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2013年9月20日(金)

『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』のTGS試遊レポをお届け――海戦からスムーズに砦の攻略を楽しめる!【TGS2013】

文:ヒビキタケル

 アサシン(暗殺者)となって、ターゲットを暗殺したり、広大な世界を探索しながら壮大な物語を楽しめる『アサシン クリード』シリーズ。その第1作からプレイしているヒビキタケルが、PS4版『アサシン クリード4』のTGSでの試遊台をプレイしてきたので、そのレポートをお届けします。

『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』

 本作の舞台はカリブ海で、主人公であるエドワード・ケンウェイは、アサシンとは別に海賊としての顔を持っています。TGSの試遊では、海賊としての一面が強く出たシーンが中心ですね。まずは海賊船を操って周囲の敵船を大砲で攻撃しつつ、岸壁にある敵の砦を攻略するのが最初の目的です。

 プレーを始めて目についたのが水の表現のリアルさ! 荒れ狂う海の泡しぶきや細かい波など、臨場感がとてつもなくあります。波に海賊船が飲まれるとブリッジの上を海の水が「ざっぱーん!」と流れていくのが見えたり。さすがはPS4! な表現力です。

 海戦部分は前作『3』にもあった要素で大きくは変わっていません。海賊船を加速させると視点が高くなり、周囲を見渡しやすくなるので、まずはこの状態で敵船を攻撃しやすい位置に持っていって減速。そこから攻撃をすると敵船を倒しやすかったです。

 敵船への攻撃はL2ボタンで照準を出して狙いをつけ、R2ボタンで大砲を発射。画面上に△ボタンが表示されたら、△ボタンを押しっぱなしにしてマークが光ったときに離すと、誘導性のある弾が発射できます。

 反対に敵が攻撃してくるときは赤いラインが見えるので、間に合うなら加速して降りきる。間に合わない場合は□ボタンで隠れるとやりすごせます。

 敵船がある程度弱ったところで、自分の海賊船を横付けすると相手の船に乗り込んで攻撃できる……という説明を受けたのですが、今回のプレーでは先に船を沈めてしまったので体験できず。このあたりはぜひ会場にきて試してみていただければと……。

『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』

 敵船がある程度片付いたら、次は砦に海賊船を横付けして大砲で攻撃。砦を攻撃する場所は2カ所ありますが、マトが大きいので狙いはおおざっぱでも当たってくれます。

 砦にある程度ダメージを与えると「砦に上陸せよ!」というようなメッセージが流れて、目標地点が表示。船を減速させつつ近づいて碇をおろせば、そのまま海に飛び込んで砦戦に突入です!

 本作では海と地上がシームレスでつながっているので、読み込みや暗転などの場面転換がなくスムーズに移行できるのはうれしいですねー。

 砦に突入すると海賊たちと敵の兵士が戦っているところを、ターゲットである敵の将校を目指して進んでいきます。使用できる武器は二刀流の剣と拳銃、アサシンブレード。今回のミッションでは暗殺という感じではないですが、味方の海賊と戦っている敵の兵士におもむろに近づいてアサシンブレードでブスリ、という前作でも通用したテクニックが使えます。

 個人的に気に入ったのは二刀流での戦い。カウンターや防御崩しなどを使いつつ戦うと、流れるような剣技で敵を圧倒できます。

 ターゲットである将校を倒すと、砦の奥に目的地が変更。そこで、ある人物に会うムービーが流れて体験版は終了となります。時間にしては約10分前後。海戦に手こずっていると砦での戦いに時間の余裕がなくなってしまうので、敵船を全滅させなくても砦への攻撃を優先したほうがいいかもです。

 TGSの試遊では物語の一端しかわかりませんが、豪胆な海賊の船長である新たな主人公がこのあとどうなるのか……非常に気になる!

『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』

■東京ゲームショウ2013 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2013年9月19日~20日 各日10:00~17:00
 一般公開日……2013年9月21日~22日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料

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