2013年7月18日(木)
本日7月18日17:00、都内・六本木のニコファーレにてセガの新規プロジェクト“project 575”の発表会が開催された。
6月19日のティザーサイト開設を皮切りに、これまで全7回に渡ってティザー動画で情報配信をしてきた本プロジェクト。登場する2人の女子高生(正岡小豆と小林抹茶)もシルエットで表示されるなど不透明な部分が多かった“project 575”だが、本日の発表会にてその全貌が明らかになった。なお、“project 575”について詳しく知りたい人は7月19日の記事を参照してほしい。
発表会では、初めに“project 575”のプロデューサーを務める森本兼次郎氏が登壇し、正岡小豆(以下、小豆)と小林抹茶(以下、抹茶)のビジュアルを公開した。
▲発表会の司会進行を務める磯村知美さん(左)とセガの森本プロデューサー(右)。 | ▲公開された小豆と抹茶のキャラクタービジュアルがこちら。キャラクター原案は“かんざきひろ”さん が担当。 |
ビジュアルが公開されると、小豆役の大坪由佳さんと抹茶役の大橋彩香さんがステージへ。2人の自己紹介が終わると、森本プロデューサーはスライドを使って“project 575”の概要や今後の展開について発表した。
▲担当キャラクターの衣装を着て登場した大坪由佳さん(左)と大橋彩香さん(右)。登場時はラマーズPさん作曲『飛び出せ授業!』の生ライブも。 |
▲ボイス収録時は「森本プロデューサーが抹茶役をしてくれたこともあった」と話す大坪由佳さんに対し、森本氏は「プロデューサーの役得」とも。 |
▲“project 575”は、ゲームやグッズを特定するものではなく、1つの大きなプロジェクトだと語る森本プロデューサー。アプリ化から始まり、マンガ化やグッズ化など手広く展開していくという。 |
▲“project 575”の舞台は、小豆と抹茶が生まれ育った鎌倉。鎌倉市に実在するお寺や街並みなどが登場する。 |
はじめにサービス展開としてiOS用アプリ『うた詠み575』を7月26日に配信すると発表。本作はユーザーが自由に作品を作れる“コトバコミュニケーションツール”で、日本人になじみの深い“五・七・五”と、音声合成技術“ボーカロイド”を使った言葉遊びになるという。
▲入力した言葉を小豆と抹茶が楽曲にあわせて歌ってくれる。楽曲を提供するアーティストも公開された。 |
▲本日、公式サイトにて事前登録の受け付けもスタート。限定レアコスチュームが手に入る他、7月26日からはスタートアップキャンペーンも実施予定とのことだ。 | ▲音声合成の収録は通常と比べてたいへんだったと語る2人。同じ台本を何度も読むことになり「途中で心が折れそうになった」とも。 |
続いて森本プロデューサーは、PS Vita用ソフト『うた組み575』について発表。発売は2014年を予定しており、公開された映像では“東京ゲームショウ2013”への出展も告知されていた。
▲『うた組み575』は、言葉のパズルとリズムゲームが融合した新ジャンル・うた組みアクションゲーム。『うた詠み575』で評価の高い投稿作品が歌詞として収録されるという。 |
▲漫画やライトノベルはニコニコ静画で無料配信される。セガとしては、“project 575”の二次創作も全面的にバックアップするとのことだ。 | ▲キャラクターグッズもすでにいくつか決まっており、Tシャツやスマートフォンケース、湯呑みなどが登場する。 |
▲ステージ上では、ニコニコ静画で配信される4コマ漫画の生アフレコも。 |
次に、“project 575”にかかわる剣持秀紀氏(ヤマハ株式会社)、坂本将樹氏(株式会社ドワンゴ)、山内真治氏(株式会社アニプレックス)の他、楽曲提供者であるラマーズPさん、Dios/シグナルPさん、cosMo@暴走Pさん、デッドボールPさんが出演するトークセッションへと移行。“project 575”に対する印象や未来像、楽曲を作る際に心掛けたことなどが語られた。
▲トークセッション後は、PS Vita用ソフト『うた組み575』のオープニングテーマ『コトバ・カラフル』のライブも披露された。 |
最後は、「広げよう みんなで作る(森本プロデューサー)」→「五・七・五(出演者一同)」といった五・七・五のかけ声とともに“project 575”発表会は締めくくられた。
(C)SEGA
※VOCALOID(ボーカロイド)はヤマハ株式会社の登録商標です。
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