2013年8月28日(水)
PS Storeの注目コンテンツを、電撃PSの編集&ライター陣が平日(ほぼ)毎日紹介していく特集企画、“電撃PlayStation×PlayStation Store”。話題のDL販売ゲームをはじめ、ゲームアーカイブス、追加DLC、ベスト版、PV・体験版など、ゲームを深く愛する電撃PSスタッフが、ゲーマー視点でコンテンツをピックアップしていきます。
本日紹介するのは、1996年12月13日に初代PSで発売された、閉鎖空間で追い込まれる恐怖が味わえる人気ホラーゲームのシリーズ第2弾『CLOCK TOWER 2』のゲームアーカイブス版。
場面に応じて2D&3Dの視点が入り乱れるアクションアドベンチャー『CLOCK TOWER』の続編。前作から1年後を舞台に、連続殺人事件の生き残りであるジェニファーが、再び悪夢のような事件に巻き込まれてしまいます。プレイヤーはヒロイン・ジェニファーをはじめ、ザッピングによって入れ替わるキャラを操作して、事件の解明に挑みます。前作同様、殺人鬼に補足されるとモードが切り替わり、家具やアイテムを駆使して撃退したり、身を隠してやり過ごすことで、探索モードに復帰することができます。
初代PSの頃の作品なので、さすがにローポリゴンゆえの見劣り感はあるものの、“閉鎖空間で殺人鬼に追い詰められる独特の感覚”には、今でも背筋がざわつきます。ヤツ(シザーマン)が出現すると、不気味な鐘の音とBGMが流れ出して、どこからともなく不快なハサミの音が……。この殺人鬼の登場演出に煽られて操作をミスってしまったり、袋小路に逃げ込んでしまったりと、頭では理解しているのに、行動は死亡フラグへとまっしぐらです。
余談ですが、前作にあたるシリーズ1作目は、ダリオ・アルジェント監督のホラー映画『フェノミナ』へのオマージュが込められているというのが定説で、ヒロインのジェニファーは清楚な主演女優ジェニファー・コネリーと瓜二つです(本作では少々ケバく成長していますが……)。映画に登場する醜悪な怪物や、真犯人による凄惨な殺し方など、ゲームのヒントと思わしきシーンも多数登場。1985年上映の少々グロイ作品ですが、本作とあわせて鑑賞してみると、楽しさが倍増するかも!? 未プレイの方はぜひ、この追い詰められる恐怖を味わってみてください。(ライターM)
▼過去の電撃PS×PS Store特集記事はこちらをチェック!▼
(C)SUNSOFT
データ