2013年6月7日(金)
――6月12日から弊社発行のライトノベル『ソードアート・オンライン(以下、SAO)』とのタイアップが始まりますが、本作の韓国での人気はいかがでしょうか。
イ:韓国でもTVアニメが放送されていましたので、ユーザーの人気は高いです。韓国の若い人たちはオンラインゲームに親しんでいる人の割合が高いので、テーマ的にも相性がよかったのだと思います。
――オンラインゲームをテーマにした作品ということで親和性も高かったと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
ク:クエストの作成や、『SAO』に登場する武器やアイテムを落とし込む作業は非常にやりやすかったです。また、フロア突破するための条件やマップギミックなどは、原作の設定をほぼそのまま活用させていただいています。ですので、再現度については原作ファンの方にもご納得いただけるのではないでしょうか。
▲ナーヴギアをはじめ、原作の設定やアイテムをそのまま落とし込んだという今回のタイアップ。原作ファンも思わずうなる完成度だ。 |
――誰か1人でもフロアを突破すると、他のプレイヤーも上のフロアに挑戦できると聞きました。最初に突破したプレイヤーに対する特典みたいなものはあるのでしょうか?
シム:自力でフロアを突破すると称号を獲得できる他、各サーバーで最初にフロアを突破したプレイヤーには、特別な称号が与えられます。これは下層・中層・上層・最上層の4フロアでそれぞれ異なる称号がもらえるので、最初に突破したプレイヤーは他のプレイヤーから羨望の眼差しを受けられると思います(笑)。
――今回のタイアップでは過去最多のアバターやアイテムが実装されるということですが、その中でも注目のアイテムがありましたら教えてください。
ク:どれもかなり気合いを入れた自信作ですが、個人的には“アインクラッド編のキリト”の変身マントとアバターの動きが気に入っています。キリトに変身すると、エリュシデータとダークリパルサーの二刀流もできますので、ぜひ手に入れて使っていただきたいですね。
▲キリトやアスナ以外にも、シリカやリズベットといった人気キャラクターが登場! アバターの動きなどはアニメを参考に作成したとのこと。 |
――ダークリパルサーは原作と同様、鍛冶屋のリズベットが鍛えてくれるということですが、取得の難易度的にはいかがでしょうか。
ク:ゲーム中でも最強クラスの能力値になるので、入手難易度は相当高いです。必要素材も仮想空間でしかドロップしないので、すべての素材を集めるには少々根気がいるかもしれません。
――みなさんが気に入っている『SAO』の登場人物を教えてください。
ク:キリトとアスナの関係が気に入っています。『テイルズウィーバー』のボリスとイソレットの関係にどこか似ているので(笑)。
シム:僕は『テイルズウィーバー』ではアナイスが好きなので、同じ妹ポジションのシリカが好きですね。
イ:私もアスナが好きですね。理由は……外見が好みです(笑)。
――それでは最後に、ユーザーインターフェースの面でも細かい調整などが行われるようですが、そちらについてはいかがでしょうか。
シム:これまでは4:3の画面比率にしか対応していませんでしたが、8月のアップデートで1280×720、1280×800、1280×960の3種類のワイドモニターの画面比率(16:9と16:10)に対応します。画面上に表示できる情報量が増えるので、画面の狭さに難儀していた人にとって大きな改善につながるのではないかと思います。アイテムの重量撤廃や適正マップの案内など、新規・古参ユーザーのどちらにも喜ばれる調整を行っていますので、そちらも楽しみにしていただければと思います。
(C)NEXON Co., Ltd. All Rights Reserved.
(C)川原 礫/アスキー・メディアワークス/SAO Project
データ