2013年6月14日(金)
マーベラスAQLが贈る、歴史シミュレーションRPG『プラウザ三国志』。その舞台である、三国志の物語を語っていく連載企画の第1回をお届けする。
『ブラウザ三国志』は三国志の有名武将を駆使し、天下統一を目指して全国のプレイヤーと競うPC向けブラウザゲーム。基本プレイ無料のアイテム課金制で、サービス開始から5年目を迎えてなお高い人気を誇っている。レア武将が手に入りやすくなるなどの5年目突入記念キャンペーンも行われているため、これから始める人も遊びやすくなっている。
連載企画では、『プラウザ三国志』の世界をより深く楽しめるように、8回に渡って三国志の物語を語っていく。連載第1回となる今回は、高い人気を誇る劉備、関羽、張飛という桃園三兄弟の決起から、黄巾の乱終結までを紹介していこう。
魏・呉・蜀という3つの国が中国大陸の覇権をかけて争った時代の歴史書のこと。“三国時代”の話をもとに、作者自身の創作や逸話が含まれたものが『三国志演義』と呼ばれる小説だ。ゲームやコミックで題材とされる三国志は、小説の物語が元ネタになっているものが多い。
三国志の物語は“黄巾の乱”と呼ばれる戦いをきっかけに幕を開ける。西暦184年に黄巾党の教祖・張角は、当時の中国を支配していた中央政府・漢王朝への反乱を企み、張角を親う民兵とともに決起。事態を重く見た漢軍は中国各地から義勇兵を集い、これに対処する。劉備や孫堅、曹操など各地から集まった英傑の活躍もあって、黄巾党はじょじょに衰退。最終的に張角が病死して、反乱は鎮圧された。
幽州の片田舎である琢県の楼桑村。百姓の青年・劉備は蓆(むしろ)を売って日々を暮らしていたが、黄巾の乱によって乱れる世をつねに憂いていた。そんなある日、漢軍から黄巾党討伐のための義勇兵を募る政令が発せられる。それを契機ととった劉備は、同じ志を持つ武人、関羽、張飛とともに義勇軍を結成して、戦場に赴(おもむ)く。3人は各地で多大な戦功をあげるが、正規軍ではない劉備たちの扱いは酷く、ろくな恩賞も授けられなかった。腐敗した漢室に見切りをつけた劉備は、張飛、関羽らをともない流浪の身となる。
劉備、関羽、張飛の3人が義兄弟の絆を結んだ逸話のこと。満開の華が咲く、桃園の前で3人は「我ら天に誓う。我ら生まれた日は違えども、死す時は、同じ日、同じ時を願わん」と生死をともにする宣言を行ったという。
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