2013年6月12日(水)
TV番組『水曜どうでしょう』の名物ディレクターである藤やん=藤村忠寿氏と、うれしー=嬉野雅道氏が読者のお悩みに答えていく、人気コラムの第45回が更新された。
今回のお悩みは「自分は“オタクはクリエイティブなことができなければダメだ”と思い込んでいるフシがあり、いろいろやったのですがそれがすべててうまくいきませんでした。絵も描けず、文章も書けず、創作的なことにまったく才能がありません。気がついたらこういう歳になり、結婚適齢期を逃してしまいました。なんにも才能がない自分のような人間は、普通に結婚して(結婚適齢期を過ぎたとしても)、普通に子供を育てる生き方を選択したほうがいいのでしょうか。それとも、このままオタクを続けたほうがいいのでしょうか」というもの。
動画公開サイトや作品投稿型のサイトなどが一般化し、デジタルツールが進化して誰でも気軽にプロのように歌い、描き、書いて世界に発信することができる世の中になった。けれどもできるようになってしまったがために、一昔前ならば知ることさえなかった「できない自分」に向き合うはめになっている、という考え方もできる。
オタク気質で人生の方向性に悩む人はもちろん、ツールばかりを手に入れ、視野を広げすぎて自分から選択肢を広げるつもりが狭めてしまってる、なんて人にも、今回の2人のコラムをオススメしたい。
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『藤やん・うれしーの悩むだけ損!』が書籍になりました!
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