2013年8月27日（火）
本日サービス開始の『新生FFXIV』吉田直樹氏にインタビュー！ 『FF』らしい物語を期待している人にはドンピシャなストーリーに注目
■リテイナーはプレイヤーを手助けしてくれる存在に
――チョコボ育成についてですが、アクション修得に使うポイントはどのように得られるのでしょうか？
一緒に戦っているとチョコボに経験値が入り、一定値までたまるとランクアップしてポイントを得られるので、それを使って好きなアクションを修得できます。チョコボのレベルは呼び出したプレイヤーに合わせられますが、ランクは別の概念になっているのでレベル50で呼び出してもちゃんと経験値を入手できますよ。
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――バディ関連でもう1つ伺いたいのですが、魔導アーマーとは正式サービススタート時から一緒に戦えるのでしょうか？
魔導アーマーのバディ化はアップデートで行う予定ですが、マウントとしてならメインストーリーを進めれば入手できます。「ここできたか！」と思っていただけるタイミングで用意してあるのでお楽しみに。
――魔導アーマーだけでなくクリスタルタワーや過去シリーズのサウンドなど、『新生FFXIV』では随所に“FFらしさ”が取り入れられていますね。
『FFII』の曲が流れた時に“おっ”となった方はいると思うのですが、そのサウンドに適した場所で使わないと意味がないと思うので、あれは「過去のサウンドも流れますよ」というメッセージだと捉えてください。例えばクリスタルタワーの中は……ね（笑）。
――他のシリーズ作の世界とのリンクを考えていたりはしますか？
そこは皆さんに想像して楽しんでもらう部分じゃないかと思っています。
――リテイナーですが、マーケットへの出品やアイテム預かりといった以外の展開はありますか？
例えばプレイヤーがソロ活動をしていたり、ログインできない間にダンジョンに派遣して素材やトークンを取ってきてくれるような存在にしたいです。まとまったプレイ時間を確保できなかったり、積極的に動くのが苦手な人が何もできないゲームにはしたくないので、リテイナーはそういったプレイヤーを助けてくれる方向に伸ばしていきます。システム的なフォローがあるだけで、ゲーム世界から切り離されている印象を受けずにプレイを続けていただけるだろうし、最先端にいる人たちよりもゆっくりかもしれないですが、そういったプレイヤーも同じ道を歩んでいってもらえると思います。
たしかに「『FFXI』にあった競売所のようなシステムに統合してほしい」という意見も理解できるのですが、プレイヤーを助ける機能はこれから先も必要だと思っているので残したいんです。その代わり、競売所と並ぶ機能は全部用意したのでぜひご活用ください。
――ちなみにリテイナーの容姿は自分で細かく決められるようになりますか？
はい、できるようになります。
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――公式アプリを配信されるとのことでしたが、あれは正式サービス開始時にリリースされるのでしょうか？
データベースとしての機能が満載で、外出中に自分の今のレベルで受けられるクエストや討伐手帳の内容を確認できるので、帰宅前にその日のプレイ計画を立てやすくなりますよ。配信開始日は、先にiOS版、少し遅れてAndroid版という順番になる予定です。あとはアプリの審査結果次第という感じです（笑）。
――最後に正式サービスを待ち望んでいたファンの方と、まだエオルゼアに踏み込もうか迷っている方へメッセージをお願いします。
毎回インタビューの締めに「お待たせしました」と言っていましたが、いよいよ8月27日から正式サービスがスタートします。僕自身はまだエンドコンテンツのバランス調整をしていますが、最後の最後まで気を抜かずベストの状態でお届けできるよう頑張っていますので、準備万端にしてお待ちください。
『旧FFXIV』のこともあってどうしようか迷っている方は、電撃さんの記事を読んだり、プレイされているお友だちに「『新生FFXIV』ってどうなの？」と聞いてみてください。序盤はいつもの『FF』のようにサクサク進むゲームにしてありますし、PS3でプレイでき、ソフトもお手に取りやすい価格にしてあるので、ぜひプレイしていただければと思います。
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ILLUSTRATION: (C)2013 YOSHITAKA AMANO
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