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2013年11月14日(木)

続『ドラッグ オン ドラグーン3』キャラクター考察(微ネタバレあり)。ワンと『DOD1』マナの類似はヨコオタロウのトラップか?【電撃DOD3】

文:タダツグ

―トウ[Two](声優:斎藤千和)―

『ドラッグ オン ドラグーン3』

「ゼロ姉ちゃんにかまってる余裕ナーシッ!」

◆人物設定:ウタウタイの姉妹の三女。砂の国を治めている。明るく快活な性格で、誰とでもすぐに仲良くなれる、姉妹のムードメーカー的存在。相思相愛の男性がおり、愛情表現も素直なため、仲睦まじい様子を所構わず見せつけては、周囲から煙たがられているらしい。瞳の色は青。

『ドラッグ オン ドラグーン3』
▲華奢な外見のトウだが、身の丈ほどもある大剣を軽々と振り回して戦うようだ。

◆サイドストーリー“きょうの料理”から読み取れる事実:トウが料理好きであることが語られるサイドストーリー。セントがトウの使徒であることが明言されている。トウがセントにベタ惚れである様子が見て取れるため、“相思相愛の相手”はこのセントで間違いないだろう。

 トウの1人称は“わたし”。ショートカットでややボーイッシュな印象を受ける彼女だが、実は露出度が高い服を着ていたり、料理が趣味であったり、はたまたセントのさまざまな仕草に、その都度胸をときめかせてしまったりと、かなりガーリィ。意外と、誰よりも女の子らしい性格なのかもしれない。

 このエピソードではトウ以外のウタウタイたちの料理に対するスタンスも判明する。例えばワンは料理の腕も完璧で、トウいわく「ワンねえちゃんはお料理の天才」とのこと。料理を通して、彼女たちの性格を把握する手助けとなる。

『ドラッグ オン ドラグーン3』
▲実はかわいいものが好きなトウ。だが、性格は少し……いや、かなり豪快なようだ。

 ちなみに、そんなトウが料理しているのはトロルやサイクロプスの肉を使った料理。骨が硬くて普通の包丁では刃こぼれするとの理由から、自らの剣を使用して肉を切断していくなど、かなり豪快な描写が笑いを誘う。なお、切る時の掛け声は「うおりゃっ!」や「でええええいっ!」である模様。

◆『ウタヒメファイブ』から読み取れる事実:第0話から登場。道端にうずくまっている老婆に、何の考えもなく花をプレゼントしようとするなど、人懐っこい性格をしている。ただし、やや考えなしな側面も?

 戦闘中に使用するのは拳で、藤坂公彦氏が描き下ろしたゲーム用のキャライラストで見られる大剣は所持していない。外見からは想像もできないが、筋肉が異常なほどに発達しているらしく、その力は船の甲板の柵(木製)程度なら、簡単に破壊してしまうほど。ただし、意図せず柵を壊して狼狽していたことから、その力を制御できていない可能性は高い。

 ウタのチカラを発揮すると、巨大な腕を召喚して対象を殴りつける“古ノ腕爪(エグリゴリ)”を発動可能。堅牢であると思われる城の城門すら、容易に破壊できる威力を誇る。

 第0話で公開された得意技は“アイスブルー・フィスト”。イメージカラーはアクアブルーである。

◆PVから予想されること:セカンドPVにのみ登場。巨大な大剣を両手に持ち、軽々と振り回している。剣はとにかく巨大なので、さしものトウも片手では振り回せないものと予想されるが、真相はもちろんまだわからない。また、光の中に立つトウの姿も見られるのだが、どこか恍惚とした表情をしているせいか、そこはかとない色気を感じさせてくれる。


―セント[Cent](声優:置鮎龍太郎)―

『ドラッグ オン ドラグーン3』

「何せ忙しい身でして、昨日なんて8時間しか寝ていないんですよ?」

◆人物設定:トウに仕える“使徒”。双剣を駆使して華麗に立ち回る。自分自身に絶対的な自信を持つナルシストだが、惜しげもなく披露する知識は大体間違っているという、とても残念なイケメン。間違った情報をもたらし、周囲を困惑させることも少なくない。瞳の色は、トウと同系統の青。

『ドラッグ オン ドラグーン3』
▲見た目は間違いなくイケメンだが、性格は残念だといわれるセント。トウのサイドストーリーを読めば、セントが彼女の使徒であることがわかる。

◆PVや実機プレイから予想されること:ファーストPVでは、自らを“大馬鹿者”と評しながら、何者かに剣を突き立てる(と思われる)シチュエーションが見られる。この剣を突き立てた対象が何者なのか、大いに気になるところ。ネットなどでは「まさかトウでは?」といった意見も見られるとのことだが、はたして……。なお、セカンドPVでは、セントが地面にはいつくばり、もがく姿が描写されている。

『ドラッグ オン ドラグーン3』
▲現状公開されているキャラの中で、1番情報が少ないのがこのセント。それゆえ、ファンの中で様々な想像が飛び交っているようだ。

 また、実機プレイでは唯一、ゼロとセントが共闘するシーンが登場していないのも注目すべき部分。彼が仲間に加わるのは、物語の後半なのかもしれない(と見せかけて、実は一番最初に仲間になるかもしれないのが、ヨコオタロウ氏の怖いところだ)。


→ウタウタイの頂点に立つワンと、『DOD1』のマナの関係は?(3ページ目へ)

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Character Design : Kimihiko Fujisaka.

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