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2013年8月21日(水)

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』全キャラレビュー:DIO編――DIO様はエンジン音を聞いてブルドーザーと認識できる凄味がある

文:えまぬえる

 バンダイナムコゲームスから、8月29日に発売されるPS3用ソフト『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』の全キャラレビュー企画。今回の記事では、DIOをさわった感想をお伝えする。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

担当:えまぬえる
好きな部:第4部“ダイヤモンドは砕けない”
好きなキャラ:虹村億泰

■すべての生命をブッちぎりで超越した“時間を止める”という能力!
 プレイすれば“コーラを飲んだらゲップが出るってくらい”満足は確実!

 第1部から奇跡の復活を果たしたDIO様。母親を救うためエジプトに向かう承太郎一行にスタンド使いの刺客を放ち、ラストでは自らも戦ったジョースター家の宿敵です! 長い歳月を経て戦闘スタイルもスタンドに変化。スタンド“世界(ザ・ワールド)”の“時を止める”能力は、コマンド技だけでなく、瞬間移動やカウンターなどの形で再現しているのです。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 また、吸血鬼の特性も持ち、相手の体力を吸収することも可能。不死身ッ! 不老不死ッ! スタンドパワーッ! DIO様を超える者は存在しないのですッ!

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 DIO様の代名詞とも呼べる、拳による突きのラッシュを繰り出す技も再現。地上では“無駄無駄無駄無駄ァーッ!”、空中では“スタンドのパワーを全開だッ!”として使用可能です。また、花京院にトドメを刺した技“これが…『世界』だ!”も登場。本体ごと瞬間移動し、スタンドが攻撃が強烈なボディーブローを放つ技として描かれているのです。“時を止める”ことは、DIO様にとってHBの鉛筆をへし折ることと同じようにできて当然!

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 ハートヒートアタック“青ざめたな…”は、相手を上空へ打ち上げた後に時間を停止、無数のナイフを相手の周りに投げつけ、その後時間停止を解除! 例え止まった時の中に入門し、何秒か動けたとしても回避は不可能でしょう!

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 グレートヒートアタックは、もちろん“ロードローラーだッ!”です! ザ・ワールドのきっかけ攻撃がヒットするとと、どこからともなく持ってきたロードローラーとともに相手へ落下。そのまま押しつぶしてひじ打ちで追い討ち! 最後にロードローラーを爆破させてフィニッシュ。この技をキメれば、DIO様を超える者はいないことが証明されるのだ!

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 なんとも無慈悲な技ですが、相手が承太郎の場合、ある条件を満たされると「おれが時を止めた」という、あのシーンも再現! 決められると、水面で呼吸しようとした瞬間に足をつかまえられて水中に引きずり込まれる気分も味わえてしまう原作の再現度なのですッ!

■原作通り、相手の虚を突いた戦いをすれば、最高に“ハイ!”な気分が味わえる!

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 承太郎のスタープラチナとは“同じタイプのスタンド”ですが、キャラクターの使用感はかなり異なる印象。DIO様は、やはり“無駄無駄無駄無駄ァーッ!”を軸とした接近戦がメインになるのですが、“これが…『世界』だ”をはじめとした瞬間移動のコマンド技で相手の意表を突いた攻撃もできます。もちろん普通に攻めていくことも可能ですが、相手の行動を注視して虚を突ければ、原作に近い戦いができて『ジョジョ』ファンならさらに楽しめますからね。「催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ、もっと恐ろしいものの片鱗」と言わしめたその力を味わわせてやりましょう!

ジョナサンのレポートはこちら!

(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
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