2013年9月5日(木)
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――ではここで、柴さんに各ウタウタイたちのキャスティングについてお聞きします。7月のニコニコ生放送第1回目で、一部の主要キャラの声優陣が発表されましたが、これってどんな思惑があったんですか?
柴:思惑……というか?
――思惑というか、狙いというか……今までの『DOD』って、映画俳優さんとか舞台俳優さんをよく使われてるイメージがあったのに、今回は声優さんを中心にキャスティングされているのが気になったんです。
柴:あぁ、なるほど。答えは、実はさっきの藤坂さんの答えと一緒。今回の『DOD3』は、どこの誰に向かって作っているのかを、改めて考えた結果ですよ。遊んでくれるお客さんのことを考えると、基本は声優の方にお願いしたほうがしっくりくると思ったからです。
――なるほど。たしかに、おっしゃるとおりかもしれませんね。
柴:一番こだわったのは、演技がうまい人にお願いすることです。でも、そんな中でいろいろなサプライズは盛り込んでいるつもりですよ。たとえばゼロに、これまでたくさんのかわいいキャラを演じてこられた内田真礼さんを起用したりとかね。
――たしかにゼロは、これまでの内田さんのイメージとはやや異なる位置づけのキャラかもしれませんね。
柴:そういう部分で驚いた方もいらっしゃると思うんです。ゼロのパートナーであるミハイルにも、若手の注目声優である東山奈央さんをキャスティングしたりしてますからね。ドラゴンがあんなにカワイイ『DOD』なんて、想像できましたか?
――想像の斜め上をいくキャスティングでした。
柴:そういったサプライズが、今回のコンセプトだといえますね。主役級の2人はすごく若いんですけど、その周りをベテランの実力派で固めたことで、ものすごい化学反応が起こっています。ワン役の田中理恵さんとか、使徒役のそうそうたる面々とか、かなりすごいことですよ、本当に。
――とにかく豪華ですよね。ドMな中年のデカートに、まさかの井上和彦さんをキャスティングするとか、びっくりしました。
柴:実は、今回のキャスト陣をアテンドしてくれた方には、「このキャスティングはあり得ないですよ」って言われたんですよ。各声優さんには、それぞれに得意な色というか、イメージみたいなものがあるわけですけど、今回はその法則みたいなものにまったく従っていませんからね。
――言われてみると、そのとおりですよね。どうしてこの人がこんな役を? って驚きがありました。
柴:そう。それが最高のホメ言葉です。やっぱり『DOD』って、正面から大上段で行くのではなく、他ではやらないようなことをあえてやることに意義があると思いますからね。まだ明かしていないサプライズもありますので、ぜひご期待いただければと思います。
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