2013年8月10日(土)
超人気ゲーム『ペルソナ4』の探偵王子──と言えばおなじみの、白鐘直斗(しろがねなおと)の活躍を描いた公式スピンオフ作品、『ペルソナ×探偵NAOTO』が、ついにコミックスとなって登場する。
▲シルバーが特徴的な第1巻のカバー。直斗のイラストとともに、実物は写真では表現しきれないかっこよさだ。 |
2012年6月に単巻の小説として電撃文庫より発売されたこのタイトルは、学帽を脱いだ長髪の白鐘直斗が主人公となって活躍する作品として、発売当初から『ペルソナ4』ファンの間で大きな話題となった。そんな小説を原作として、人気・実力を兼ね備える士貴智志先生がコミカライズしたのが、このコミック版『ペルソナ×探偵NAOTO』第1巻だ。
原作小説で話題となった直斗の水着シーンやバイクシーンなどを、コミックでさらにド迫力に、大量に見せることで注目され、連載をしている電撃マオウ(毎月27日発売)でも人気作品の1つとなっている。
物語は『ペルソナ4』におけるエンディングの1年後からはじまる。成長してちょっぴり大人っぽくなった白鐘直斗と、その相棒となる機械仕掛けの男・黒神創世(くろがみそうせい)──このケンカばかりのデコボココンビが、不審なサイト“マヨナカサイト”が関係する新たな難事件に挑んでいく。
コミック版第1巻の注目は、爆弾魔を追う完全オリジナルエピソードの第1話や、直斗と創世のコミックならではの生き生きとしたやりとりなど、原作の魅力をさらにパワーアップさせるようなオリジナルのシーンが満載であるという点だ。小説を読んだファンでも、読んでいないファンでも存分に楽しめる1冊になっている。
▲捜査を開始する直斗と創世。士貴先生が描く2人のキャラクターは、まさに『ペルソナ』シリーズらしく、スタイリッシュでカッコいい! |
▲原作小説にはない、コミックオリジナルの2人のやりとりも盛りだくさん! どれも表情豊かに生き生きと描かれている。 |
▲捜査を進めるうちに浮かび上がる、不審なサイト──「マヨナカサイト」の名前。のちに、その卑劣さ、悪らつさに、直斗たちは戦慄することになる。 |
コミック専門店での購入特典も、アニメイトでクリアシート、とらのあなでイラストカード、WonderGOOでポストカードを用意。また、士貴先生が描くコミックス『XBLADE+ -CROSS-』第7巻(講談社刊/8月9日発売)と連動した、特製クリアファイルが100名に当たる“士貴智志コミックス同時発売キャンペーン”も行われる。さらに、8月27日発売の電撃マオウ10月号も、士貴先生が描いた直斗&創世の2ショットイラストが表紙を飾ることが決まっている。
しばらくは、ゲームとはまた違った白鐘直斗の活躍から、目が離せなくなりそうだ。
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