『コール オブ デューティ ゴースト』発売記念イベントをレポート！ エイリアンを迎え撃つ衝撃の新モードも公開

文：イトヤン

　11月8日、東京都・スパイラルホールで、“『コール オブ デューティ ゴースト』発売記念イベント”が開催された。これは、スクウェア・エニックスよりリリースされるPS4/PS3/Wii U/Xbox One/Xbox 360/PC用ソフト『コール オブ デューティ ゴースト』のうち、PS3/Wii U/Xbox 360/PCの字幕版が11月14日、PS3/Xbox 360の吹き替え版が12月12日に発売されることを記念して行われたものだ。なお、イベントの模様はニコニコ生放送（タイムシフト試聴あり）でも配信された。

▲イベントは、ゲームファンにもおなじみのDJ・森一丁さん（写真左）と、『コール オブ デルユーティ ブラックオプスII』大学対抗戦でもMCを務めたタレント・松嶋初音さん（写真右）による司会で進行した。

■エイリアンを迎え撃つ衝撃の新モードをはじめ、超大作FPSの全貌がついに明らかに！

　開幕にあたり、株式会社スクウェア・エニックス代表取締役社長の松田洋祐氏が登壇。「スクウェア・エニックスでは2009年から『コール オブ デューティ（CoD）』シリーズを日本で発売しているが、最新作である本作も、先行して発売が開始された欧米では非常に好調だと聞いている。世界で最も人気の高いFPSの魅力を、十分にお楽しみいただきたい」と語った。

▲スクウェア・エニックス代表取締役社長の松田洋祐氏。

　続いて、本作の開発を手がけるInfinity Wardでシニア環境アーティストを務めているジョン・ドビー氏と、スクウェア・エニックスのスクウェア・エニックスのローカライズプロデューサー塩見卓也氏が登壇。塩見氏の通訳で、ドビー氏による本作のプレゼンテーションが行われた。

▲Infinity Wardのジョン・ドビー氏（写真左）と、スクウェア・エニックスの塩見卓也氏（写真右）。ドビー氏はシニア環境アーティストとして、本作のマップ制作などを担当しているとのこと。

　本作のキャンペーンについて、まずドビー氏が強調したのは、これまでの『CoD』とは異なる新しいストーリー、新しい世界観、そして新しいキャラクターによって物語が展開されるという点だ。

　ドビー氏によると、本作では世界の様相が激変するほどの壊滅的な事件が発生し、現在のアメリカが持っている強大なパワーがすべて失われてしまうのだという。プレイヤーは強大な敵である“フェデレーション”に対して、弱者の立場で戦いを挑むことになるわけだ。そして物語は壊滅的な事件から10年後、プレイヤーキャラであるローガンと、その兄であるヘッシュの2人が伝説的な戦闘部隊“ゴースト”に出会うところからスタートするという。

　ここでドビー氏は、“フェデレーション・デイ”と題されたキャンペーンのステージを、実機プレイによるライブデモで披露した。このステージでは、“フェデレーション”が支配する大都市の中心部に“ゴースト”が潜入し、重要人物の確保を目指すことになるという。そしてプレイは、高層ビルの屋上からロープを使って降下し、窓の外を垂直に移動しながら屋内の敵を倒していくという、これまでにないユニークなシチュエーションが展開されていた。

▲空に花火が打ち上げられる、夜の大都会でミッションが進行。ビルのディテールの細かさや、色とりどりの光の反射など、グラフィックの美しさが際立っている。

▲窓に丸い穴を開けて、ビルの内部に侵入する場面も。敵の警戒網をかいくぐる緊迫感がたまらない。

▲再び窓の外へ脱出した“ゴースト”の隊員たちは、バルコニーへと急降下。敵を倒したところで残念ながら、プレイデモは終了となった。

　『CoD』と言えば、マルチプレイヤー対戦が海外だけでなく日本でも高い人気を誇っているが、ドビー氏によると本作では、マルチプレイも従来から大幅に変更されているという。

　シリーズで初めてキャラクターカスタマイズが導入されて、顔や体型、さらには性別なども自由に選択できるようになり、その組み合わせは2万通りにもなるとのこと。また、このキャラクターカスタマイズによってAI兵士を作成し、自分だけの“スクワッド（分隊）”編成して、さまざまな形式で協力プレイやオンライン対戦を楽しめる第3のゲームモード“スクワッド”も紹介された。

　だが、本作に用意された新たなゲームモードは“スクワッド”だけではないという。そしてドビー氏によって披露されたのが、日本初公開となる衝撃の新ゲームモード“エクスティンクション”だ。

　このゲームモードでは、コロラド州の小さな町に昆虫のような姿をしたエイリアンの群れが出現し、テラフォーミングによって地球を侵略しようとしているのだという。そこで4人の兵士が協力してエイリアンの侵略を阻止するというのが、プレイヤーの目的となる。つまり、“エクスティンクション”ではエイリアンvs.兵士という、『Cod』史上初のシチュエーションが繰り広げられるというのだ！　

　このゲームモードでは本編とはまったく異なるストーリーで、4人のチームワークを重視したサバイバルゲームプレイがが用意されている。プレイヤーは4つのクラスと25のアビリティを組み合わせることで、さまざまなバリエーションが楽しめるとのこと。対するエイリアンの側も、サソリのような尻尾から毒液を飛ばしてくる“スコーピオン”や、重装甲の“ライノ”など、個性豊かな種類が揃っているという。

▲日本初公開の“エクスティンクション”モードは、会場でPVが上映された。エイリアンの動きはかなり素早く、『CoD ブラックオプス』シリーズのゾンビモードとはプレイ感覚が大きく異なるものになりそうだ。

▲クラスシステムのサバイバルバトルということで、プレイヤー同士の連携がかなり重要になりそう。オンラインプレイの盛り上がりに、早くも期待が高まるところだ。

　またプレゼンテーションの最後には、塩見氏によって吹き替え版の実機プレイも初公開された。吹き替え版では、キャンペーンの主人公ローガンの兄であるヘッシュの声を杉田智和さんが演じている他、菅生隆之さん、山路和弘さん、三石琴乃さん、乃村健次さん、三宅健太さん、小林ゆうさんなど、豪華なキャストが日本語音声を担当しているとのことだ。

→スクウェア・エニックス社長はナイファー!？　マルチプレイ実演（2ページ目へ）

(C) 2013 Activision Publishing, Inc. ACTIVISION, CALL OF DUTY, and CALL OF DUTY GHOSTS are trademarks of Activision Publishing, Inc. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.

• 『コール オブ デューティ ゴースト』公式サイトはこちら

データ

関連サイト

• 『コール オブ デューティ ゴースト』公式サイト