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2013年10月17日(木)

【藍井エイルのゲームは遊びじゃない。】第13回『BEYOND: Two Souls』~幽霊になって大暴走!編~(動画あり)

文:藍井エイル

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』

■やっぱり実験にはハプニングがつきもの?

 いよいよ実験開始。実験の内容は、超能力でおなじみのESPカード(○や☆などのカードを当てるやつ)で、女性が選んだカードをエイデンでのぞき見して、どれを選んだか当てるというものでした。頭に付けられた器具は、ジョディの脳波を観察するための物みたい。いきなり電流がバリバリッ! ってことにならなくてよかった~。普通に考えれば、そういう状況ではないですけどね(笑)。

 実験が始まってから△ボタンを押すと、霊体のエイデンに操作が切り替わります。霊体だから姿は見えなくて、エイデンを操作している時の視点はFPSに近いかな? ジョディの時とはまた違う、フワフワした独特な操作感が味わえました。

 これだけでもおもしろいんですけど、もっとおもしろかったのは壁をすり抜けられること! エイデンは霊体だから、壁や物など人間なら通り抜けられない部分でも、自由にすり抜けられるんです。この能力を使ってもう1つの部屋に行き、カードをのぞき見しちゃいます。なんか反則っぽい気がしますけど、超能力って実際こんな感じだったりするのかな?

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』 『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
▲エイデンを操作している時は、画面の端のほうがぼやけた感じに。幽霊の演出っていったらコレですね。▲エイデンが女性の後ろ側へ行って、カードをのぞき見!

 カードの絵柄当てを進めていくと、続いて相手の部屋の物体に干渉してみてほしいという要求が。エイデンで相手の部屋に行くと、ペットボトルに青いドットを発見! この青いドットが、エイデンでアクションを起こせる対象の目印になっています。

 ペットボトルに近づいてL1ボタンを押し、対象をロックしたら左右のスティックをそれぞれ外側に。しっかり引いてからスティックを離すと、エイデンの物に干渉する力によってペットボトルがはじけ飛ぶ! やばい、めっちゃ楽しい!!! 積み木とかガラスとかを弾き飛ばして女性を驚かせていたら、ついテンションが上がっちゃって。物語では「エイデンが制御できなくなって暴走した」という流れでしたけど、私自身もかなり暴走していました!!!(詳しくは動画で!)

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』 『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』

 実験を進める以外にも、ガラスの向こうにいる研究員のフロアに行って会話を盗み聞きしてみたり、ちょっかいを出したりできます。これだけ自由度が高いと、こっちだっていろいろ実験して(試して)みたくなりますよ!!! あと、干渉したらちゃんとリアクションを返してくれるのもおもしろーい! 研究員を触ったら「寒くなってきた。ここにいますね」って気づいてくれて、イタズラ心がさわぐというかなんというか。実際の世界で私がエイデンを操れたら、こういったイタズラとか盗み聞きばっかりしてそうです(笑)。

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
▲いきなり部屋の物が飛んだり壊れたりするんだから、部屋にいた女性(おばちゃん)は相当怖かっただろうなぁ。殺されそうにもなっちゃうし……(汗)。

■スローモーションのアクションシーンに大苦戦!!!

 実験が終わると時間が進み、大人になったジョディが格闘訓練に挑むようなシーンに。北尾さんによると、物語は時系列通りに進むのではなく、子ども時代⇒大人時代⇒子ども時代という流れで、交互に進めていく形なんだそうです。この格闘シーンは、エイデンを操れる力を見込まれて、CIAの特殊部隊に入隊するシーンの1つみたいです。

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』 『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』

 このシーンでは、制限時間内にコマンドを入力するとキャラクターがアクションをしていくんですけど、これがまた難しい……。画面がスローモーションになった時に、ジョディが動こうとしている方向に右スティックを倒す、というシンプルなルールではあるけど、やってみるとかなり混乱するんですよ。

 普通こういうのって、入力するボタンやスティックの方向が画面に表示されるじゃないですか? 『BEYOND: Two Souls』はそれがなくて、ジョディの動きをしっかりと見て方向を見極めないといけないんです。ジョディは左手でガードしようとしているのに、反射的に避けようとして下に倒してしまったり……。慣れるまでは反応が追いつきませんでした。でも、テンポよく成功していくと、かなり気持ちいいです!!!

『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』 『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』 『藍井エイルのゲームは遊びじゃない。』
▲方向を間違えて、何度も上官みたいな人に殴り飛ばされる私。最後は北尾さんと一緒に「みーぎ、みーぎ、ひだり、うーえ」って声を合わせながら、なんとかクリアできました……。私、こういうの苦手かも!?

 補足ですが、製品版では方向を表示してくれるモードもあるそうなので、こういったアクションが苦手な人も安心して遊べるはずです。私は表示されないモードでがんばりますけどね。悔しいし!!!(笑)

→“実験”で得た知識を生かして“逃亡”に挑みます!(3ページ目へ)

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