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2013年8月9日(金)

ソニーの最新ホームシアターを最速レビュー!! 映画&ゲームをより贅沢に楽しめる4つのサラウンドシステムが登場【電撃PS×SONY】

文:電撃PlayStation

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■超薄型スピーカーを搭載した愛でるサウンドバー

  より手軽にホームシアター環境を実現したいといったユーザーに、イチオシなのが『HT-ST3』だ。高さが低く抑えられ、奥行きが薄く、極めてコンパクトな本体が特徴。30×100mmの超薄型スピーカーユニットを4基搭載し、トゥイーターを3基およびパッシブラジエーターを搭載し、これまで“ホームシアターを置く場所がない”と諦めていたユーザーは要チェックのモデルだ。

 さっそく試聴してみると、厚みのあるサウンドに驚く。もちろん、ゲーム中の細かな効果音なども聴き分けられ、敵の接近などに素早く対応できるだろう。

 本製品の魅力は極めてスリムな設計ながらも、しっかりサウンドを楽しめる点。スタンドを装着した状態でも、本体の奥行きが30mmという驚異的な薄さで、高さも42mmとグッと低く抑えられている。どんな液晶テレビでも、ラクショーで画面下に設置できるだろう。  

SONY『ホームシアターシリーズ』 SONY『ホームシアターシリーズ』
▲とにかく薄い本体サイズが特徴。横幅は、40インチ級の液晶テレビと同等で、画面の下に無理なく設置できる。2ch音源はもちろん、5.1ch/7.1ch音源の再生にも対応。 ▲サブウーファーは横置きも縦置きも可能。AVラックに収納しやすいのがうれしい。対向型サブウーファー構造により、不要な振動を抑える振動キャンセル構造で、ラックなどへ干渉しにくい。

■ネットワークに対応したリアル5.1chサラウンドシステム

 「フロントサラウンドでは物足りない!」と感じるこだわり派のユーザーにオススメしたいのが5.1chホームシアターシステム『BDV-N1WL』だ。リアスピーカーをワイヤレス化したことに加え、薄型設計で壁掛けにも対応。従来までの「リアスピーカーを置く場所がない!」といった問題を解決した。さらに、スピーカ―の配置場所や角度に合わせ、音場を自動補正してくれるスピーカーリロケーション機能も備え、理想のサラウンド感を実現している。

 また『BDV-N1WL』は、ネットワークに対応してることも大きな特徴。DLNAに対応した機器に保存した音楽や動画のストリーミング再生も可能だ。iPadやAndroidタブレットなどをリモコン代わりとして使い、自室のPCに保存してある音楽データを、リビングの本製品で再生するといった使い方もできる。PCやLANハードディスクに保存してある音楽や動画を、手軽に高音質で楽しめるのは魅力的だ。

SONY『ホームシアターシリーズ』 SONY『ホームシアターシリーズ』
▲壁掛けも可能な軽量かつ薄型なスピーカーを採用。スピーカーロケーション機能を使えば、理想の場所にスピーカーを配置できなくても、臨場感あふれるサウンドを楽しめる。ブルーのイルミネーションが美しい。 ▲本体は、CD/SA-CDはもちろん、DVDやBD、USBメモリーなどを直接再生可能。またPCやHDDレコーダー、スマートフォンなどのストリーミング再生にも対応し、コンテンツの再生を本製品に集約できて便利。

 試聴してみると、擬似的にサラウンドを実現しているフロントサラウンド方式とは、比べものにならない臨場感を味わえる。また、白を基調とした本体に、ブルーのイルミネーションが組み合わせるなど、デザイン性を追求している点も本製品の魅力。リビングに配置するのが楽しくなる逸品だ。

■1台10役をこなすひとり暮らしに最適な省スペースシアターコンポ

 リビングではなく、自室のサウンド環境を充実させたいといったユーザーに最適なのが、2.1chホームシアターシステム『BVD-EF1』だ。ペットボトルサイズのフロントスピーカーとブックスタンドサイズの小型ウーファーといった省スペース性の高さが魅力で、パソコンを置いた机の上などにも、無理なく設置できる。『BDV-N1WL』と同様に多彩なメディアが再生可能で、NFCにも対応しておりワンタッチでスマホなどへ接続し、音楽データの再生といったこともできる。

 気になる音質は、低音域が柔らかい印象で、サウンド全体のバランスが良い。加えて、2.1chながらも、意外なほどにサラウンド感があり、イージーリスニングに利用するにはうってつけだ。また、本体はCDやDVD、BDなどの再生が可能で、それらのプレーヤーとしても活用できるのも魅力。狭いスペースで、しかも大音量にはできない、小誌編集部に導入したいところである。

SONY『ホームシアターシリーズ』
▲省スペース性が高く、十分に机の上へ接地できるサイズ。サブウーファーを鳴らしすぎない小低音設計で、ボリュームが小さくても低音域がしっかり出力されている。2.1chのわりに、しっかりとサラウンド感を得られる。

 電撃PlayStationでは、新製品の情報に目がない担当編集&ライターが、VAIOやXperiaなどSONYの新製品をレビュー&解説するコーナー『DIGINAVI S』を不定期で連載中。本誌の内容もぜひチェックしよう。

(C)2013 Sony Corporation, Sony Marketing (Japan) Inc.

▼ホームシアターシステム『HT-ST7』
■メーカー:SONY
■価格:オープン価格(予想実売価格13万円前後)
■発売日:2013年8月31日
▼ホームシアターシステム『HT-ST3』
■メーカー:SONY
■価格:オープン価格(予想実売価格6万円前後)
■発売日:2013年10月19日
▼ホームシアターシステム『BDV-N1WL』
■メーカー:SONY
■価格:オープン価格(予想実売価格6万円前後)
■発売日:2013年8月31日
▼ホームシアターシステム『BVD-EF1』
■メーカー:SONY
■価格:オープン価格(予想実売価格4万円前後)
■発売日:2013年8月31日

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