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2013年10月6日(日)

『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』の参戦キャラや電撃文庫2作品のアニメ化が発表された“電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト”ステージ

文:megane

 10月6日に秋葉原UDXとベルサール秋葉原にて開催されたイベント“電撃文庫 秋の祭典2013”。秋葉原UDXのメインステージで最後に行われた“電撃文庫創刊20周年大感謝プロジェクト”ステージの模様をお届けする。

 本ステージは、電撃文庫の作品とのメディアミックスを行っているタイトルの最新情報を伝えるもので、毎月10日と25日に配信されている電撃文庫のラジオ番組“うぇぶらじ@電撃文庫”のメンバーによって進行された。メンバーはおなじみとなるタレントのうえむらちかさん、声優の三澤紗千香さん、作家のおかゆまさき先生、電撃文庫編集部の三木一馬さんの4人。

“電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト”

■『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』参戦キャラ&ロケテ発表

まず最初に紹介されたのは、東京ゲームショウ2013で発表され、本日ベルサール秋葉原にて試遊台が展示されている2D対戦格闘ゲーム『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』について。

“電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト”

 ステージにはセガからプロデューサーの野中竜太郎さんとセクションマネージャーの寺田貴治さんが登場。すでに速報記事として電撃オンラインでもお伝えしているが、5人目、6人目の参戦プレイヤーキャラクターとして、『デュラララ!!』(著/成田良悟)より平和島静雄、『アクセル・ワールド』(著/川原礫)より黒雪姫の明らかとなっている。

“電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト”
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 黒雪姫を演じているのは、ステージにいる三澤紗千香さん。すでにアフレコも終了しているようで、攻撃時などに発する「ハッ!」などのセリフをいくつも収録したと語っていた。

“電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト”
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 また、同じく速報記事ですでにお伝えしているが、10月11日~13日の期間で本作のロケテストが行われることも明らかになった。場所は新宿のクラブ セガ 新宿西口店と秋葉原のセガ 秋葉原 1号館の2カ所。ロケテスト版では本日の試遊台で選択できたアスナ、シャナ、桐乃、御琴の4人に加えて、本日発表された静雄、黒雪姫の計6人を選ぶことができる。その他、本作の家庭用機版の制作も進行していることが明らかになった。機種や発売時期などは未定とのこと。

“電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト”

■『ブラック・ブレット』アニメ化

 次に行われたのは、電撃文庫『ブラック・ブレット』のTVアニメ化について。『ブラック・ブレット』は、神崎紫電先生が執筆する(イラストは鵜飼沙樹先生)電撃文庫の人気作品。人類が、ウィルス性の寄生生物“ガストレア”との戦いに敗北した近未来を舞台に、異能を持つ高校生・里見蓮太郎(さとみ れんたろう)の活躍が描かれていく。こちらについても詳細は速報記事を参照してほしい。

“電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト” “電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト”

 ステージにはゲストとして、主人公・里見蓮太郎役の梶裕貴さんと藍原延珠役の日高里菜さんが登場。梶さんは本作で演じる蓮太郎について、これまで自分が演じてきたキャラクターは2人1組で行動して、パートナーの女の子に助けられるパターンが多いが今回もそのパターンとコメント。延珠との心の繋がりを武器に戦っていく、そんなキャラクターであると紹介した。

 一方の日高さんは自身が演じる延珠について、「10歳の幼女なのにおませさんなキャラ」とコメント。一人称は“わらわ”で難しい言葉なども使うキャラだという。梶さんは“10歳の幼女”という言葉に反応して、自身が主人公役を演じている『ロウきゅーぶ!』になぞらえて「小学生は最高だぜ」と叫んでいた。しかし、蓮太郎自身はそういうキャラクターではない、とフォローもきちんと入れていた。

 なお、10月10日に原作の最新刊6巻が発売される他、コミック版が『電撃マオウ』にて連載中である。

■『魔法科高校の劣等生』アニメ化

 続いて、アニメ化発表第2弾として、電撃文庫『魔法科高校の劣等生』が紹介された。『魔法科高校の劣等生』は、佐島勤先生が執筆する(イラストは石田可奈先生)電撃文庫の小説。2011年より刊行開始となった本作は、これまでに累計290万部が発行され、10月10日には最新12巻がリリースされる。詳細については速報記事を参照して欲しい。

 ステージにはゲストとして主人公・司波達也役の中村悠一さんと、その妹である司波深雪役の早見沙織さんが登場した。

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 中村さんと言えば、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』で兄・高坂京介を演じているが、今作でもブラコン気味の妹に慕われる兄としての役柄を演じることになるという。そんな中村さんと妹役を演じる早見さんはともに一人っ子で、ブラコン、シスコンといった感情はあまり馴染みがないという。

 なお、本作のアフレコ収録はまだ始まっていないとのことだが、以前同じキャストでドラマCDというかドラマDVDを作成したことがあるとのこと。ただし、基本的には早見さんがセリフから情景描写までほとんどを担当したという。

 最後に毎回恒例である“じゃんけんプレゼント大会”が行われた。賞品はうぇぶらじ@電撃文庫のメンバーによるサイン色紙。各メンバーと4人それぞれとのじゃんけんが行われ、勝ち残った4人にそれぞれ色紙がプレゼントされた。

“電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクト”

 フィナーレとして、三木さんが考えてきたフレーズと振りを会場の人たちと行うもタイミングがまったく合わずに失敗。最終的には電撃文庫創刊20周年 大感謝プロジェクトのキャッチとなっている“おもしろいこと、これからも。”を会場とともに斉唱して、電撃文庫 秋の祭典2013のステージはすべて幕を閉じた。

イラスト/ヤスダスズヒト、HIMA
(C)SEGA (C)ASCII MEDIA WORKS
(C)2013 神崎紫電/株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/ブラック・ブレット製作委員会
(C)2013 佐島勤/株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/魔法科高校製作委員会

■“電撃文庫 秋の祭典2013”開催概要
【開催日時】2013年10月6日 10:00~18:00(予定)
【会場】秋葉原UDX&ベルサール秋葉原
【入場料】無料

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