『仮面ライダー ブレイクジョーカー』を最速プレイ！ 丸々1BOXを開封して全パックの中身とルールを紹介!!

文：カネキング

■対戦ルールは“ブラックジャック”がモチーフ！――さぁ、お前の数を数えろ

　本作には、カードに書かれたシリアルコードをアプリに登録してプレイする遊びと、カードそのものを使ってプレイするTCGのような遊びがありますが、この記事では後者の遊びをご紹介します。

　まず形式は2人対戦で、お互いが12枚のデッキを持ち寄って戦います。デッキには、同じBJナンバー（左上の数字）のカードを3枚まで入れられます。

　ルールはトランプのブラックジャックをもとにした感じで、交互にカードをめくっていき、合計が21に近いほうが相手にダメージを与えるというもの。22以上になった場合は合計が0になります。Aは1か11としてカウントできるので、かなり強力ですね。Aはレアリティも高めのカードばかりです。

　ゲームのルールは実際に遊びながらご紹介していきますので、まずはデッキを作ってみたいと思います。お相手は、電撃オンラインの仮面ライダー＆TCG好きである、カール・ハインツにお願いしました。

▲僕のデッキはこちら。仮面ライダーの数だけダメージをアップする《仮面ライダーW ヒートジョーカー》の能力を使って、一気に決着をつけるデッキです。

▲カールハインツが作ったデッキはこちら。とりあえずレアリティの高いカードを詰め込んでいますね。彼は「ドラゴンデッキにしようかな」と言っていたような気がしたんですが、でき上がったデッキにドラゴン要素はなし。かろうじて、クウガ ドラゴンフォームとウィザード ウォータードラゴンに名残がありますね……。

　これでデッキができました。スリーブ着用を推奨します。サイズはカードダスサイズなので、ミニサイズのスリーブを使うといいでしょう（写真では、大きめのスリーブを使っています）

　続いて、具体的なゲームの進行ですが、まずカードをシャッフルした後、お互いデッキのトップを別のところに裏向きで置きます（このように、カードを引いて場に出すことを、ドローと言います）。このカードは、自分だけがいつでもチェックできます。

▲裏向きでカードをドロー。相手の裏向きのカードを予想しつつ戦いましょう。

　そして先攻から交互に、次の3つのうちのいずれかを行っていきます。

　1つ目は特に説明はいらないでしょう。2つ目は、カードを確定する行動です。お互いがホールドし終えたら、「ブレイクジョーカー！」と叫んで裏向きのカードをオープンし、バトルステップに移ります。

　3つ目は、カードに書かれた能力を使います。能力を使うには、デッキからコスト分のカードを、裏向きで削らなければなりません。デッキの残り枚数には注意です。

　というわけで、僕の先攻でスタート。伏せカードは5だったので、ドローして3が登場。カールもドローして4が。そしてこちらもドローして3。合計11なので、まだいけそうですね。

　ここでこちらに7が登場！　合計18！　そろそろヤバそうなので、ホールドしたいところですね。カールがドローして4。こちらはもうホールドしたいのですが、その前に《仮面ライダーナイト》の能力を使って、相手のデッキの上から2枚を破棄しておきましょう。

　そして5枚目のカードをドローするカール。なんて勇気だ……。向こうはこれで見えているだけで17です。まだ行くのでしょうか。僕はホールドです。さすがに次のターン、カールもホールドを宣言。では伏せカードをオープンします。「ブレイクジョーカー！」

　合計は18と、なんと同数。バトルステップでは、まず場のカードの数字を合計し、21に近いほうが相手にダメージを与えます。お互いHPは10点あり、先に相手を0にした側が勝ちとなります。

　出したカードの枚数がそのままダメージになりますが、特定の役を作っていた場合は“コンボ”となり、ダメージが増減します。コンボは次の6種類。BJナンバーの合計が21の場合もコンボになります。相手に5ダメージ与えられますが、6枚以上場に出ていた場合も5になるので注意ですね。

　もしカールが勝っていた場合、カードが5枚あるので基本ダメージが5、4が3つあるのでスリーナンバーで＋1、合計6点のダメージとなり、非常に危険でした……。

　同点の場合は引き分けとなり、次のラウンドを開始します。引き分けになった回数分、ダメージが＋される仕組みです。

→W ヒートジョーカーの能力がさく裂するのか!?　いよいよ戦いが決着（4ページ目へ）

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