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2013年8月15日(木)

『コンセプションII』発売直前レビュー! 第2章から登場する3人のヒロインを中心に、製品版ならではの見どころをお届け!!

文:まさん

 第1章まで遊べる“序盤まるごと体験版”がPS Vita用に現在配信されている、スパイク・チュンソフトのPS Vita/3DS用ソフト『コンセプションII 七星の導きとマズルの悪夢』。今回の記事では、8月22日に迫った製品版の発売に先駆けて、実際にプレイして感じた特徴や印象などをライターのまさんがお届けします。

『コンセプションII』

 『コンセプションII』は、魔法世界“アナザーテラ”を救うべく、主人公と7人の女聖徒、そして男女の聖徒のキズナで生まれた星の子たちが活躍するファンタジーRPGです。

 7人のヒロインとのコミュニケーションを恋愛シミュレーションのように楽しめたり、彼女たちと力を合わせて“星の子”を誕生させてダンジョンに潜る育成要素があったりと、いろいろと遊べる要素が多く、説明するのも一筋縄ではいかないこの作品。基本的なシステムは、PS Vitaで配信中の“序盤まるごと体験版”を実際に遊んでもらうか、前回の“体験版インプレッション記事”を参照してもらうとして、今回は第2章以降で登場する3人のヒロインと、アクセカスタムなどの製品版のみで遊べる要素を紹介していこうと思います。

『コンセプションII』 『コンセプションII』

■第2章から続々と参戦するヒロイン! 1人目はツンデレ枠のセリナ!!

『コンセプションII』
▲『コンセプション』らしさを体現するセリナ(声優:水橋かおり)。

 序盤まるごと体験版に登場した、フウコ、エリィ、ナリカ、クロエの4人に引き続き、第2章に入ると早速、新たなヒロイン“セリナ”が登場します。彼女は、前作の『コンセプション』のファンにはおなじみの“ルカ”のようなツンデレ枠のヒロインです。前作の“マヒル”ほどツンツンしているわけではなく、ツンからデレに移行する王道のツンデレタイプ!

 主人公との出会い方が最悪のハプニングの最中だったせいで、常に怒った態度で接してくるという典型的なツンデレですが、特徴的なのはその言葉づかい。標準語と関西弁が入り交じったような、“セリナ弁”とでもいうべき謎の言葉づかいが、とてもかわいらしいです。

『コンセプションII』
▲独特のなまりを交えてしゃべるセリナ。個人的には、戦闘に入った時の「うちらのターン!」の言い方が好きですね。メイド服のような戦闘服もよく似合っています。
『コンセプションII』 『コンセプションII』
▲セリナのセブンスバレットは全体技で、とても使いやすい印象。属性も、火と土の両方を持っており、戦闘面でも頭1つ抜けています。

 セリナの外見は、背がちっちゃく胸もツルペタと、そっち方面の大きなお友だちが大歓喜する見た目なのですが、いろんな意味で『コンセプション』らしいヒロインなので、初めて遊ぶ人はいろいろと衝撃を受けるかもしれません。

 彼女とのイベントもコミカルというか、どれも非常にバカバカしいものばかり。他のヒロインだったら、デレて仲よくなって優しいキスをして終了……となりそうな場面でも、最後までイベント内容のバカバカしさが徹底していてブレません。王道で正統派なイベントが多いフウコと対極を成す、前作の『コンセプション』が好きな人にオススメのヒロインだと思います。

 余談ですが、今回のヒロインの中では個人的にこの娘がイチバンお気に入り。最終的なパートナーとして選んだのも彼女でした。彼女やフィーネなどの3年生組は後から加わる分、戦力としても強いので、バトル面を考慮して選ぶのもアリですね。

『コンセプションII』 『コンセプションII』
▲「ペッタン、ピタピタ、ピッタンコ~!」と、「何言ってんのこの子」と言いたくなるような呪文が笑える謎のイベント。声優の水橋さんの熱演も光っています。▲胸のサイズで小学生に勝てず、涙目のセリナ。彼女に限らず、3Dモデルは表情と動きがクルクル変わって、2Dとは違った魅力があります。

→不思議ちゃんのトーリと金髪美女のフィーネの魅力が気になる!(2ページ目へ)

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データ

▼『コンセプションII 七星の導きとマズルの悪夢』(ダウンロード版)
■メーカー:スパイク・チュンソフト
■対応機種:PS Vita/3DS
■ジャンル:RPG
■配信日:2013年8月22日
■価格:5,600(税込)

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