2013年6月17日(月)
セガが2013年に発売を予定しているWii U/3DS用ソフト『ソニック ロストワールド』。E3 2013会場にてプレイしたWii U版のインプレッションをお届けする。
ソニックが今回冒険するのは、空中に浮かぶ大陸“ロストヘックス”。スピード感と遊びやすさを両立させ、“新しいソニック”が実現されているという。また、敵には新キャラクターの“エッグマン六鬼衆”が登場する。
プレイできたのは“Windy Hill”、“Desert Ruins 1”、“Desrt Ruins 2”の3ステージ。挑戦したのは、メガドライブ『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』におけるステージ1“Green Hill”と似た“Windy Hill”だ。
本作の大きな特徴が円筒状となったステージ。『ソニック』シリーズはループ地形や大きな施設の内部といった“内”のイメージが強いが、今回の地形からは真逆のイメージを覚える。
しかし崩れる足場やスプリングなどの地形ギミックに触れると、むしろプレイ感覚は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』と近いように感じられた。敵にはビートンやバタバタなどが出現し、動物たちの捕らわれたカプセルがゴールとなるなど、ビジュアル面でも初代を踏襲した部分は多い。
筆者が『ソニック』シリーズに触れるのは、ドリームキャストの『ソニックアドベンチャー2』以来。『ソニックアドベンチャー2』には隠しステージとして、同作のシステムで再現された“Green Hill”が登場したが、“Windy Hill”はそれよりもベーシックな雰囲気を持っている。
『ソニック カラーズ』に登場したカラ―パワーの継承やフォワードビューアクションの追求など、最新作としてさまざまな要素が搭載されている本作だが、個人的には『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』に慣れ親しんだ人ほど触れてみてほしいタイトルだ。懐かしさや新しさ以上に、壁走りやパルクールを覚えたソニックの“パワーアップ”を感じられるだろう。
▲本作にはフォワードビューの他、サイドビューのステージも登場(写真は“Desert Ruins 1”)。2Dならではのギミックが、フォワードビューステージとは違った味わいを演出してくれる。 |
▲E3会場のスマートデバイスコーナーには、iOS版の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』も出展されていた。ワイドスクリーン対応・60fps化・テイルスとナックルズの追加が行われている。 |
(C)SEGA
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