デッキ構築型カードゲームになった『パズドラ』を一足早くプレイした感想を掲載！ カード画像も一挙大公開!!

文：宮居春馬

■プロデューサーとガチンコ勝負！

　メディアファクトリーを訪れた私と編集さんを迎えてくれたのは、プロデューサーの森川さんとプロモーション担当のALEXさんでした。「本気で勝ちに行きますよ」と初心者相手にやる気満々の森川さん。こちらも負けていられませんね。

　まずは場のセッティングをします。プレイヤー全員に《1魔法石》のカードを7枚と、得点1となる《メタルドラゴン》1枚を配ります。これが各プレイヤーの初期デッキです。場には“モンスターBOX”として、12種類のモンスター（各10枚ずつ）をそれぞれ別の山にして配置し、“メタルドラゴン”（得点カード）の山札をそれとはまた別に作ります。“メタルドラゴン”の山札は“メタドラダンジョン”と呼ばれ、つねに3枚の“メタルドラゴン”が場に出ている状態になるようにしながらゲームを進めていきます。

　得点カードは、《メタルドラゴン》4枚、《ハイメタルドラゴン》5枚、《キングメタルドラゴン》5枚、《超キングメタルドラゴン》1枚、《ヘビーメタルドラゴン》1枚という割合になっているので、どのようにしてカードを取って行くのかを考えるのも、戦略の1つと言えるでしょう。

　ちなみに、今回は初回ということで、モンスターは説明書にも記載されている基本ルールのセットを使用します。使用したカードは以下の通り。

　全員が自分の山札から手札として4枚を引いて準備完了。私のターンからゲームがスタートしました。手札は魔法石が4つと上々ですが、まずはこの4コストで《3魔法石》のカードを獲得して今後に備えます。ターン終了時には、プレイしたカードと残った手札すべてを自分の場の捨て札置き場に置き、新たに手札を4枚引きます。これで山札がなくなりますので、捨て札置き場のカードをシャッフルして、新たに山札として置き直します。このようにカードを循環させながら、デッキを強化していくのです。

　全員が、まずは“魔法石”を獲得しながら1ターン、2ターンと終了していきます。そして、新たに獲得したカードが手札に入り始める3ターン目からゲームが動き出します。獲得した《2魔法石》や《3魔法石》を活用しながらモンスターカードを獲得しにいくわけですね。獲得するモンスターを選ぶ際には、必要なコストや攻撃力はもちろんですが、スキルこそが一番重要な判断材料となります。それぞれのスキルの効果は以下の通り。

　序盤では、手札を増やしながらデッキを素早く消費できる“＋ドロー”と、プレイできる枚数を増やすことで攻撃力と発動するスキルを増やせる“＋プレイ”を持つカードに人気が集中します。

　その他にもカードをゲームから除外して、捨て札ではなく廃棄置き場におけるスキルを持つ“命護の青龍・カリン”も人気。デッキ構築型のゲームでは、不要なカードを減らして、デッキの回転を速くすることも重要です。こちらが他のカードに目移りしている間に、ALEXさんと森川さんは着実にカリンを確保していました。

▲手札を確実に増やしてくれます。必ず確保しておきたい1枚ですね。		▲低コストのカードをゲームから除外する、いわゆるデッキ圧縮用のカード。邪魔なカードを減らし、主力となるカードを引きやすくしてくれます。

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