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2013年10月30日(水)

廃校になった小学校でTCGの文化祭が開催!? “ヴァンガード文化祭”に行ってきました!

文:ファイ

 こんにちは! ライターのファイです。今回は『カードファイト!! ヴァンガード(以下、ヴァンガード)』の一風変わったイベントがあるというウワサを耳にしまして、遊びに行ってきました。

■学校の体育館でカードゲームのイベント?

 9月28日に開かれたこのイベントは、その名も“ヴァンガード文化祭”です。このイベントはブシロード公式のイベントではなく、カードショップアライアンスというTCGショップ組合による自主的なイベントです。いわゆる、非公認大会というものに分類されるかと思います。

 会場となったのは、西新宿にある“芸能花伝舎 体育館”という場所なのですが、ここは何を隠そう平成9年3月まで“新宿区立淀橋第三小学校”という本当の区立小学校があった場所なのです。その建物をそのまま利用して、現在ではさまざまな催し物を行っているそうです。

“ヴァンガード文化祭” “ヴァンガード文化祭”
▲パッと見普通の学校ですね。このスペースをそのまま活用したイベントスペースが会場です。

 小学校に行くなんて、かなり久しぶりです(笑)。でもまあ校門を通ってみると、おぼろげに覚えている小学校の雰囲気そのままの感じでした。いろいろと学生時代の思い出が走馬燈の蘇ってきますが、それはさておき体育館を埋め尽くさんばかりの人だかりです。

 スタッフの方に聞いたところによると、270名ほどの座席を用意したものの、事前受付だけでその人数を超えてしまいそうになり、当日受付をやむなく断念する人気だったようです。地方からこのイベントのために参加したファイターも多くいたとか。

“ヴァンガード文化祭” “ヴァンガード文化祭”
▲満席の会場。コスプレOKのため、思い思いのコスプレをしているファイターも多くいました。▲レン様とかレン様とか、奥にもレン様。レン様大人気!

 このイベントのもっとも特徴的だったのは、男女比だと思います。カードゲームのユーザーは男性の割合が多いと思いますが、この“ヴァンガード文化祭”では半分くらい女性という驚くべき男女比になっていました。もともと女性ファイターが非常に多い『ヴァンガード』ですが、公式の大会よりも女性が多いようでした。『ヴァンガード』の女性人気を改めて実感します。

 行われていた大会は、ひたすらフリーファイトをするだけという極めてシンプルな内容でした。文化祭というだけあって、名前の通りのお祭りです。誰が一番強いかを決めるという訳でもなく、みんなでワイワイやろうよ、といった感じのイベントでした。

“ヴァンガード文化祭”
▲スタンディングファイトスペースも用意。アニメではよく見る光景ですが、実際にやったことのある人は少ないはず!

 お昼を回ったころ、この日一番のサプライズが起きました。なんと、『ヴァンガード』の伝道師ことドクター・オーさんが登場。しかもアニメの『ヴァンガード』で新田シン役を務めている、友人の森嶋秀太さんも一緒です。がぜん盛り上がる会場ですが、今日はお2人ともプライベートなので私服だそうです。ドクター、その格好は私服だったのですね……!

“ヴァンガード文化祭” “ヴァンガード文化祭”
▲ドクター・オーさんと森嶋さんの貴重な休日のショットです。▲次々挑戦するファイターに立ち向かうドクターと森嶋さん。ドクター曰く「今日はお休みなので、ヴァンガードファイトしたかった」とのこと。

 この後もずっと『ヴァンガード』でファイト三昧をして、“ヴァンガード文化祭”は無事に幕を閉じたのでした。こういった手作りイベントも、公式イベントとはまた違った味があっていいものだなと思いました。

 友人と2人で『ヴァンガード』を持ち寄れば、それはもう立派な非公認イベントになるんだなぁと。そして、この文化祭はそれがちょっと大きい規模になっただけなんじゃないか。そんな風に思いながら僕は帰路についたのでした。それではまた!

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