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2013年8月24日(土)

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』全キャラレビュー:ブローノ・ブチャラティ編――プレイするための覚悟はいいか? オレはできてる!

文:あべくん

 バンダイナムコゲームスから、8月29日に発売されるPS3用ソフト『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』の全キャラレビュー企画。今回の記事では、第5部に登場したギャング組織“パッショーネ”末端チームのリーダー、ブチャラティをさわった感想をお伝えする。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

担当:あべくん
好きな部:第4部“ダイヤモンドは砕けない”
好きなキャラ:噴上裕也、ファニー・ヴァレンタイン

■ブチャラティには、やると言ったらやる“スゴ味”があるッ!

 中途半端な覚悟では全身にジッパーを付けられてバラバラにされてしまいそうですが、第5部のブローノ・ブチャラティのインプレッションをお届けします! ブチャラティはイタリアのギャング組織“パッショーネ”の幹部となりながらも、自身を裏切ったボスを撃破すべく組織に立ち向かった男。冷静沈着で仲間はもちろん、街の住民からも好かれており、戦闘技術も超一流。第5部の影の主人公と言われるほどの活躍を見せてくれました。

 彼のスタンド、スティッキィ・フィンガーズは触れたものにジッパーを取り付ける近距離パワー型のスタンド。ジッパーの開閉で相手を切断したり、地面などを高速移動するなどあらゆる状況に応用が利くその能力は『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』でもしっかりと再現されています。「ブルっちまう特技だろ?」と言わんばかりの力をユーザーに見せつけてくれることでしょう!

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
▲対戦相手にスタンドを出せと要求するブチャラティ。甘ったれたことは言わせない!

 スティッキィ・フィンガーズは近接タイプのスタンド。すばやく連続ラッシュをたたき込む“アリアリアリアリ”を始め、接近戦においてかなりの強さを見せてくれます。また、切り離した腕を地面から出現させ相手を殴る“オレもすでに読んでいたぜッ!”など奇襲も得意。

 さらに“閉じろジッパーーッ!!”での高速移動、一瞬で相手との間合いを詰められる瞬間移動の“距離をおいてからきさまを始末させてもらおう”など、機動性に富んだ技が多いのも特徴です。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
▲ブチャラティは敗北が決まるラウンドで体力がゼロになると、自動で体力が少しだけ回復します! あの時すでに終わっていた命で立ち上がるッ!!
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 ハートヒートアタック(以下、HHA)は“覚悟はいいか? オレはできてる”。地面に開けたジッパーの中に相手と自分を入れ、攻撃を加えたのち飛び出します! 「任務は遂行する。部下も守る」を実現するため、あえて自らもジッパーへ飛び込むのです!!

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』
『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 グレートヒートアタック(以下、GHA)の“アリーヴェデルチ”は地面にもぐったブチャラティが突如出現し相手を空中へ飛ばして、高速でラッシュ、ラッシュ、ラッシュ!! こんなに拳をたたき込まれたら、ダイヤモンドのように固い決意を持つ気高さも、打ち砕かれてしまうことでしょう。

■ブチャラティは神出鬼没に攻めるキャラ! 相手に近づく……そして試合にも勝つ!

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 ブチャラティは近~中距離での戦いを得意とするキャラクター。発生の速い飛び道具は持っているものの、リーチが比較的短いのでそういった攻撃でけん制しつつ、“閉じろジッパーーッ!!”や“距離をおいてからきさまを始末させてもらおう”で接近。そして“アリアリアリアリ”などをたたき込んでいくのが有効だという印象です。また、こうした移動技は相手から距離を取るのにも使えるので、体勢を立て直すのにもよいでしょう。それらの移動技を駆使してトリッキーに攻めることこそ、ブチャラティの真骨頂だと言えます。

『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』

 また、これは完全に個人的な感想ですが、GHAの“アリーヴェデルチ”がホントにカッコいい! ヒット数80を超えるマンモーニもびっくりのこの技は、大ダメージが期待できるので積極的に狙っていきたいところ。“閉じろジッパーーッ!!”からはスライディングの“コイツを倒せばいいんだなッ!”など攻撃に派生させることもできるので、これらを織り交ぜつつ狙ってみてください。

 このインプレッションをやったことに、後悔はない……オレも自分の信じられる道を歩いていきたいと思います!!

岸辺露伴のレポートはこちら!

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