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2013年9月10日(火)

重大発表多数の“SCEJAカンファレンス2013”まとめをお届け――配信を見逃した人もこれさえ読めばまるわかり!

文:皐月誠

■月額500円で150タイトル以上が遊び放題の“PlayStation Plus”

 月額500円で、さまざまなタイトルのフリープレイやシステムサービスを利用できる“PlauStation Plus”では、フリープレイ用タイトルとしてさらに5本の名作がラインナップされる。対象タイトルは、以下のとおり。

・『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』9月18日~
・『GUILTY GEAR XX ΛCORE PLUS R(ギルティギア イグゼクス アクセントコア プラス アール)』10月16日~
・『魔界戦記ディスガイア3 Return』11月20日~
・『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』12月18日~
・『ラグナロク オデッセイ』12月18日~

 また、新型PS Vitaを購入した人へ、“PlayStation Plus”の90日利用チケットがプレゼントされる。その他、同サービス限定コンテンツの『Miku Miku Hockey』が明日9月10日~11月19日にかけて配信される。

●動画:Miku Miku Hockey プロモーション映像

■従来のPS Vitaモデルも継続して販売

 従来のPS Vitaも、新型PS Vitaと並行して販売が継続される。特に3G/Wi-Fiモデル(型番:PCH-1100)について、『パワプロ スタジアム』、『みんなといっしょ』、『みんなのGOLF 6 PS Vita the Best』、『メモリーカード 32GB』、そして画面保護フィルムやdocomoプリペイドデータプラン20hが同梱された、『3G/Wi-Fiモデル Play! Game Pack』の発売が発表された。この商品は10月31日の発売で、価格は24,129円(税込)となっている。

 これら以外にも、PS Vitaでは2014年3月末までに100タイトル以上(the Best含む)がリリースされる。『サカつく プロサッカークラブをつくろう!』や『超次次元ゲイム ネプテューヌ Re;Birth1』など、多彩なジャンルの注目作が存在するので目が離せない。

 今後発売されるタイトルの一部が、ラッシュ映像にて上映された。ラッシュに含まれたタイトルは以下の通り。

・『英雄伝説 閃の軌跡』/日本ファルコム
・『無双OROCHI2 Ultimate』/コーエーテクモゲームス
・『ダンガンロンパ1・2 Reload』/スパイク・チュンソフト
・『ガンダムブレイカー』/バンダイナムコゲームス
・『AKIBA’S TRIP2(アキバズトリップ2)』/アクワイア
・『ゴッドイーター2』/バンダイナムコゲームス
・『新・ロロナのアトリエ はじまりの物語 ~アーランドの錬金術士~』/ガスト
・『真・三國無双7 with 猛将伝』/コーエーテクモゲームス
・『ドラゴンズドグマ クエスト』/カプコン
・『Tearaway ~はがれた世界の大冒険~』/SCE
・『ファイナルファンタジーX HDリマスター』/スクウェア・エニックス
・『ファイナルファンタジーX-2 HDリマスター』/スクウェア・エニックス
・『ソウル・サクリファイス デルタ』/SCE
・『ラブライブ! School Idol Paradise』/角川ゲームス
・『初音ミク ‐Project DIVA‐ F 2nd』/セガ
・『艦隊これくしょん(?)』
・『ファンタシースター ノヴァ』/セガ
・『フリーダムウォーズ』/SCE
・『うた組み575』/セガ
・『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』/スパイク・チュンソフト
・『テラリア』/スパイク・チュンソフト

 この中でも特筆すべきが、ブラウザゲーム『艦隊これくしょん』のキャラクターが一瞬映り込んだことだろう。PS Vitaで『艦隊これくしょん』関連コンテンツがリリースされるのは間違いないだろうが、それがゲームなのか、ゲームだとするとどのような形態なのか、あるいは別の何かなのか、現在大人気のタイトルだけに動向が気になるところだ。

(→『艦隊これくしょん(?)』の速報はこちら)

■2014年11月で発売7年目を迎えるPS3

“SCEJAプレスカンファレンス2013”

 PS Vitaから、フォーカスはPS3へと移行。河野氏はPS3について、大手出版社の調査結果を引用した上で、据え置きゲームの実売シェアの実に71%をPS3用ソフトが占めていると解説。さらに、ラッシュ映像にて今後発売される注目タイトルを紹介した。映像中で紹介されたタイトルは以下のとおり。

・『アーマード・コア ヴァーディクトデイ』/フロム・ソフトウェア
・『rain』/SCE
・『グランド・セフト・オートV』/ロックスター・ゲームス
・『テイルズ オブ シンフォニア ユニゾナントパック』/バンダイナムコゲームス
・『BEYOND:Two Souls』/SCE
・『ブレイブルー クロノファンタズマ』/アークシステムワークス
・『ブック オブ スペルズ』/SCE
・『ロックスミス2014』/ユービーアイソフト
・『スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE』/バンダイナムコゲームス
・『ウォーキング・デッド』/サイバーフロント
・『バットマン:アーカム・ビギンズ』/ワーナー エンターテイメント ジャパン/ワーナー・ホーム・ビデオ
・『ドラッグ オン ドラグーン3』/スクウェア・エニックス
・『エースコンバット インフィニティ』/バンダイナムコゲームス
・『戦国BASARA4』/カプコン
・『ジェイスターズ ビクトリーバーサス』/バンダイナムコゲームス
・『ダークソウル2』/フロム・ソフトウェア

●レースゲームの最高峰『グランツーリスモ』はさらなる高みへ

“SCEJAプレスカンファレンス2013”
▲山内一典氏

 河野氏は「PS3のタイトルに関してわくわくするニュース」があると語って壇上へ招いたのは、ポリフォニー・デジタルのプレジデントである山内一典氏。山内氏が紹介したのは、もちろんポリフォニー・デジタルが開発中である『グランツーリスモ6』だ。

 『グランツーリスモ6』を構成するのは、内側への“向心力”と外側への“遠心力”とのこと。ここで言う“向心力”とは、レースゲームの基本を極めるためのゲームエンジン、美麗なグラフィックを実現するレンダリングエンジン、山内氏が「一番の大きな変化と言っていい」と語る物理シミュレーション、1,200台の登場車種、37景観76レイアウトのコースといった質・量ともに充実した内的な要素。そして“遠心力”とは、PS3だけでなくスマートフォンやタブレット端末、PCなどからアクセスできるようになったコミュニティや、さまざまな企業の協力によって実現した“Vision Gran Turismo”による外側への拡張性を指す。

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 “遠心力”のひとつ“Vision Gran Turismo”は、アルファロメオや日産、ナイキなど自動車メーカーや個性的なブランドが、ゲーム中に登場するコンセプトカーをデザインするという企画だ。今回、そのトレーラー動画も公開された。ユニークなセンスが光るコンセプトカーの一端を覗いてみよう。

●動画:GT6 Concept Movie #4 “Vision Gran Turismo”

 『グランツーリスモ6』は、12月5日に発売され、価格は6,980円(税込)。バリエーションとして、さまざまな特典が同梱された『グランツーリスモ6 初回限定版 -15周年アニバーサリーボックス-』が7,980円(税込)、本体同梱版の『PlayStation 3 スターターパック グランツーリスモ6同梱版チャコール・ブラック』および『PlayStation 3 スターターパック グランツーリスモ6同梱版 クラシック・ホワイト』が25,980円にて発売される。

(→『グランツーリスモ6』の速報はこちら)

→日本国内におけるPS4の発売日&価格が決定!(3ページ目へ)

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