2013年8月7日（水）
『ヴァイスシュヴァルツ』との出会いはもはや運命だったのか!? ホリPに24時間イベント“しろくろフェス”や『D.C.』について聞く
■24時間イベント“しろくろフェス”は全部が見どころ
――“しろくろフェス”は前代未聞の24時間イベントですが、2日開催ではなく24時間にした経緯を教えてもらえますか？
まぁ正直なところ、2日開催でもよかった気もしますね（笑）。でも2日開催だとありきたりなイベントになっちゃうかなとも思ったんです。実際、ブシロードでも“大ヴァンガ祭”（『カードファイト!! ヴァンガード』のイベント）は2日開催をしていますので前例があります。どうせなら、普段できないことをやってみたいなと思いました。そこで、2日開催ではなく24時間開催という形式に挑戦してみようと考えたんです。
――24時間耐久スイスドロー戦という企画を知った時は、正直目を疑いました（笑）。何人ぐらいが24時間耐久戦を制覇すると思っていますか？
前例がないから未知数ですよね……。Twitterなどで皆さんのやる気を見ると、2桁行くかなぁと思っています。もちろん体調面での無理はしてほしくないですが、やはり2桁に届いたらうれしいですね。
――24回戦というのはかなりの回戦数だと思いますが、24時間イベントならではの数字ですよね。
普通のショップさんの大会だと4回戦くらい、公式大会だとフリーファイトも含めて1日で8回戦くらいですよね。1試合30分としても、24回やると1日の半分を丸々対戦している時間に費やすことになります。ユーザーの方がどんな意気込みで臨むのか気になりますね。24種類のデッキを使ってもいいですし、1つのデッキで24回戦挑んでもいいです。結果的に、自分なりの楽しみ方を見つけもらえればいいなと思います。
――モザイクアートで世界記録を狙っているとのことですが、これについて具体的に教えてもらえますか？
『ヴァイスシュヴァルツ』のカードを使って、縦4メートル、横15メートルくらいのサイズのモザイクアートを作成する予定です。約1万枚のカードを使う予定なのですが、たぶんサイズだけではあまりピンとこないと思います。ですので、皆さん会場に足を運んでいただいて、直接見てもらいたいなと思います。イラストは最初期に参戦していた4作品と、しよ子を合わせた5枚のカードです。
――これは脚立などを使って、リアルタイムでモザイクアート作るんですか？
ある程度作ってから会場に持ち込む予定です。なので、会場にお越しいただければ、どの時間でも大体の形はご覧いただけるかと思います。最後の仕上げを皆さんの前で行いたいと思っています。世界記録に挑戦しているので、ぜひ完成の瞬間に立ち会ってもらいたいですね。
――“しろくろフェス”ではリアル探偵ゲームも行われますね。
『探偵オペラ ミルキィホームズ』をモチーフにしたリアル探偵ゲームを行います。リアル探偵ゲームというのは、参加者の方がさまざまな情報をもとに、自身で考えて歩いて謎を解いていくというプレイ型のゲームです。深夜時間帯は一旦休止しますが、大会やイベントの合間にプレイしてほしいと思います。
――一度家に帰って、翌日また来ようという人もいると思います。再入場は可能なのでしょうか？
神奈川県の条例のため、18才未満の方は22時から5時までは会場内に滞在できません。しかし再入場はできますので、翌日再び参加ということは可能です。一度帰って英気を養ってもよいですし、深夜のステージや大会に参加してみるのもよいと思います。
――やはり、体調次第ということですね。
時間も時間なので体調には十分考慮していただきたいと思います。個人的には、ユーザーの皆さんが午前3：00からの大会に、一体どのようなテンションで挑むのかなどが気になりますけどね（笑）。普通はあり得ない時間のイベントですから。
――物販では先行販売もありますが、注目の商品はなんでしょうか？
『エクストラブースター DOG DAYS’』と『エクストラブースター アニメ 「D.C.III～ダ・カーポIII～」』です。今年新しく開発チームに入ったスタッフが手がけた最初の商品になります。“コミックマーケット”で扱う商品は“しろくろフェス”でも扱うのですが、このエクストラブースターの先行販売は“しろくろフェス”だけですので、ぜひ物販にお越しください。
――当日買ったカードで参加できる大会もありますか？
はい、用意しています。レギュレーションはいろいろありますので、個別に確認をしてもらいたいのですが、どちらもこれまで使っていたデッキに付け加えることができます。もちろん、完全に新規デッキも作れますので、いろいろ試して楽しんでください。
――全体を通して、“しろくろフェス”の見どころを教えてください。
全部が見どころです（笑）。ステージや物販もそうですが、今回はブシロードだけではなく、作品メーカーさんの協力もあってできた部分も数多くあります。しろくろ商店街や、アニメ一挙放送などもありますので、時間をかけてじっくりイベントそのものを楽しんでください。ミルキィホームズのリアル探偵ゲームなども、夏祭りのような雰囲気で楽しめるようになっていますので、そういった空気を会場全体から感じてもらえるとうれしいですね。
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