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2013年6月27日(木)

『英雄伝説 閃の軌跡』から戦術オーブメント“ARCUS”を紹介――結晶回路“クオーツ”をセットすることで戦略が広がる!

文:皐月誠

 日本ファルコムは、PS3/PS Vita用ソフト『英雄伝説 閃の軌跡』からバトルシステムの情報を公開した。

 『英雄伝説 閃の軌跡』は、同社が手掛ける人気RPG『軌跡』シリーズの最新作。『英雄伝説 空の軌跡』と同時代のゼムリア大陸を舞台に、エレボニア帝国を中心とする壮大なストーリーが描かれる。PS3/PS Vitaに向けた同社初のオリジナルタイトルとなる本作では、新たなプラットフォームの特性を生かしてグラフィックや演出、戦闘システムなどの劇的なアップグレードが行われる。

■戦術オーブメント“ARCUS(アークス)”

 ARCUSとは、パーティメンバーが装備している特殊な装置。設けられているスロットに“クオーツ”と呼ばれる結晶回路をセットすることによって、身体能力の強化やアーツ(導力魔法)を発動可能にするなどの効果をもたらす。

『英雄伝説 閃の軌跡』 『英雄伝説 閃の軌跡』
▲戦術オーブメント“ARCUS”▲ARCUSのカバーを開けた状態。

■クオーツ

 クオーツは、希少性に応じて大きく4つのカテゴリに分類される。

『英雄伝説 閃の軌跡』

1.ノーマル
 一般的なクオーツ。1つのクオーツに、1つのアビリティもしくはアーツが封入されている。

2.レア
 希少価値の高いクオーツ。1つのクオーツに、複数のアビリティもしくはアーツが封入されている。

3.Sレア
 最上級のクオーツ。特に強力なアビリティやアーツが封入されている。ショップでは販売されていない。

・クオーツの一例

 “攻撃1”……火属性のノーマルクオーツ。STR(物理攻撃力)を上昇させる。

 “シルバーソーン”……幻属性のノーマルクオーツ。アーツ“シルバーソーン”が発動可能となる。

 “治癒”……水属性のレアクオーツ。フィールド上で徐々にHP(体力)が回復する他、回復系アーツ“ティア”をはじめとする複数のアーツが発動可能となる。

4.マスタークオーツ
 ARCUSの中央スロットにセットする特殊なクオーツ。戦闘によって蓄積される経験値によって、マスタークオーツ自身が成長していく。経験値が一定に達するとレベルアップし、パラメーターや特殊能力が強化される他、使用可能なアーツも段階的に増えていく。

・マスタークオーツの一例

 “フォース”……STR(物理攻撃力)を大きく上昇させる。戦闘開始時に一定ターンの間STRを上昇させるアビリティ“STRアップ”や、アーツ“ファイアボルト”などが発動可能となる。

『英雄伝説 閃の軌跡』

 “エンジェル”……ATS(魔法攻撃力)を大きく上昇させる。戦闘不能になる直前、HPとCP(クラフトポイント)を一度だけ回復させるアビリティ“起死回生”や、アーツ“セラス”などが発動可能となる。

『英雄伝説 閃の軌跡』

■アーツ(導力魔法)

 攻撃や回復、単体からフィールド全体までさまざまな種類があるアーツ。アーツには地/水/火/風/時/幻/空といった7種類の属性が存在し、敵の弱点となる属性のアーツで攻撃すれば、通常よりもはるかに大きなダメージを与えられる。なお、アーツの発動には術者のEP(エネルギー)が必要となる。

・アーツの一例

 “エインシェントグリフ”……雲を割って巨大な岩塊が敵の頭上に落下する、地属性のアーツ。攻撃力が高いだけでなく、一定確率で相手を“石化”状態にする能力もある。

『英雄伝説 閃の軌跡』

 “ジャッジメントボルト”……前方に裁きの雷を走らせ、直線上の敵を攻撃する風属性のアーツ。一定の確率で相手をクラフト発動不可の“封技”状態にする。

『英雄伝説 閃の軌跡』

 “アルテアカノン”……天空から何本ものレーザーが発射される、空属性のアーツ。ヒットした相手のATS、ADF(魔法防御力)をダウンさせる。

『英雄伝説 閃の軌跡』

 “シルバーソーン”……敵の周囲を狂気に満ちた銀の剣で取り囲み、いっせいに貫くという幻属性のアーツ。一定の確率で相手を“混乱”状態にする。

『英雄伝説 閃の軌跡』

 “クロノバースト”……術者の時間を加速させる時属性のアーツ。連続行動が可能となる。

『英雄伝説 閃の軌跡』

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