『ラグナロク オデッセイ エース』発売直前プレイレビュー！ さらなる進化を遂げたハイスピード巨人狩りアクションの魅力とは!?

文：電撃オンライン

■序盤から雇える頼もしい仲間、傭兵ヘルパー！

　クエスト開始前にクエストカウンターで2人まで雇うことができるお助けキャラ的存在・傭兵ヘルパー。クエスト中に攻撃やACEスキルによる援護をしてくれる、とても頼もしい仲間です。ただし、クエストクリア時に報酬を支払う必要があるので、常に連れて行くよりは、ボス戦などの難関クエストにピンポイントで連れて行く、という運用がよさそうです。ちなみに彼らは、倒れても戦闘不能回数にはカウントされず、一定時間で復活してくれます。そのタフさ、見習いたい！　ただし、戦闘不能になるたびに復活にかかる時間は増えていきますのでご注意を。

　雇う際には職業を選べるのですが、序盤はクレリックを雇うことをオススメします。回復スキルの“ヒール”を積極的に使ってくれるので、戦闘が非常に安定するんですよね。敵の注意をひきつけるACEスキルを持つ、ソードウォーリアもいい感じです。自分がクレリックなら、攻撃力の高いハンマースミスを雇うのもアリかもしれません。基本的に、この選択肢の幅広さも、前作から大きく進化した部分の1つと言えるでしょう。

▲傭兵ヘルパーたちは、クエスト中は各々の判断で行動してくれるので、指示を出すわずらわしさなどはありません。なお、彼らが装備する武器は、チャプターを進行させるとよりよいものへと変化します。

■ランダムでマップが変化する“世界樹の塔”で、どこまでもやり込める！

　Chapter9クリア後には、衣服や武器など各要素の開放の他、世界樹の塔に挑戦できるようになります。

　この塔は、潜るたびにランダムで出現モンスターやマップのつながりが変化する、やり込みがいのあるダンジョンです。指定された階層まで制限時間内でたどり着かないとクエスト失敗になってしまうので、時間との戦いにもなります！　とはいえ、低階層では制限時間に余裕があるので、ゆったりと探索しても大丈夫でした。通常モンスターが多く出現するため、集団戦が得意なソードウォーリアが輝きます。逆に敵に囲まれると弱いアサシンやハンターではちょっと厳しい印象。カードでよろめき耐性を高めるなどの工夫が必要かもしれません。

▲SPをためることで繰り出せる“ダーインスレイヴ”。攻撃力が非常に高くなるので、集団戦になりがちな世界樹の塔の攻略に役立ちます。

　世界樹の塔では、クエスト中に“戦乙女の試練（Ordeal of Valkyrie）”が提示されることがあります。制限時間内に目標を達成すると、攻撃力がアップしたり出現モンスターが増加したりします。特に攻撃力アップの効果が秀逸なので、積極的に達成を狙ってみることをオススメします。

▲中には“ノーダメージでの討伐”や“指定回数ぶっ飛ばす”など、達成難度が高いものも。状況によっては、難しい条件の達成はあえてスルーして、簡単な条件が出た時に達成を狙ったほうが無難かもしれません。

　なお、世界樹の塔のマップは狭いエリアも多く、敵に囲まれるとどうしてもダメージを食らってしまうことがあります。ポーション以外に回復手段があるクレリックは、かなり活躍できるでしょう。体力を回復するポーションを多く持ち込むか、攻撃力を高めて短期決戦を挑むかが悩みどころですね。

▲敵に囲まれてロックエリアが発生しない限りは、敵をスルーして先に進むことも可能。HPが少ない時は温存するのも大切かも？		▲塔の中では、5階ごとに補給ポイントに立ち寄れます。忘れずにポーションを補給しておきましょう。なお、ポーションの購入はできないので、あらかじめ購入しておくこと！

　通常のクエストで遭遇する通常モンスター以外にも、ボスが突然出現したりすることもあります。クエスト中にボスと何度も戦うことも珍しくないので、HPの残量には常に注意したほうがよさそうです。

　ここまで、本作の概要を駆け足で紹介してきましたが、ここで特筆しておきたいのは、“とにかくアクションが気持ちイイ”ということ。ジャンプやダッシュを駆使した多彩なアクションは、これまでの狩りゲーの概念をくつがえす、本作独自のプレイ感を味わわせてくれます。

　操作方法も非常にわかりやすいので、アクションゲーム初心者でも手軽に楽しめるところも魅力ですね。従来のカード収集の他にも、ランダムダンジョン“世界樹の塔”の登場で、よりやり込み要素が強化されているので、ゲームとしてのボリュームも満点です。

　武器やカードを収集するコレクション要素もあり、ハック＆スラッシュ的な楽しさも体験できます。手応えがあって長く遊べるゲームをお探しなら、ぜひオススメしたい作品です。皆さんも、ぜひ遊んでみてくださいね！

▲まれにレアな通常モンスターが出現！　倒せば特別なアイテムが入手できるかも？		▲ここでしか入手できないカードやアイテムも存在。コレクター魂をくすぐられますね。

→本作の広報活動の一部をちょっとだけ公開！
渋谷でこんな“奇襲広告”をやってたんです！（4ページ目へ）

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