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2013年6月11日(火)

『グランツーリスモ6』から新たに判明した収録車種を紹介! 最新動画で見えてくる進化のポイントも掲載

文:キャナ☆メン

■よりスケールを増した新しいロケーション

 イギリスのシルバーストン・サーキットを含む7つのロケーションが新たに追加され、合計33のロケーションが収録される『グランツーリスモ6』。今回は、新収録されるロケーション3つの情報が明らかとなった。

ゲマソーラー(ヘマソラール)

『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』

 スペイン・セビリア郊外にある広大な集光型太陽熱発電所。縦9m、横12mという巨大な反射鏡が2650枚、同心円状に並んで2万5000世帯分の電力を発電している。その広さは、なんと185ヘクタール。自然エネルギーの利用を圧倒的なスケールで視覚化した稀有な場所として、『グランツーリスモ』のロケーション(フォトステージ)に加わる。

ウィロースプリングスレースウェイ

『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』
『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』

 今年で60周年を迎えるカリフォルニアの人気サーキットが、ついに『グランツーリスモ』に登場。ウィロースプリングスレースウェイは、ロサンゼルス郊外の広大な丘陵地帯にあるサーキットだ。複数あるコースレイアウトのうち、今回はビッグウィローと呼ばれるメインコースが公開された。1周2.5マイルで、地形を生かした適度な起伏とハイスピードコーナーが特長となる。

マッターホルン

『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』
『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』

 ヨーロッパアルプスの名峰・マッターホルンを望む展望台として有名なゴルナーグラート駅の周辺に作られたオリジナルコース。標高は3000メートルを越え、荒々しい岩肌が迫るアップダウンの強烈な山岳コースだが、道幅は広くオーバーテイクも可能だ。丘を越える際、目に飛び込んでくるヨーロッパアルプスの姿は格別で、スケールの大きなドライビングが楽しめる。

■動画で見る『グランツーリスモ6』の魅力

 新たに公開されたコンセプトムービー第2弾は、『グランツーリスモ6』の魅力や進化を盛り込んだ内容となっている。上記で伝えた新しいクルマやコースに加えて、新たなシミュレーションやグラフィックエンジンについても紹介されている。これらの技術は、横浜ゴムやKWといったテクニカルパートナーとの提携によって可能になったとのことだ。

●『グランツーリスモ6』の進化したポイント

<新自動車物理シミュレーション>
 クルマの挙動をつかさどる物理モデルが一新された。クルマの荷重移動や姿勢変化、路面とタイヤの関係がリアルになり、濃密さを増したドライブフィールの違いは、ステアリングを切った瞬間からプレイヤーに伝わってくるという。

『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』

<タイヤモデル>
 テクニカルパートナー・横浜ゴムの協力により、コンパウンド、タイヤの構造、過渡領域での特性変化などを織り込んだ新しいタイヤモデルが実現した。

<サスペンションモデル>
 ドイツのサスペンションメーカーKWオートモーティブとの提携により、クルマのドライブフィールを決定づけるダンパー(ショックアブソーバー)の精度、リアリティが大幅に向上するという。

『グランツーリスモ6』

<エアロダイナミクス>
 車体形状、クルマの姿勢変化、路面との関係によって目まぐるしく変化するダウンフォースやリフト、空気抵抗など。それらが、これまでにない精度で再現される。その体感度合いは、プレイヤーがドライブ中に空気の流れを感じられる程であるとのこと。

<適応型テセレーション>
 3Dモデルのレンダリングに次世代の技術である、適応型テセレーションが採用される。なお、テセレーションとはポリゴンを複数の図形に分割すること。適応型テセレーションでは、見る距離や位置に応じてポリゴンが自動的に細分化されるため、近距離から遠距離までレンダリングの品質を高く保つことができるそうだ。

『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』

<HDRレンダリングエンジン>
 現実の風景が持つ広いダイナミックレンジをより忠実に表現するため、『グランツーリスモ6』では、HDRのダイナミックレンジを『グランツーリスモ5』の50倍に拡大しているという。これによって、明度の差から生じる白飛びや黒つぶれがなくなり、空気を感じるボケ味、光のきらめき、動きの迫力を増すモーションブラーが、さらに美しく再現される。

『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』
『グランツーリスモ6』 『グランツーリスモ6』

→『グランツーリスモ6』に収録されるクルマの画像をまだまだ紹介!(3ページ目へ)

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