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2013年9月21日(土)

3つのフォームチェンジを駆使して戦う『ガイストクラッシャー』をプレイ! ガイストより強い本当の敵は巨大なクラッシュメタル!?【TGS2013】

文:kbj

 千葉の幕張メッセで開催されている東京ゲームショウ2013のカプコンブースで試遊できる、3DS用ソフト『ガイストクラッシャー』体験版をプレイしたので、レポートする。

『ガイストクラッシャー』 『ガイストクラッシャー』

 アクションゲームと聞くととりあえず触ってみたくなるkbjです。実は、この『ガイストクラッシャー』は発表された時から気になっていたタイトル。なぜならば、子どもが夢中になりそうな要素がたっぷり入っているうえに、ゲームとしてもおもしろそうだったからです。

『ガイストクラッシャー』 『ガイストクラッシャー』

 本作のおもしろさは、武装・変形・収集。金属生命体であるガイストからとった金属を加工したガイストギアを“武装”して、“変形”させて、“収集”するのですが、今回プレイしたのは体験版ということで、“変形”にスポットが当たっていました。

 本作では、ガイメタルを全身にまとったメイルフォームと、武器タイプで攻撃するウェポンフォームを切り替えつつ戦っていくことになります。前者はガードを使えるバランスタイプで、後者はステップで攻撃を避けながら強力な一撃を叩き込む攻撃タイプ。ガード、ステップともに体力ゲージの下にある“ガッツゲージ”を使うので、好みや相手に合わせて切り替えていきましょう。

 各フォームの感想をもう少し書くと、メイルフォームは攻撃自体はそこまで強くないのですが、手数で押していく感じ。また危険な時にガードできるので、安心感があります。ウェポンフォームは攻撃こそ強いのですが、防御手段はステップなので、まったく油断できません。しかし距離を調整しつつ戦えるので、自分の好きな間合いで戦うことが可能。個人的には、ウェポンフォームの爽快感がクセになりましたね。

 まずは、ザコ敵を倒していくことに。ロックオンした敵に近寄り、とりあえずボタンを連打すれば攻撃がガシガシつながります。ただし、何も考えずに連打していればいいというわけでなく、ザコ敵もしっかり攻撃してきます。体験版ではダメージが少なかったけど、製品版ではもうちょっとシビアになりそうです。

『ガイストクラッシャー』

 進んでいくとボスであるガイストが登場。このボス戦は、敵の攻撃をちゃんといなしつつ、自分の攻撃を与えていく必要があります。サッカーのようなもので、敵が攻撃している時はしっかりとガードを固めて、それをしのいだら今度はこちらが攻撃をしていく感じです。比較的簡単だったザコ戦とは異なり、ここの作りは我慢させるデザインになっていて、そういう綱引きの部分でもちゃんとアクションゲームになっていると感じました。子どもたちも、ここでアクションゲームのルールというかお約束を学んでほしいという、開発サイドの願いも入っていそうですね。

『ガイストクラッシャー』

 また、このころにはガイストそのものになれるエクストリームフォーム発動のためのゲージがたまっていると思うので、とりあえず発動してみるのをオススメします。このフォームは体が大きくなり敵からの攻撃を受けがちなので、高い攻撃力でガンガン押してこちらのペースにしてしまいましょう。一定時間でもとのフォームに戻されてしまい、体力も戻っていた(ような気がする)ので、ダメージも気にしなくていいんですよ。

 ボスの体力ゲージの下には気絶ゲージがあり、これがなくなると敵が動かなくなるのでチャンスになります。シングルプレイだったため、チャンスタイムをそこまで有効的に使えたのかはわかりませんが、ウェポンフォームや下画面に表示されたガイストアーツなどを駆使しつつ、攻撃を当てていきましょう。

 協力プレイ時には気絶ゲージがなくなりそうになったら声をかけあったり、うまく減らすために連係したりという、コミュニケーションが重要になりそうですね。マルチプレイはかなり熱くなりそうな予感がします。

 さて、ボスを倒したらクラッシュメタルと呼ばれる“ガイストの核”がむき出しになっている“クラッシュチャンス”に突入します。制限時間以内にクラッシュメタルをクラッシュさせれば、新たなガイメタルが入るという単純なものです……単純なものなんですが、ガイメタルがかなり固い!

『ガイストクラッシャー』 『ガイストクラッシャー』

 結構攻撃しているつもりだけど、まだクラッシュしないの? なんか、金属のような部品が全然減らないんだけど!? いろいろな攻撃を試したにもかかわらず、まさかのタイムアップ。そして、そのまま体験時間は終了となりました。

 どうやら、ガイストよりもクラッシュメタルのほうが強敵だったようです。何よりもきつかったのは、アテンドしてくれたお姉さんがちょっとしょぼくれている自分に対して「倒せない方もいますよ……」と、気を使って声をかけてくれたことだったんですけどね。「メインターゲットは子どもだろうし、そこまで難易度は高くないだろうな」と思っていたkbjの心は、見事なまでにクラッシュされましたよ。

『ガイストクラッシャー』

 それはさておき、サクサク動いて、ガシガシ攻撃できる『ガイストクラッシャー』。試遊すると特製ポーチがもらえるので、会場に行く人はプレイしてみては?

『ガイストクラッシャー』 『ガイストクラッシャー』
▲ブースには、ゲームと連動する玩具として発売される『ガイメタル』が展示されています。また試遊台にも置かれていました。

■東京ゲームショウ2013 開催概要
【開催期間】
 ビジネスデイ……2013年9月19日各日10:00~17:00
 一般公開日……2013年9月21日~22日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)1,200円(税込)/前売1,000円(税込)
※小学生以下は無料

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