2013年7月25日(木)

『RACE DRIVER GRID 2』で画面分割対戦を使った編集部内トーナメント大会を開催! 波乱の展開を動画でチェックしよう!!

文:ヒビキタケル

 いやぁ、夏だねぇ! こんな時はオープンカーで海辺をドライブして、風を感じたいヒビキタケルです。現実は6畳間で扇風機を回しながら風を感じているんだけど……。

 そんなオレでもゲームでなら風を感じられるッ! ……というのも、コードマスターズのPS3/Xbox 360用ソフト『RACE DRIVER GRID 2』が、本日ついに発売されるわけですよ! 本作は 圧倒的なスピード感や豊富な車種、マシンのダメージ表現、便利な巻き戻しシステム“フラッシュバック機能”といった独自の魅力をさらに進化させた人気レースゲームシリーズの最新作です。

『RACE DRIVER GRID 2』

 これまでの記事でもプレイ動画を交えながら紹介してきましたが、今回は「もっと本作の魅力が伝わるプレイ動画を!」ということで、電撃オンライン編集部でレースゲームの腕前に自信があるスタッフを集め、画面分割モードを使用した対戦トーナメント企画を実施しました。本作の持つスピード感やドリフトの爽快感、リアルなグラフィックを、レースゲームの出来にはうるさい人たちに、実際に体感してもらおうというわけです!

 この大会の参加者を募ったところ、エントリーしたプレイヤーは全部で7名。その簡単なプロフィールを紹介しておきましょう。

●ヒビキタケル

 コードマスターズの『F1』シリーズや『RACE DRIVER GRID 2』の担当ライター。自他ともに認める“アグレッシブ系”で、敵のマシンにぶつけながらのコーナリング突破や、カーブに激突しながらもスピードを落とさない走りが得意。本作でドリフトの快感に目覚め、荒々しいながらも時々キレイなドリフトを決められるようになった。

 以前はMGFというオープン2シーターのスポーツカーに乗っていたが、七夕の日に自損事故で大破させたため(本人は奇跡的に無傷)、その後はステーションワゴンなど普通のクルマ乗りに戻った。

『RACE DRIVER GRID 2』

●YK3

 電アスレース部にも参加。好きなドライバーは荒法師と呼ばれたナイジェル・マンセル。自分の中で勝手に師と仰いでいるが、ゲームでの走りは至って安全運転(別名チキン)。モータースポーツはオンロードの4輪であれば全般的に好む。特にF1、SUPER GT、インディカー、WECが好き。F1での活躍にほれて20年以上のホンダ党だったが、家庭の事情で昨年からトヨタ車に乗る。 そのくせ家の近くに本社があるという理由で、応援しているのはカルソニック チームインパル。

『RACE DRIVER GRID 2』

●チョロ松

 いろんなレースゲームをつまみ食い。リアルではバイク乗りだが、ゲームでは四輪でドリフトするのが大好き。サーキットで走破タイムを詰めていくのは苦手なので、オープンなコースをのんびり走れるとうれしい。スーパーカーブーム世代でもあるので、往年の名車の知識だけはある模様。

『RACE DRIVER GRID 2』

●カール・ハインツ

 名前はドイツ風で速そうだが、実はレースゲーム初心者。当日は「その場にいたから」と収録10分前に要請され、急遽参加を決定した。

『RACE DRIVER GRID 2』

●Rusty

 かつてはゲーム雑誌であらゆるレースゲームを担当していたので、ゲーム内の総走行距離は社内随一を誇る編集者。愛車のトヨタソアラは車検がギリギリ通る程度のプチ・チューンドカーで、走行距離は20万キロ弱と多走行車。その車は、まるでくるおしく身をよじるように走るという……。好きな駆動方式はFR。

『RACE DRIVER GRID 2』

●megane

 今回参加した中では、おそらく一番のレースゲームマニア。好きなタイプのレースゲームはリアル系で、箱もの(市販車)レースゲームを好む(F1とかはあまり好きではないらしい)。好きな駆動系はFR。弱アンダー的なセッティングでアクセルを調節しながらコーナリングするのが好き。初めての愛車はトヨタ70スープラで、その後はトヨタセリカやマツダRX-7 FD3Sなどを乗り継ぐ。現在はレガシィB4で子供を乗せて走っている。

『RACE DRIVER GRID 2』

●まさ

 「コードマスターズのゲームはたまに買っているから」という理由で参戦。レースゲームはそれほど得意ではないが、1年に1~2本程度は買っている。ガチ挙動のゲームだと腕がついてかなくなるレベルとのこと。好きなタイプのレースゲームは、見た目はリアル系寄りで、操作的にはカジュアルに遊べるもの。

『RACE DRIVER GRID 2』

 厳正なるクジ引きで決められたトーナメント表は下のとおり。マサと対戦する最後の1枠は、敗者復活枠となっています。

『RACE DRIVER GRID 2』

<ルール>

・1回戦は“レース”形式、ロケーションはシカゴ。
・準決勝は“フェイスオフ”形式、ロケーションは奥多摩。
・決勝は“レース”形式でCPU車はゼロに。ロケーションは奥多摩で、時間帯を夜に設定。

『RACE DRIVER GRID 2』 『RACE DRIVER GRID 2』

■1回戦 第1試合:ヒビキタケル vs YK3

 『RACE DRIVER GRID 2』担当ライターのヒビキタケルと、豊富な知識と確かなテクニックを持つYK3との対戦。“安全・確実”が信条のYK3が序盤にまさかのスピンをしてしまい、ヒビキタケルがその間に大きくリードする。しかし、その後はYK3がミスのない走りを続け、徐々に2人の差を縮めていく。さらに、ヒビキタケルが痛恨のスピンで順位を大幅に下げ、ついにYK3がヒビキタケルに追いついた! このデッドヒートを制するのはどっちだ!?


●ヒビキタケルのコメント

「YK3さんが序盤のクラッシュで大きく順位を落としたのが、最後まで響いたと思います。動画を見返してみると、右側にいた敵車がジャマをしていたのが大きいですね。とはいえ、終盤の追い上げにはかなりあせりましたし、実際追い抜かれたりもしたので、正直、生きた心地がしませんでした。あのときは『YK3恐るべし!』と心の中で叫んでましたよ(笑)。最後に抜き返すことができたのは、うまくドリフトでカーブを抜けられたからですね。ココで敵車にジャマされていたら……勝っていたのはYK3さんでしょう」

●YK3のコメント

「まだまだ感覚がつかめていないところに直角コーナーの多いコースだったので、安全運転を心がけてみましたが、それでも結構壁に当たってしまいました。ぶっちゃけライン取りとか言ってる場合じゃなかったですね」

→波乱の展開が続出!
1回戦なのに事実上の決勝戦(?)も!!(2ページ目へ)

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