2013年11月22日(金)
“鬼”の討伐で重要となるのが“部位破壊アクション”。ボスとなる大型の“鬼”は、ただ攻撃するだけでは倒すことができません。まずは“鬼”の部位を破壊し、その部位からむき出しになった生命力に直接ダメージを与える必要があるのです。この部位破壊が起こった時のエフェクトや効果音が気持ちいいんです!
▲破壊可能な部位にダメージを与えていくことで部位破壊が発生。そこから表面化した生命力にダメージを与えてやりましょう! |
また、使用できる武器種は全部で6種類あるのですが、どれも□ボタンと△ボタンの組み合わせだけで、簡単に連続技が繰り出せちゃうのです。これは、私がハマリまくった『真・三国無双』シリーズの操作方法に似ていたということもありますが、他の狩りゲーと比べて操作しやすい点はうれしいですね。
▲身軽で素早い動きから華麗なコンボが決められる双刀、長いリーチと攻撃をいなす技で中距離戦を得意とする槍など、武器種のバラエティも豊富です。 |
本作の目玉と言えるのが“ミタマ”システムです。ミタマは“鬼”に捕われた英雄の魂で、武器にはめこむことでプレイヤーの基礎能力や戦闘スタイルが変化し、さらに“タマフリ”という魔法に似た特殊な力を発動させることが可能なのです。ミタマは、日本史に登場する偉人たちや古の時代より伝わる神様、昔話に登場するキャラクターまでと、その数なんと200以上! しかも、武器によっては最大3つまで装着することが可能で、特定の組み合わせにすると特殊な効果が発動したりします。
▲平安時代に活躍した陰陽師“安倍晴明”。 | ▲徳川家を影で仕えた忍“服部半蔵”。 | ▲謎多き邪馬台国の女王“卑弥呼”。 |
▲天下人・織田信長の妹“お市”。 | ▲冠位十二階を定めた飛鳥時代の皇族“聖徳太子”。 | ▲大政奉還に尽力した志士“坂本龍馬”。 |
▲ミタマをセットした際に変化する戦闘スタイルは全部で8種類。それぞれ使用できるタマフリも変化します。 |
もちろん、ゲームの進行上、ミタマはたくさんあるとうれしいのですが、それ以上に「あの偉人はミタマとして登場しているのか?」とか「歴史上で関係のあるあの3人を組み合わせると、特殊スキルが発動するかも?」なんて想像するだけ楽しめる! トレーディングカードや某●ックリマンシールを集めるあの感覚に似ており、私の中で眠っていたコレクターズ精神を目覚めさせてくれました。ミタマの大半は大型の“鬼”との戦闘で手に入るため、ミタマ集めのためにどんどんこなしていくだけで、ニガテだった戦闘もあっというまに上達できましたよ!(笑)
発売からそろそろ半年が経とうとしている『討鬼伝』ですが、クリア後のやり込み要素も豊富でまだまだ遊びつくせぬ状態です。こまめなアップデートによりシステムがさらに改善されており、より快適にプレイできるようになっています。さらに、任務の追加配信もあり日々進化し続けているのです。
このように、他の狩りゲーではフォローされなかった点や、数多くの収集要素もありクリアまで楽しくプレイできました。興味を持った方は製品版へのデータ引継ぎが可能な無料体験版があるので、そちらをぜひプレイしてみてくださいネ!
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