2013年7月13日(土)
――新マップの“黄昏のペリオン”はどういったところなのでしょうか?
キム:“黄昏のペリオン”はぺリオンの住人が最近夢に出てくるという、未来のペリオンです。住人全員が「ブラックウィングとレジスタンスが手を組み、ペリオンを弾圧する」という悪夢にうなされているので、その謎の真相を調査していくことになります。
詳しいストーリー展開はプレイしてのお楽しみとなりますが、既存の“破壊されたヘネシス”マップのように、時間の神殿の中にある“未来の扉”を通じて入場することができます。
――テーマダンジョンも新たに2つ追加されますね。“もう1つのアクアロード”というのは現在のアクアロードとはどう違うのでしょうか?
キム:既存のアクアロードは低レベル向けのダンジョンになっていますが、こちらはレベル200以上を対象としたダンジョンです。敵はほとんど既存モンスターの強化版ですが、ここのモンスターには“ある印”がついています。今後のストーリーのヒントになっているので、いろいろ予想してもらえればと思います。
――もう一方のテーマダンジョン“宇宙からの訪問者”はどういったものでしょうか?
ベク:宇宙船の内部で宇宙人と戦う、といったコンセプトで作られており、挑戦するには専用のクエストを受けることになります。このテーマダンジョンは5つのステージで構成されていて、攻略にかかった時間によって報酬のグレードが変わります。高レベルの方たちには刺激になるダンジョンになっていると思いますよ。
キム:入手できるアイテムとしては、もう1つのアクアロードが主に防具を、宇宙からの訪問者がアクセサリ系の装備を入手できます。
――10周年を迎えての率直な感想をお聞かせください。
ベク:10年にもわたってサービスが続き、そして愛されてきた『メイプル』の開発に携われたことを光栄に思っていますし、プレイしてくださった方たちには深く感謝しています。これからもまだまだサービスを続け、20周年目を目指したいと思っていますので、新しい出発点に立ったという気持ちで努力していきます。
――印象に残っているアップデートや出来事はなんでしょうか?
▲昨年7月に実装された“戦国時代”アップデート。カンナの声優を、電撃オンラインで活動中の尾高もえみさんが担当した。 |
キム:最近で言うと“戦国時代”アップデートですね。日本オリジナルの職業を実装したのですが、ユーザーの皆さんから好意的な反応が返ってきて、うれしく思いました。それと、やはり“ビックバン”アップデートは欠かせないですね。『メイプル』の歴史の中で大きな変革を与え、飛躍的におもしろくなりました。ただ、あのころは開発チームも合宿するくらい苦労していましたね(笑)。
――10周年を記念したイベントは予定されていますか?
キム:8月のアップデートでもゲーム内でイベントを実施しますが、韓国のゲーム内で行った10周年イベントを日本でも実施するかと思います。日本独自の要素も入ると思いますので、そちらにご期待ください。
――最後に読者に向けてメッセージをお願いします。
ベク:いつも『メイプルストーリー』を遊んでいただき、ありがとうございます! 夏のアップデートでさまざまなコンテンツが追加されますが、それ以降もプレイしてくださっている方たちへ、新鮮な楽しさを提供していきます。これからも『メイプル』にご期待ください。
キム:自分がゲーム業界に入るまえからサービスされていた作品ということもあり、初期のから『メイプル』の開発に携わってきた人たちの苦労を実感しています。10年前と比べてPCスペックやプレイヤーの年齢層が変わってきているので、多くのユーザーさんのニーズに応えられるよう、努力していきます。
▲2人は最後に笑顔で両手を広げ“10”を表現してくれた。 |
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