2013年6月26日(水)
本作は、行動Pを消費しながらカードを集め、デッキを組んで他のプレイヤーと対戦する、いわゆるオーソドックスなカードゲーム……なのですが、カードを入手することで絵柄のヒロインの好感度が上がり、ストーリーイベントが発生するのです。対戦よりもストーリーや会話が好きな自分にとっては、このシステムかなりいいです! この手の作品だと、Nカードは単なる合成材料や資金源でしかないことが多いので、カードを入手しても「はいはい」ってな感じになっちゃうんですよね。でもこのシステムだと、早くストーリーの続きが読みたいのでNカードでも入手できるとすごくうれしい。
しかも出てくるカードは3人バラバラなので、それぞれのストーリーを満遍なく読み進めることができるんです。これもまた楽しい! 正直、『ラブプラス』ってイチャイチャ会話するだけのゲームだと思ってたんですが、ヒロインそれぞれにきっちりストーリーがあるんですね。ゲーム開始時は3人とも何かしらの悩みを抱えていて、主人公が介入することによって、それが少しずつ解消されていくみたいな。
▲同級生の高嶺愛花さん。所属しているテニス部では完璧超人のお嬢様として、ちょっと距離を置かれている模様。そういうのをガン無視して気さくに話しかけてくる主人公には、笑顔を見せてくれるようになります。 |
▲図書委員会の後輩・小早川凛子さん。とある問題を抱えていて、どこか人を寄せ付けない雰囲気を醸し出していますが、そういうのをガン無視して強引に話しかけてくる主人公とは徐々に仲よくなっていくことに。 |
大本命の寧々さんは日常でもバイト先でも頼れるお姉さんだけど、なんだかそれが本人的には重荷になってるみたいな感じ? う~ん、ルックスも声も胸部も完璧なのに、それでも悩みってのはあるものですねぇ。まぁでも頼れる後輩であるところの主人公つまり自分が来たからにはもう大丈夫ですよ☆ そう言えば学生時代に好きだった超かわいくてポニーテールが似合う剣道部の先輩はお元気でいらっしゃるでしょうか(いらない情報)。
▲学校でもバイト先でも頼れる先輩の姉ヶ崎寧々さん。つねに穏やかで落ち着きがあり、困った人がいれば助けずにはいられない、しっかり者のお姉さんです。でも、本人はそのことで悩んでいるらしく……? |
そしてストーリーを通して、最初はよそよそしかったヒロインが徐々に打ち解けていく過程が描かれていくのですが、そこでもう納得です。あぁこりゃカワイイわと。イベントが起こると1枚絵が表示されるんですが、その絵がすごく魅力的で、そのときにまたいいセリフを言うわけですよ。例えばこんなの↓
はいコレ! 普段あんな小生意気な態度なのになんだその表情! なんだその言葉づかい! それのギャップはズルイわ! 超ビックリしたわ! なんて日だ!
▲あーもうヤバイです。完全敗北です。まさに一撃必殺です。この顔はズルイよなぁ……。 |
いやもうアレです、“みんなカワイイ”。これに尽きます。ぶっちゃけ先に発生した告白イベントが他のヒロインだったら結果は変わっていたかもしれません。ただ、少なくともこのイベント時の凛子の瞬間最大風速たるや、自分の中途半端な寧々さんへの愛を吹き飛ばすには十分でした。寧々さんファンの先輩方、軽はずみに本命とか言って申し訳ありませんでした。そして凛子ファンの方々、若輩者ですがよろしくお願いいたします。ちなみに調べたら自分、凛子と誕生日が同じでした。羨ましいか?(うざい)
→次にページでは、プレイに役立つワンポイント攻略をお届け!(3ページ目へ)
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