2013年6月7日(金)
【電撃PSO2】『ファンタシースターオンライン』の懐かしさを思い出しながらプレイ! 声優・小野坂昌也さんがシリーズや『PSO2』の魅力を熱弁
セガが運営中のオンラインRPG『ファンタシースターオンライン2』のリレーコラム。今回は、声優として活動中の小野坂昌也さんへのインタビューを掲載する。
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『ファンタシースターオンライン2』は、セガが運営するオンラインRPG。ネットワークゲームの楽しさや驚きの他、冒険を感じられるゲームとなっている。PC版に続いてPS Vita版がサービスインとなり、今後はiOS/Android版の展開も予定されている。
小野坂さんは、さまざまなキャラクターに声を当てる人気声優であり、幅広いゲームをプレイするゲーマーとしても知られている。リレーコラムの特別企画として、本作を遊ばれている小野坂さんにインタビューを行った。さまざまなゲームを遊んでいる小野坂さんはどのように『ファンタシースターオンライン2』を遊んでいるのか? 『ファンタシースターオンライン』シリーズをプレイしているユーザーだからこそ話せるポイントにも、注目してほしい。
■衝撃だった『ファンタシースターオンライン』との出会い
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――『ファンタシースターオンライン2』をプレイすることになった流れを教えていただけますか?
初めてオンラインゲームをやったのが、ドリームキャストの『ファンタシースターオンライン』だったんです。その当時は、ネットワークゲームってあまりなかったですよね。保志君(保志総一朗さん)や小西君(小西克幸さん)とかのメンバーがそれぞれの家からつなげてプレイするという流れで、すごく遅くまで遊んでいました(笑)。連絡していなくても、オンラインに入るとすでにいるってくらいに。
――かなり遊ばれていたんですね。
そうですね。当時は回線が細いから落ちることもよくありました。他のプレイヤーにアイテムをあげるために、地面にものを置いた瞬間に回線が落ちたことも何度もあります。すごいレアな武器を倉庫に入れている最中に落ちて、ロストしたことがあってですね……頭に来て、仕事現場に行っても機嫌が悪いっていうくらいに、熱中してやっていました(苦笑)。
――当時は電話回線でしたが、テレホーダイに入られていたのですか?
テレホーダイになる夜の11時から始めるんですが、その時間を外れてプレイしてしまうと、電話代がすごいことになるんですね! その後はISDNを使い、2回線で遊ぶこともしていました。
その後は『ファイナルファンタジーXI』を始め、いろいろなオンラインゲームをプレイしましたが、『ファンタシースターオンライン』をやっていた時の喜び、楽しさが一番すごかったですね。ゲームっていずれ飽きてしまうんですが、『ファンタシースターオンライン』は飽きずにずっと遊んでいました……もちろん、初めてのオンラインゲームだったからだと思うのですが(笑)。その懐かしさを思い浮かべながら、シリーズが出るたびにプレイしています。
――据え置きだけでなく、PSP『ファンタシースターポータブル』シリーズやDS『ファンタシースターZERO』もプレイされたのでしょうか?
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▲2008年にリリースされた『ファンタシースターZERO』。さまざまなことに挑戦していて、ファンも多い。 |
やりましたよ! 『ファンタシースターZERO』だと、最後のエターナルタワーを100階まで登って、降りて、また登っている最中の50階くらいで、寝落ちしてしまいました。しかも、お風呂で!
――エターナルタワーは長いので大変ですよね。
そうですね。同じことの繰り返しですし、同じような景色が続くし。でもたまに赤箱(赤いコンテナでレアアイテムが出る)が出るから、エネミーを倒さないといけない。あとは、途中で油断していて、全然平気なはずの敵にやられちゃうこともありました。
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――PC版『ファンタシースターオンライン2』は、サービス開始時から遊ばれたのでしょうか?
はい。周りの人間が誰もやっていなかったので、1人で少し遊んで止めてしまいましたが、今回はPS Vitaでも遊べるということで、再開して皆に勧めました。ポータブルシリーズとは違ってアドホックモードでは遊べなくて、Wi-Fiか3G回線でネットワークに接続する必要がある。そこは勧める際にネックにはなっていますね。
――ただ、最近は携帯電話を使えば、Wi-Fi接続できますから。
そうみたいですね。接続スポットもかなりありますし。ラジオのディレクターさんが持っているポケットWi-Fiを使って、よくプレイします。目の前にいるメンバーとオンライン上でプレイするっていう(笑)。
――アドホックはともかく、手元にあるゲーム機でオンラインにつながっているのは昔から考えると不思議ですよね。
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英美里ちゃん(加藤英美里さん)は携帯電話でつないでやっています。僕の時代だと、10分も接続したら莫大な金額になっていたという記憶があるので、「危ないかもしれないよ! 限度まですぐ行くかもよ!」って言っていたんですが……今は違うようですね(笑)。
――いずれ限界は来るんですが、『ファンタシースターオンライン2』の通信料はそこまで多くないようで、毎日3時間くらいやっても問題ないようです。
本当? 前にショップに行った時に店員さんに「ゲームは限界がすぐに来る」って止められたんだけど、(テザリング対応端末に)すればよかった!
――周りで本作をプレイされている方さんはいらっしゃいますか?
ラジオ『A&G GAME MASTER GT-R』のメンバーで、英美里ちゃんや阿久津加菜さん、あとはスタッフですね。声優だと、神谷君(神谷浩史さん)はいい子なので、勧めたらプレイはしてくれるんですが、まだ一緒に遊んだことはないですね。あと小西君にも勧めたんですが、他のオンラインゲームに夢中みたいで。
僕は感じていないんですが、勧めた人はレベルが上がりにくいと感じているみたいです。むしろ上がりやすいと思うんですけどね。携帯機のシリーズはレベルが上がりやすすぎて、赤箱を探すしかやることがなくなってしまう。これはオンラインゲームだから、長時間遊べるので正しいと思います。
(C)SEGA
データ
- ▼『ファンタシースターオンライン2』
- ■メーカー:セガ
- ■対応機種:PS Vita
- ■ジャンル:RPG(オンライン専用)
- ■サービス開始時期:2013年2月28日
- ■プレイ料金:無料(一部有料アイテムあり)
- ▼『ファンタシースターオンライン2』(ダウンロード版)
- ■メーカー:セガ
- ■対応機種:PC
- ■ジャンル:RPG(オンライン専用)
- ■サービス開始時期:2012年7月4日
- ■プレイ料金:無料(一部有料アイテムあり)
- ▼『ファンタシースターオンライン2 es』
- ■メーカー:セガ
- ■対応機種:iOS/Android(ダウンロード専用)
- ■ジャンル:RPG
- ■配信日:2013年
- ■価格:無料(アプリ内課金)