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2013年6月8日(土)

『ゴッドイーター2』体験版の配信日が決定! 最新PVとあわせて“最速体験&合同開発サミット”イベントをレポート

文:ゴロー

 バンダイナムコゲームスが、2013年に発売を予定しているPS Vita/PSP用ソフト『ゴッドイーター2』。そのPS Vita版を体験できるイベント“「プレコミュ」presents! 『GOD EATER 2』最速体験&合同開発サミット”が、本日6月8日に都内のSSJ 品川ビルにて開催された。

『ゴッドイーター2』

 6月8日~9日に渡って開催される本イベントは、『ゴッドイーター2(以下、GE2)』の新たな討伐アクションをいち早く体験できる他、プレイした感想や意見をフィードバックして完成度をより高めるための“合同開発サミット”も行われる。一般参加者の事前募集が行われており、合同開発サミットの様子は6月8日17:00~18:00の時間の間で同社の公式ニコニコチャンネルで生放送された。

『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』
▲イベントは各日10回に分けた計20部構成。600人まで募集され、1部あたり30人が参加する。▲合同開発サミットは、参加者の意見を集め、改善してほしい部分などを開発者たちと話し合っていく。

 この記事では、6月8日9:00からメディア向けに行われた本イベントのPS Vita版プレイインプレッションと合同開発サミットの模様に加えて、当日に公開された最新情報および、動画をお届けする。

■『GE2』インプレッション――シリーズ初体験でもすぐになじめるのか?

 今回の試遊はシングルプレイとなり、アリサやコウタ、ソーマといった仲間のキャラクターに話すだけで装備をセッティングできる本イベント限定の特別仕様になっていた。筆者は『ゴッドイーター』シリーズの初めての体験となるが、試遊時間はおよそ15分と限られていたため、簡単な操作だけを頭に入れて早速プレイ開始!

 ハンティングACTはそれなりに経験があったので、“オウガテイル”、“シユウ”といったアラガミが登場する中級者用ミッションをチョイス。ひとまず近接武器形態のチャージスピアだけで戦ってみることに。

『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』
▲オウガテイルはそれほどでもないが、シユウはかなりの難敵。攻撃力が高く、オウガテイルと同時に相手にした場合は結構ヒドイ目に。
『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』
▲中級者用のステージは、崩れた建物や草木で構成された黎明の亡都。視点操作に慣れていないこともあり、草で視界をさえぎられて自分や敵を見失うことも……。

 チャージスピアは、リーチの長さを生かしたヒット&アウェイ戦法を得意とする神機。早速、今作から追加された必殺技(ブラッドアーツ)を使って攻め始めると、あまり攻撃を食らわなくなった。というのも、ブラッドアーツはかなりの突進力があり、敵の後方へ突き抜けるようにして使えば安全に立ち回ることができる。

『ゴッドイーター2』
▲今回使用できたチャージスピアのブラッドアーツは、一定時間□ボタンを押し続けて離すことで繰り出せる。溜めている間は移動でき、ジャンプから出すこともできる。

 操作にある程度慣れてきたので、今度はブラッドアーツで近づいてから連係につなげてみることに。敵の攻撃は、早めに後方へジャンプして回避する“バックフリップ”やダッシュを使って離脱すれば大概避けられるようだ。さらに、“バックフリップ”の動作中である空中から突進攻撃を出すことも可能で、スピード感あふれる攻めが展開できる。

 また、本作から搭載される“無線システム”も、戦闘中の状況を本部から適宜指示されるのでとても便利。危険な敵の接近を知らせてくれた時は、キビシイ乱戦を避けることができて非常に助かった。キャラクターも「チャンスだ!」など、安全に攻撃できる機会をボイスで教えてくれるので戦況を把握しやすい。

 今回、シリーズ初体験ということで、複雑な操作に困惑するところがあったのも事実。複数のボタンを組み合わせたコマンドが多く、うまく出せないことがしばしばあった。しかし、討伐アクション自体は、スピード感、爽快感ともに抜群! 戦況を報告してナビゲートしてくれるありがたい機能もあるので、初めてプレイする人でも十分に楽しめるのではないだろうか。

『ゴッドイーター2』

■『ゴッドイーター2』のさらなる飛躍に向けて合同開発サミットを開催!

 体験プレイが終わると別室にて合同開発サミットが実施された。初めは、グループ分けされた体験者のテーブルに専任の開発クリエイターが付き、個別に意見や感想を聞いていてまわる。

『ゴッドイーター2』
▲5人の開発クリエイターがそれぞれ体験者のいるテーブルへ。体験者はここで聞いた話を議題として登場して趣旨を解説する。

 続いて、クリエイター5人が体験者から聞いた話をそれぞれ公表する。よりよい作品にすることが目的となるため、よかった点は省かれ、主に改善してほしい点を議題として取り上げて話し合われた。

『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』

 まず初めに新搭載の“無線システム”のことが取り上げられる。体力が残り少ない時にも教えてほしいという要望がある反面、発言が多すぎて気が散るという意見もあった。これを受けて開発者たちは「重要な情報だけを派手なアニメーション付きで見せるのはどうか?」など修正の方向で意見を交換しあっていた。

『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』

 特に多かった意見は操作について。同じ内容でも使うボタンがバラけている、Rボタンと組み合わせるコマンドが多くてミスが増えるなどの部分は経験者でも疑問に思ったようだ。この意見に対して開発陣は、改善の検討をすると力強く回答していた。

『ゴッドイーター2』 『ゴッドイーター2』

 また、カメラ視点の角度を調整してほしいといった意見もあり、それも含めて操作や環境面を前向きに見直していくとのこと。みんなの意見を汲み取り、のちに配信される体験版でどこまで変わるのか? 今後の動向に期待したい。

→体験版情報&最新プロモーション動画を公開!(2ページ目)

(C)2013 NAMCO BANDAI Games Inc.

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