とのことですが、どういうことなのでしょうか。

イ：エピソード3はエピソード2から続く物語になりますが、月の島やネニャフル魔法学院の実装によって、これまでとは違った原作寄りの物語が描かれます。そこでエピソードのナンバリングを一度リセットし、新生エピソード1として再出発することにしました。新生エピソード1実装後は従来のエピソード1～2を遊べなくなってしまいますが、シナリオの流れや結末については将来回想モードとして閲覧できるようにする予定です。

――新生エピソード1からの再出発を記念してオープニングアニメーションを制作中そうですね。キャラクターデザイン原案にイラストレーターのゆーげんさん、オープニングテーマ曲に歌手のLiaさんを起用された理由をお聞かせください。

ク：制作キャストは基本的に日本運営チームに任せていますが、ゆーげんさんにはもともと新書版の原作小説のイラストをお願いしていたので、そのご縁からお願いしました。Liaさんについては、歌唱力の高い女性歌手という基準で依頼をさせていただきました。女性声優さんにお願いしようという意見もあったのですが、本職の方がいいだろう、という結論に至りました。

また、アニメーションの監督を紺野直幸さん、キャラクターデザインを栗田新一さん、制作をGONZOにお願いしています。すでに大部分は完成していますので、7月には完成したアニメをお届けできる予定です。

▲豪華スタッフが集結して鋭意制作中のオープニングアニメ。『テイルズウィーバー』公式サイトで公開される予定なので、楽しみに待とう。

――公開される日が楽しみです。先のお話になりますが、2014年にはベンヤがプレイアブルキャラクターとして実装されるそうで……。

シム：ベンヤは2006年9月に実装されたNPCで、幽霊という設定のキャラクターでした。実装当初からユーザーからの人気が非常に高く、なんとかプレイヤーキャラクターとして実装してほしいという声をたくさんいただいていたので、今回の新生エピソード1実装にあたって生身（幽霊ではなく実体）のキャラクターとして生まれ変わることになりました。

　ベンヤ実装は日韓同時の発表でしたが、韓国の方でも複数のコミュニティで速報がアップされて大きな反響を呼んでいてうれしい限りです。イベント会場に来ていた日本ユーザーからも大きな歓声が上がってホッとしました。

▲幼い外見に似合わず、身の丈ほどもある大鎌を武器に戦うベンヤ。ゲームでの実際の性能が気になるところだ。

→過去最大規模となる『ソードアート・オンライン』とのタイアップ！
韓国での人気、そしてイベントの詳細は!?

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関連サイト

• 『テイルズウィーバー』公式サイト