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2013年10月3日(木)

『戦国BASARA4』登場キャラを紹介――前田慶次は新生・前田軍の総大将に! 天海はプレイアブル武将として参戦

文:キャナ☆メン

 カプコンが、2014年1月23日に発売するPS3用ソフト『戦国BASARA4』。本作に登場するキャラクターを紹介する。

『戦国BASARA4』

 本作は、さまざまなメディアで展開されている『戦国BASARA』シリーズの最新ナンバリングタイトル。今作『戦国BASARA4』では、“戦国創世”がテーマに掲げられ、新たな設定と新たな世界でストーリーが描かれていく。新プレイアブル武将の登場や、アクション・ドラマ面の強化など、さまざまな新要素が導入されるのも特徴だ。登場武将は、シリーズ最多の40人を数えるという。

 今回の記事では、新生・前田軍を率いる“前田慶次”と、ゲーム中では敵武将としてのみ登場する“前田利家”と“まつ”の2人、さらに小早川軍の大将を務める“小早川秀秋”、その参謀役である“天海”の計5名を紹介していく。ちなみに、速水奨さんが声を演じるあの人物は敵武将としての登場になるが、同じく速水さんが声優を担当する天海は、プレイアブル武将として参戦する。


<絢麗豪壮(けんれいごうそう)>
前田慶次 声優:森田成一/武器:超刀・朱槍

『戦国BASARA4』

「加賀前田が家の為、恋に焦がれる人が為、
前田慶次の大傾奇、一つご覧に入れましょう!」

【物語での設定】
 新生・前田軍の総大将。かつての風来坊らしい自由奔放さはそのままに、当主としての意識が芽生えつつある。突如訪れた乱世に対して、国を背負う立場としては疑問を持つ一方で、傾奇者(かぶきもの)としては人々の発する熱気を否定しきれずにいる。

【史実では】
 母が前田利家の兄・利久の後妻となり前田姓を名乗る。豊臣政権では利家に仕え、義父の死を機に出奔。京都で浪人生活を送り、文人たちと交流した。この時に出会った上杉景勝に惚れ込み、仕官する。関ヶ原の戦いでは長谷堂城の戦いで活躍をするも、西軍の敗退で上杉に従い隠棲、和歌を詠むなど自適の余生を送った。とんちのきいた問答で秀吉から傾奇御免状を頂戴したり、利家を欺き水風呂に入れたという逸話があり、戦国一の傾奇者として知られる。

【アクションについて】
 前田慶次は、超刀による攻撃で広い範囲をカバーできる通常技を持つ。固有技も広範囲に攻撃できる技を持つが、最大の特徴はあらゆる技を固有技“恋のかけひき”でキャンセルできる点だ。

『戦国BASARA4』 『戦国BASARA4』 『戦国BASARA4』
▲固有技の“恋のかけひき”は、通常技から固有技、固有奥技までキャンセル可能にする。キャンセル後はさまざまな派生技を出せるため、トリッキーな立ち回りが行える。
『戦国BASARA4』
▲新生・前田軍の総大将となった慶次は、足利義輝と刀を交える。傾奇者として生きる慶次の胸によぎるものとは?

<豪放磊落(ごうほうらいらく)>
【敵武将】前田利家 声優:坪井智浩/武器:三叉槍

『戦国BASARA4』

「最強夫婦が支える慶次は、もっと最強だ!」

【物語での設定】
 前田慶次の叔父であり、妻・まつの作る飯を何よりも好む武将。当主の座を前田慶次に譲ってからは、これまで以上に豪快な槍さばきを見せ、“槍の又左”の健在ぶりを示す。かつての主君・織田信長の動向を気にかけている。

【史実では】
 槍の名手で“槍の又左”の異名を持つ。織田信長に仕えたが、信長が本能寺の変で討たれると羽柴秀吉に臣従。以後は豊臣の宿老として従軍し、加賀藩100万石の礎を築く。秀吉の死後は派閥争いの仲裁役となり、徳川家康を牽制した。傾奇者の風潮を好み、若年のころは女物の着物や動物の毛をあしらった着物などの派手な格好をしたうえ、腰に赤鞘の太刀をぶら下げ、途方もない長さの朱槍を携えていたという。

『戦国BASARA4』 『戦国BASARA4』
▲自ら身を退き、慶次を支える役割になった利家。まつとの新たなドラマが展開するという。上の画像では、秀吉と対峙する場面も見受けられるが……どのような物語が描かれるのだろうか。

<賢才瞬麗(けんさいしゅんれい)>
【敵武将】まつ 声優:甲斐田裕子/武器:薙刀

『戦国BASARA4』

「新しき前田軍、まさに新鮮な野菜の如き瑞々しさ!」

【物語での設定】
 夫である前田利家とともに新しい前田軍を支えるべく、薙刀と料理の腕を振るう武門の妻。前田慶次を当主としてふさわしい武将にするため、日々、厳しくもやさしいお説教を繰り返す。

【史実では】
 前田利家の正室。学問や武芸に通じた女性であったとされる。賤ヶ岳の戦いで柴田勝家に与した利家が敗走した際、越前府中で羽柴秀吉に会って和議を講じ、利家の危機を救った。利家が病死すると出家する。後に、前田家が徳川家康から謀反の嫌疑をかけられた際には、交戦を主張する長男・利長をなだめ、それを解消させるため自ら人質となって江戸に下った。14年間を江戸で過ごしながら、前田家のために奔走した。

『戦国BASARA4』 『戦国BASARA4』
▲相変わらず賑やかな様子の前田家。まつは、料理の腕を振るってしっかり慶次と利家を支える。

→次のページで小早川軍のプレイアブル武将2名を紹介!
 金吾はやっぱり食いしん坊で、天海の本当の名は……(2ページ目へ)

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