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2013年9月30日(月)

『ドラッグ オン ドラグーン3』“鉄塊”&“終焉の警鐘”ウェポンストーリー公開。シリーズファンは、あえて読まないほうがいい!?【電撃DOD3】

文:タダツグ

 12月19日にスクウェア・エニックスから発売される、ダークファンタジーARPG『ドラッグ オン ドラグーン3』。その新情報として、2つの武器にまつわる“ウェポンストーリー”を公開する。

『ドラッグ オン ドラグーン3』
▲『DOD3』のイメージイラスト。

◆──<WEAPON STORY>──◆
武器ごとに設定された物語を楽しめる

 さまざまな武器を駆使して、敵を撃破していく『DOD』シリーズのバトルシーン。本シリーズの武器には、その1本1本にオリジナルの物語(=ウェポンストーリー)が設定されている。この物語は4章仕立てで構成されており、武器レベルを上げることで少しずつ開放されていく仕組みだ。

 シリーズファンにとってはお楽しみ要素の1つであるこのウェポンストーリー。内容はゲーム本編の謎に迫るヒントが散りばめられたものから、本編とは直接的にかかわらないものまで、じつに多彩。もちろん、『DOD3』の武器にもこのウェポンストーリーは設定されているので、武器のレベル上げがはかどりそうだ。

『ドラッグ オン ドラグーン3』
▲『DOD3』でゼロが使用する武器は“剣”、“槍”、“格闘装具”、“戦輪”の4種類。各カテゴリごとに複数の武器が用意されており、全武器に個別のウェポンストーリーが設定されている。

 今回はシリーズ初登場となる槍・終焉の警鐘と、これまでのシリーズすべてに登場している剣・鉄塊という、2本の武器の物語を紹介。LV4までを公開しているので、ゲーム発売前のネタバレが気になる人は要注意だ。


――終焉の警鐘 【槍】――

『ドラッグ オン ドラグーン3』

《LV1》
それは、ある槍の物語。ある男の手に渡った、ある槍の物語。
男は知らなかった。自身の刻(とき)に終わりが近付いていることを。
槍は知っていた。男の刻に終わりが近付いていることを。


『ドラッグ オン ドラグーン3』

《LV2》
男は愛していた。その槍を振るう度に鳴る儚くも美しい音色を。
そして槍はなき続けた。男に終わりを告げようと。
いつしか男は息絶えた。激しい戦場で愛する槍の音が鳴り響く中。


『ドラッグ オン ドラグーン3』

《LV3》
それは、終わりの物語。ある男の刻が終わった物語。
冷えた肉塊になってしまった男の横で、
槍は568番目の持ち主の死を、ただ静かに嘆き哀しんだ。


『ドラッグ オン ドラグーン3』

《LV4》
槍は次の持ち主を待っている。持ち主の命が失われる終焉の刻に、
再びその美しい音色を鳴らす日を。永遠に続く刻の中で、
幾度となく終わりを見てきた槍は今も待ち続けている。


●TDBのつぶやき:読み終えた後に「これぞウエポンストーリー!」とつぶやきたくなるほどの、王道ウェポンストーリー。幾多の戦士の手を渡り歩き、持ち主に死が迫るたびにその刻を知らせる鐘が鳴るさまが、容易に想像できちゃいます。体力が減っている時に武器を振ると、いつもとは違った音がしたりしたらステキですよね!

 っていうか、568回も持ち主の死を見ているあたり、どんだけ歴史があるんだよとツッコミたい。むしろ、この武器を持つこと自体が死亡フラグなんじゃね? といぶかしんでしまうほど。ちなみに、ゼロは569番目の持ち主ってことになるのでしょうか。え、ってことはつまり……!?

→シリーズ皆勤賞の“鉄塊”に迫ります!(2ページ目へ)

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